「まんぐり返し」って言葉を聞いたことはありますか?
まんぐり返しというのは、女性器を意味する「オマン〇」+「でんぐり返し」を合体させた体位のことです。


この記事ではまんぐり返しの基本から実践方法、そのメリットや注意点まで、詳しく解説していきます。
今までまんぐり返しを敬遠していた食わず嫌いなあなた、苦手意識を吹き飛ばしてチャレンジしてみませんか?
まんぐり返しってどんな体位?
まんぐり返しのポーズをもう少し詳しく説明してみると、こうなります。
まんぐり返しとは?
仰向けに寝ている女性の腰を持ち上げ、デリケートゾーンが天井の方を向くようにする体位
・自分の腰から下を顔の方に近づけるイメージで、膝は胸や顔のあたりに来るような姿勢になる
・脚は少し開いた状態で、男性が脚を支える場合もあれば、女性自身が手で支える場合もあり!
この体位の特徴は、女性のデリケートゾーンが丸見えになることです。

そう思うかもしれませんが、その恥ずかしさこそが快感につながるんです!普段は見せない自分をさらけ出すことで、刺激が高まるというわけ。
「まんぐり返し」という名前がアブノーマルなプレイを連想させて、余計に恥ずかしいと思ってしまうのかもしれませんね(女の子から「まんぐり返しして」とは、なかなか言い出せないでしょ?)。
女性の中には、まんぐり返しはAVでやる体位と思っている子もいるようですが、そんなことはありません。一般カップルの半数近くが、プライベートなエッチに取り入れているというデータもあるんですよ。

まんぐり返しの4つのメリット
そんなまんぐり返しは「女の子が恥じらっている姿を男性が見たいからやるだけでしょ」と思われがちですが、女の子にとってもいいことがいっぱいあるんです。
まんぐり返しのメリットは、主に以下の4つ。
クンニに最適な体位
まんぐり返しになると、デリケートゾーンの位置が高くなりパートナーがクンニしやすくなります。仰向けでクンニをしようとすると男性が顔の位置をかなり低くしなくてはいけませんが、まんぐり返しならそんな必要なし。
また、デリケートゾーンが全て見えるので、クリトリスだけでなく、大陰唇・小陰唇や膣入口まで愛撫してもらいやすくなるのもメリットです。

イキやすくなる
まんぐり返しだと、性感帯をピンポイントで刺激しやすくなります。パートナーが両手を自由に使えるので、舌と指を使った同時攻めにも最適。
さらに、恥ずかしいという心理的な興奮も加わり、普段イキにくかった女の子がオーガズムを得られるケースもあります。
Mっ気が刺激される
まんぐり返しは顔から火が出るほど恥ずかしい体位。でも、そんな格好をさせられている自分に興奮する女の子も多いんです。
特にMっ気がある女の子には最適。Mの自覚がない女の子でも、まんぐり返しをされることで気付いてなかった自分の性癖に目覚めることも!

感度が上がる
まんぐり返しは羞恥心を煽られることで自然と濡れやすくなり、感度もアップする効果もあります。
また、腰を上げると自然と脚が開いてクリトリスが露出するので、普段よりも強い快感を味わえます。
心理的な興奮と物理的な刺激が合わさることで、いつもの何倍も敏感になってしまうでしょう。
まんぐり返しクンニをするときのポイント
まんぐり返しでのクンニは、通常のクンニとは一味違った快感を味わえます。パートナーがさまざまな角度からアプローチできるため、普段は刺激されない場所も愛撫してもらいやすくなるんです。
その点を踏まえて、まんぐり返しクンニをするときのポイントを見ていきましょう。
視覚的効果を意識する
まんぐり返しの特徴的なポイントは、お互いの視界です。
女性側からは、パートナーが自分のアソコを舐めている様子を直接見ることができます。

一方、男性側も女性の表情を見ながらクンニできます。どこを愛撫するのが効果的なのか、確認しながらいろいろ試せるのがポイントです。
体の力を抜いてリラックス
恥ずかしさを感じるのは、女性にとって自然なこと。でも、その恥ずかしさが実は快感に変わる瞬間があります。
「恥ずかしい」という感情を「気持ちいい」に変換するには、深呼吸をして体の力を抜くのがコツ。
最初は難しいかもしれませんが、パートナーに身を預けてリラックスしましょう。リラックスすればするほど、感度がアップするのがわかると思います。
ゆっくり腰を浮かせていく
まんぐり返しクンニを実践するときは、徐々に体勢に慣れていくことが大切です。
いきなり完全なまんぐり返しになるのではなく、まずは腰を少し浮かせた状態から始めてみましょう。

慣れてきたら、パートナーに膝を支えてもらいながら、少しずつ角度を上げていくのがスムーズなまんぐり返しのコツです。
まんぐり返し挿入を実践するときのポイント
この体位は、クンニだけではなく挿入も楽しめます。正常位や騎乗位とは違った感覚で、興奮がよりアップすることでしょう。
まんぐり返しでの挿入自体は珍しいものではなく、江戸時代にはすでに行われていたようです。大江戸四十八手にある「砧(きぬた)」がこの体位にあたります(どんな格好なのかは、ググってみて)。
まんぐり返し挿入は、上からピストンされることで、パートナーに支配されている感覚が強まり、Mっ気のある女の子はたまらない快感を得られます。
体重をかけられることで生まれる「思うように動けない」という拘束感も、心理的な興奮を高めるスパイス!
柔軟性のある女の子なら(がんばれば)挿入部を直接見ることも可能。視覚的な興奮も加わって、より深い快感を味わえるでしょう。
まんぐり返し挿入をより楽しみたいなら、クッションや枕を使って腰を支えるのがおすすめ。
長時間の体勢維持が楽になりますし、腰が固定されるので深浅法(※)のバリエーションも広がります。
(※)江戸時代から伝わる性交時のピストン方法。陰茎を九回深く、三回浅く抜き差しする「九浅三深(きゅうせんさんしん)」の他、一深九浅、九浅一深などがあります。
まんぐり返しはパートナーが短小でもOK
パートナーのペニスが小さめので、いまいち快感が得られない――そんな悩みのある女の子にもまんぐり返し挿入はおすすめです。
まんぐり返しでは膣が上向きになり、男性の体重も加わるので、サイズに関係なく深い挿入感を得られます。
ただし、パートナーが興奮しすぎて激しくなりすぎると、痛みを感じることもあるので注意。
そんなときは「もう少しゆっくり」など、遠慮なく伝えること。互いの快感を大切にするコミュニケーションこそ、エッチを楽しむポイントです。
まんぐり返しを安全に楽しむコツ
まんぐり返しは刺激的な体位ですが、安全に楽しむために注意点を知っておくことも大切です。
最も重要なのは、絶対に「無理は禁物」ということ。
まんぐり返しは身体を大きく折り曲げる体勢なので、体への負担が大きくなります。
特に、腰や首には大きな負荷がかかります。体の柔らかさに自信がない人は、無理に体を曲げないようにしてください。
体が柔らかい人でも、長時間のまんぐり返しは背中や首、腰への負担が大きくなるので、10分程度を目安に体勢を変えるのがおすすめ。万が一、腰や首に痛みを感じたときはすぐに中止する――これが鉄則です。
まんぐり返しの敵・膣ナラに注意
もう一つ注意したいのが「膣ナラ」の可能性です。
まんぐり返しはデリケートゾーンが上を向くため、どうしても膣内に空気が入りやすくなってしまいます。そして体勢を元に戻すときに、その空気が「プッ」というおならのような音とともに出てしまうことがあるんです。
膣ナラは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、自然な生理現象。まんぐり返しの前に

――とひと言添えておけば、それほど気にならないでしょう。
もしも気になる場合は、体勢を変える前に自分の指で膣を少し広げて空気を抜くと効果的。これだけでも膣ナラをかなり防げます。
まとめ
まんぐり返しには、クンニに最適、イきやすくなる、Mっ気が刺激される、感度が上がるなど数多くのメリットがあります。
「恥ずかしいから」とこれまで敬遠してきた女の子は、人生を半分損してるかも。恥ずかしさが「気持ちいい」に変わる快感を知れば、もしかしたら新たな性癖に目覚める可能性だってあるんですから!
まんぐり返しには体への負担や膣ナラなどのデメリットもありますが、ここでご紹介した注意点を押さえておけば大丈夫。
あなたも無理のない範囲で、ちょっと恥ずかしいけど気持ちいい「まんぐり返し」にチャレンジしてみてくださいね。