最近、何かと話題の『立ちんぼ』。メディアでは「トー横界隈」や「大久保公園」で個人売春をする女性が一斉摘発されたというニュースも取り上げられるようになりました。
近頃はホストに貢ぐお金を稼ぐために立ちんぼをする女の子が増えていて、社会問題にもなっています。
……なんて気になっている女の子もいるかもしれませんね。
今回はそんな女の子のために立ちんぼのサービス内容やメリット・デメリットなどをお伝えしていきます。
立ちんぼとは?
立ちんぼとは、街頭でお客を誘う売春婦のこと。
「街娼」とも呼ばれ、路上で客引きをして近くのラブホテルなどで本番行為をする裏風俗です。
立ちんぼは風俗店やプロダクションに所属していません。個人営業なので気ままにお仕事できますが、違法なのでリスクも伴います。
「立ちんぼ」と「交援」の違い
最近、ニュースなどで「交援(こうえん)」という言葉をよく聞きます。
交援というのは、もともとは立ちんぼスポットして知られる大久保公園(東京・新宿)の立ちんぼと遊ぶことを指す俗称。「公園」と「援交」をかけて、こうした隠語が使われるようになりました。交縁をしている女の子は「交縁女子」とも呼ばれています。
つまり、交縁女子も立ちんぼもやることは一緒。出没エリアが微妙に違うだけです。
立ちんぼのお仕事内容
立ちんぼのお仕事の流れは、以下の通りです。
路上でお客を待つ
「立ちんぼ」というぐらいなので、路上に立つことがお仕事の第一歩です。
ラブホテル街周辺などに立ちんぼ女子が集まるスポットがあるので、初心者はまずそこに立つのが無難でしょう。
路上に立つ際は、足や胸を露出するなどセクシーな格好で男性の視線を惹きつけます。
お客さんと交渉する
お客さんがやってきたら、視線を送るなどしてアピールします。
お客さんが興味を示してくれたら、金額交渉にうつります。
ほとんどの場合、料金は本番込みの値段です(中には格安料金でフェラだけする立ちんぼもいます)。最初は高めの料金を提示して、だんだん値下げしていく女の子が多いようです。
ゴム有り・無しなどの条件も、交渉の段階でしっかり決めておきましょう。
料金の相場については、後述します。
プレイをする
お客さんと一緒にラブホなどに移動して、プレイをおこないます。
料金はプレイの前に必ず前金で受け取っておくのが鉄則です。そうしないと、中にはお金を払わずにバックレてしまう悪い人もいるので要注意。
プレイ内容は「本番」が主流です。
流れとしては、「一緒にシャワー」⇒「フェラ~セックス」⇒「シャワー」といった具合。立ちんぼ女子はお客とコミュニケ―ションをとらない子も多いので、プレイは割と淡々とした感じで進む傾向があります。
終わったら再び路上へ
プレイを終えたら、ちゃんとお金をもらったことを確認して退室します。
ラブホを出たら、また所定のエリアへ。
路上に戻り、再びお客さんを待ちます。あとは、この繰り返しです。
立ちんぼのメリットとは
メリット1:手っ取り早い
立ちんぼのお仕事は、路上に立つだけですぐに始められるのが利点です。
立ちんぼは、立っていればお客さんがやってきます。その場でサクッと条件を決められるのは確かに効率的と言えるかもしれませんね。
例えば、風俗店で働こうとした場合、まずお店を探してそこから応募、その後で面接……といった面倒な手順を踏まなくてはなりません。
しかも、せっかく面接に行っても採用してもらえないこともあり得ます。
それに比べたら立ちんぼの方が手っ取り早いと考える女の子は少なくないようです。
また、写メ日記を書いたりするのがわずからしいから立ちんぼを選ぶという女の子もたまにいたりします。
メリット2:完全フルバック
風俗店のお給料は、男性の支払う料金からお店の取り分を差し引いた金額になります。
しかし、立ちんぼなら男性客との直接のやり取りなのでバック率100%です。
仮にお客が2万円を支払ったとするなら、お給料は2万円。
完全フルバックなので、少ない接客数で稼げます。さらに、雑費を引かれることもないのはメリットと言えるでしょう。
メリット3:ルールが自由
立ちんぼのメリットとして、自由に働けるという点も挙げられます。
立ちんぼは「お店に管理されなくていいからラク」という女の子の声をよく聞きます。
例えば、風俗店のようにメニューがあるわけではありません。
お客との交渉次第では、本番をしないでフェラだけでもオッケー。
時間も特に決まっていないし、ノルマも一切ありません。
好きなときに働いて日銭を稼げるところに魅力を感じる女性は多いようです。
立ちんぼのデメリット
上に書いたメリットだけを見て、こう思いましたか?
いえいえ、もちろんいい点ばかりではありません。
立ちんぼには下記のようにデメリットもたくさんあります。
デメリット1:違法行為である
「立ちんぼ」「交縁女子」なんて呼ばれてカジュアル化していますが、やっていることは裏風俗。完全にアウトな行為です。
違法である以上、売春防止法で摘発されてしまうリスクは常にあります。
最悪な場合、逮捕されることもあり得るのでとても危険です。
デメリット2:トラブルに巻き込まれやすい
立ちんぼは個人売春、すなわち個人営業です。そのため、いわゆる「ケツ持ち」がいない女の子は、トラブルがあっても自己責任ということになります。
トラブルにはこんなものが考えられます。
不同意で中出しされた
レイプされてしまった
料金を回収できなかった
……etc.
また、怖いお兄さんがケツ持ちになってくれるどころか、逆にショバ代(場所代)の名目でみかじめ料を請求してくることもあり得ます。
みかじめ料とは、反社会組織が徴収する「挨拶代」や「用心棒代」などのこと。暴対法によって現在ではみかじめ料は違法ですが、リスクはゼロではないので要注意です。
デメリット3:性感染症のリスクが高い
個人売春である立ちんぼは、衛生管理も自分自身で行わなくてはなりません。
風俗店では定期的な性病検査を義務付けているケースが多く、場合によっては検査結果を提出するまで出勤ができないお店もあります。
それに対して、個人売春の場合は完全に自己責任。自分でも気付かないうちに、お客から性病をうつされていた……なんてことが起きる可能性も高くなるかも。
そのリスクを考えると、風俗で働いた方が安心かもしれませんね。
立ちんぼの料金相場
立ちんぼの料金相場は「ホ別1.5」のケースが多いようです。
「ホ別1.5」とは、ホテル代別で1万5000円という意味。女の子のレベルやお客との交渉にによっては2~3万円もらえることもあります。
時間は特に決まっていませんが、大体30分~1時間程度。大抵の場合、サービスは1回射精するまでです。
ちなみに、これは本番ありの値段です。フェラまでなら5,000円前後が相場でしょう。
そう考えた女の子もいるかもしれませんが、何度も書いたように立ちんぼはとてもリスクが高いお仕事です(というか、そもそも「お仕事」と言えるのかどうかも微妙)。
逮捕や暴力、性病などのトラブルに遇うリスクを考えるなら、風俗店で働いた方が絶対にいいと筆者は思います。
目先のことだけを考えたら立ちんぼの方が利益率がいいと思うかもしれませんが、長い目で見れば風俗店で真っ当にお仕事にした方がよほど安全でコスパ抜群ですよ。
まとめ
以上、最近話題の立ちんぼについてお送りしてきました。
立ちんぼのメリットなどをお伝えしましたが、最後にもう一度はっきりさせておきます。
当コラムの内容は、立ちんぼを推奨するものでは決してありません。
だって、立ちんぼは裏風俗。違法な犯罪行為ですからね。
手っ取り早く稼げるからといって、安易に立ちんぼに走るのはとても危険です。
ハイリスクな立ちんぼよりも、ローリスクハイリターンな風俗のお仕事を選ぶことを強くおすすめします!