女の子が風俗バイトを始めるきっかけとして「奨学金返済のため」という声をよく聞きます。
実際、現在風俗バイトをしている女子大生や専門学校生の中にも、奨学金をもらいながら学校に通っている人も多いのではないでしょうか?
あるいは、これから奨学金制度を利用しようと計画している子も多いはず。
そんな疑問を解消するべく、今回は知っているようで知らない奨学金について深掘りしてみます。
特にわかりにくい「保証制度」について詳しく説明するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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「学費」でも「借金」なのは変わらない!奨学金の落とし穴
大学生の2人に1人がお世話になっている奨学金制度。
しかし、奨学金が将来重くのしかかる「莫大な借金」だという自覚を持たずに、安易に借りてしまう人も多くいます。
奨学金制度は金融事業と位置付けられており、奨学金は「学生ローン(学生が対象のキャッシングサービス)」と何ら変わらないんです。
そもそも奨学金とは何なのか。日本学生支援機構は次のように説明しています。
経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また、経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう、「貸与」または「給付」する制度のこと。(日本学生支援機構HPより)
日本学生支援機構の奨学金制度はほとんどが返済義務のある「貸与型」で、利息の付くものと付かないものがあります(当然ながら無利息の場合、審査はかなり厳しくなります)。
この奨学金制度は無担保で本人の将来の弁済能力を考慮せず借りられる反面、安易な貸付で数十年間奨学金返済に苦しむ人も少なくありません。
その結果、奨学金返済を滞納した元奨学生に、お金を返すように法的措置を取るといったケースも増加しています。
学校卒業後に奨学金返済で人生詰んでしまった……なんて話も決して他人事ではないんです。
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保証料は奨学金から天引き!メリット・デメリットは?
奨学金の中でもわかりにくいのが「保証制度」ではないでしょうか
保証制度を簡単に説明すると「本人がお金を返さなかった場合、本人の代わりに返済してね」ということです。
日本学生支援機構には「人的保証」と「機関保証」の2種類の保証制度があります。
人的保証制度とは、いわゆる連帯保証人のこと。
万が一、奨学金を返せなくなったら父母や親戚などに延滞のお知らせや返還の請求・督促がくる仕組みです。こちらは保証料を支払う必要はありません。
一方の機関保証制度は、日本学生支援機構が連帯保証人を肩代わりするシステム。この場合、機関に対して保証料を支払います。
日本学生支援機構のホームページではこう説明されています。
機関保証制度とは、本機構が指定する保証機関の連帯保証を受ける制度です。
なお、保証機関に保証料を支払う必要があります。奨学生(返還者)が奨学金の返還を一定期間延滞した場合、奨学生(返還者)に代わって保証機関が本機構に対して返済をします。その後、保証機関が奨学生(返還者)に対し、本機構に支払った額を一括して請求します。
このように機関保証制度では、保証機関に一定の保証料を支払い、返済を肩代わりしてもらうことができます。
一見おいしい制度のようにも思えますが、問題点もあります。
まず、保証料は毎月の奨学金から天引きされるため、奨学金の支給額は若干少なくなってしまいます。
機関保証は両親や親族がかかわらない制度なので、延滞が増えるのではないかとの懸念もあるようです。
また、あたりまえですが、保証料を支払っても奨学金の返還はしなければならない(債務は消滅しない)のは言うまでもありません。
現在、機関保証における保証料は、月額5万4千円の標準的な支給額から約2千円ほど引かれています。
これが天引きされる保証料の目安となります(現在の保証料は借りる金額や年数によって異なります)。
これから奨学金返済の延滞件数が増えれば、保証料がもっと高くなる可能性もあるということも十分念頭に置いておいた方がいいでしょう。
奨学金返済から早期脱却するには…
「奨学金を借りるすべての学生から保証料を(強制的に)徴収する」という機関保証制度。
今よりも奨学金が利用しやすくなるというメリットもありますが、一方で学生の負担が増えるというデメリットもあります。
いずれにしろ、奨学金の返済地獄から抜け出すためは繰り上げ返済や一括返済をすることが賢明です。
利息付の奨学金なら繰り上げ返済した分の利息はかからないので経済的なダメージが少なく、「これから何十年も借金を返していかなければいけない」という精神的負担からも早期に解放されます。
奨学金は夢や目標を持って就学したい人たちのためにあるもの。その夢を実現するためにも、奨学金を早めに完済するのはとても大事なことです。
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