皆さんは女子のアソコの性感スポットについて、いくつ知っていますか?
Gスポットは聞いたことがあるけど「え、ほかにもあるの?」という方がほとんどなのではないでしょうか。
わたできコラムでもこれまで「Aスポット」や「AGスポット」など数多くの性感スポットをご紹介してきましたが、「こんなに種類がいっぱいあるなんて」と改めてビックリ!
あまりにも多くてややこしかったので、ここらでちょっとまとめてみました。
あまり一般的ではない性感帯もありますが「ふ~ん、こんなにもあるのね」と軽く参考にしてみてくださいね。
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女性器周辺の性感帯スポットA to Z[保存版]
まずは【A~G】までご紹介!
Aスポット
マレーシアの外科医チュア・チィ・アン博士が1990年代に発表した「ANTERIOR FORNIX EROGENOUS ZONE(=前部円蓋性感帯)」に由来する性感スポット。膣の奥にある子宮膣部の上側、つまりお腹側にある少しくぼんだ部分に位置しています。アルファベットの頭文字をとって「AFEゾーン」とも呼ばれているとか。
AGスポット
「スローセックス」を提唱したセックスセラピストアダム徳永さんが提唱した性感スポット。広い意味でのGスポットですが、Gスポットからさらに奥側1.5センチのところに位置しているようです。ちなみに「AG」のAは「アダム」からきているとか。
Cスポット
クリトリスにある性感スポット。主に「陰核亀頭」と呼ばれるクリの先っぽにある性感帯を指しますが、陰核包皮に隠れた部分(=陰核体)まで含まれるケースもあります。
CUVスポット
2014年にローマ大学トルベルガータ校のエマヌエーレ・ジャンニーニ教授が発見した女性の性感帯。陰核(Clitoris)、尿道(Urethra)、膣口(Vagina)の3つを合わせて、1つの性感帯『クリトウレスロヴァギナル複合体』(clitourethrovaginal complex)とみなします。女性はクリトリスや膣口ばかりを刺激すると、痛がったり、快感が得られなかったりすることが多いため「3つの性感帯への刺激のバランスがより良い快感を生み出す」という考えから提唱されました。
参考記事(英文)
Beyond the G-spot: Clitourethrovaginal complex anatomy in female orgasm
Dスポット
下腹部の足のつけ根にある「鼠径部(そけいぶ)」に位置する性感スポットです。鼠径部には「子宮円靱帯」「鼠径管」「鼠径靱帯」「鼠径リンパ節」などがあって、開発されることで性感スポットになります。DスポットのDは「デリケートゾーン」に由来しているとか。
Eスポット
膣口から浅い部分にある性感スポット。「ENTRY(入り口)」に由来するようです。
Gスポット(グレフェンベルグ・スポット)
膣壁前方上部に位置する尿道海綿体のこと。恥骨の下に位置していて、一般的に膣に中指を奥まで入れて第二関節を曲げた周辺にあります。
ちなみに、「Gスポット」の名称は1950年に「尿道に異物を挿入してオナニーをする女性の症例」を報告したドイツの産婦人科医エルンスト・グレフェンベルグが語源です。この報告のおよそ30年後、1981年にカナダのダルハウジー大学研究グループが膣壁前部を刺激することで女性が潮を噴くことを突き止め、この膣壁前部の性感スポットをグレフェンベルグ医師の名前にちなんでGスポットと命名しました。
裏Gスポット
膣の下側にあるGスポット。さらに、膣の一番奥の下側を「奥裏Gスポット」と呼ぶこともあります。奥裏Gスポットは「POSTERIOR FORNIX OF THE VAGINA(後膣円蓋)」と呼ばれています。
続いて【H~P】編です!
ハルバン氏筋膜性感帯
1980年代にフランス人研究者によって提唱された、膣の一番奥の上側(ハルバン氏筋膜)あたりにある性感帯です。ハルバン筋膜は膀胱三角部と膣壁前部に挟まれた位置にあって、オーストリアの婦人科外科医ジョセフ・ハルバン氏の名前が由来。ハルバン氏筋膜性感帯は、俗に「Hスポット」と呼ばれることもあるようです。
Lスポット
小陰唇(ラビア)の性感スポット。LスポットのLは「LABIA MINORA」が由来です。ラビアの縁の「ラビア稜線」、外側つけ根の「陰唇間溝」、内側の「ハート線」などが特に性感が強い部分とされています。
Mスポット
「恥丘」にある性感スポットです。ポルチオ性感に入った状態で、恥丘部分をリズミカルに刺激するとオルガズムを得ることができます。ちなみに、MスポットのMは恥丘を意味する「MONS PUBIS」に由来しています。
Oスポット
Gスポットよりもさらにピンポイントな位置にあるとされる性感帯。米国カリフォルニアのサミュエル・ウッド博士とチャールス・ルネルス博士らが2013年頃に提唱した性感スポットで、なんと商標登録されているそうです。
ポルチオスポット(Pスポット)
膣の奥に突出した子宮口=子宮膣部(PORTIO VAGINALIS UTERI)に位置する性感スポットです。脳神経と直結しており、ここを刺激されることで「脳イキ」や「連続イキ」が可能となります。
ちなみに、ポルチオは子宮口部の「部」を意味するラテン語なのだとか。ポルチオ=子宮膣部ということではないんですね。
PSスポット
「会陰海綿体」を意味するPERINEAL SPONGE(ペリニール・スポンジ)の頭文字から名付けられた性感スポットです。会陰は膣とアナルの間の領域、いわゆる「蟻の戸渡り」と呼ばれる表面領域で、その皮膚の下に感覚神経が集まった海綿体構造があります。膣に親指、アナルに人差し指を挿入して指先を曲げると感じられる薄い壁のような部分が会陰海綿体です。
最後は【Q~Z】編を一気にご紹介!
Qスポット
膣の入口付近下側(背側)にある性感スポットです。膣入口付近上側(腹側)に位置するGスポットを「王」、その対面に位置するスポットを「女王=QUEEN」とみなしてこの名称がつけられたとのだとか。
Sスポット
膣の側面壁にある性感スポットです。Sは「SIDE」に由来しています。
Tスポット
先述したハルバン氏筋膜性感帯に、セックスカウンセラーのアダム徳永氏が独自に付けた名称。
ちなみに、Tスポットの「T」は徳永氏の名前が由来だそうです。
Uスポット
尿道口、およびその周辺に存在するスキーン腺の開口部付近を含めた性感スポットです。尿道を意味する「Urethra」が名称の由来です。
VACスポット
女性器上側の壁に入り口から奥まで存在する性感スポットをひとまとめにした名称。膣壁前部性感複合体と称されます。先述したCスポットやUスポット、Gスポット、ハルバン氏筋膜性感帯などが含まれます。
VPCスポット
女性器下側の壁に入り口から奥まで存在する性感スポットをひとまとめにした名称です。膣壁後部性感複合体。膣入口付近に存在するPSスポット、および奥にあるQスポットが含まれます。
Zスポット
小陰唇に囲まれた膣口周辺領域にある性感スポット。Zの意味についてはいろいろありますが、VAGINA(膣)とVULVA(外陰部)の接合部位「VESTIBULE」の和訳である「前庭」(=ZENTEI)からとったものという説が有力なようです。
まとめ
女性器の性感スポットについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
女性器にこんなにたくさん性感スポットがあったなんてアンビリーバブルです。私=筆者なんてGスポットがどこにあるのかもまだアヤシイし(泣)、まだまだ勉強が必要だなと思っちゃいました。
これだけ性感スポットがいっぱいあるのに、体験できてないとは、せっかく女として生まれたのにもったいないですからね(?!)
そうそう、今回は女性器周辺の性感帯スポットをご紹介しましたが、女性器以外にも性感スポットはいろいろあるみたいですよ。
例えば、アナル周辺にはJスポット(肛門直腸接合部を意味する「anorectal junction」が由来)やXスポット(尾てい骨を意味する「coccyx」から」がありますし、乳房には有名なスペンス乳腺という性感スポットがあります。
リクエストがあれば、こうした女性器以外の性感スポットもコラムでどんどん取り上げていきますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね!