筆者の現役風俗嬢時代、お客様からそんな疑問やお悩みをよく耳にしました。
結論から言えば、睾丸マッサージは男性の精力向上にとても役立ちます!
睾丸マッサージをすることで、下記のような効果があるとされています。
精子の生成を促進&精液増量
ED(勃起不全)の解消・改善
今回は男性の精力増強に役立つ【睾丸マッサージ】について、効果やメリット、男性を気持ちよくさせるやり方などをエステ時代の経験を活かしてレクチャーいたします!
睾丸マッサージとはどんな施術?
睾丸マッサージとは、男性の睾丸(金玉)を手などを使って揉みほぐす施術です。
睾丸マッサージには、上述したように男性の下半身を健康にする効果があります。ひいては性的快感を高め、セックスライフをより向上させる効果があるとされているんですよ。
ただし、タイの施術は力を込めて行う本格的なマッサージで、風俗とは全くの別物です
そもそも睾丸とは
睾丸は生殖腺の一部で、いわゆる精巣と呼ばれる器官です。生殖腺は別名「生殖巣」とも呼ばれますが、男性ホルモン(テストステロン)も分泌しているため主に生殖「腺」と称されています。
精巣には、生殖細胞である精子を生成する役割があります。精子はペニスの根元辺りに位置する精管膨大部まで運ばれ、精嚢で作られる精嚢腺液と混ぜ合わされて精液になります。
精子は熱に弱いため、下図のように睾丸は陰嚢(いんのう)と呼ばれる袋に入って股間の下にぶら下がっています。
睾丸は締め付けない状態でリラックスさせるのが望ましいのですが、普段はパンツなどで締め付けられている状態です。
そのため、睾丸周辺の血流が滞って、勃起力や男性ホルモンの分泌力が低下してしまいがち。
だから、睾丸マッサージをすることが効果的なんですね!
睾丸マッサージをする効果とメリット
睾丸マッサージは精管という部位を刺激します。そのため、上述したように勃起力が増したり、精液の量が増えたりといった精力アップ効果が期待できます。
精管は、睾丸で作られた精子を排出先の尿道まで運ぶ通路です。下図のように、管状になっています。
この精管は年齢を重ねるごとに細くなり、血流が衰えていきますが、睾丸マッサージにはその血行をめざましく改善する効果があるのです。
精管の血行を促進すると下半身の代謝が良くなり、勃起力の向上や射精力アップといった効果が期待できます。
こんなにメリットがある睾丸マッサージ、覚えておいて絶対に損はありません。
睾丸マッサージには、男性が自分でセルフで行うやり方と、女性パートナーに施してもらうやり方の2種類があります。
睾丸マッサージのやり方【準備編】
では、睾丸マッサージのやり方を解説していきます。
まず、マッサージを始める前にウォーミングアップから。
下半身をマッサージする
まず、男性にうつ伏せで寝転がってもらいます。
マッサージには、ローションやマッサージオイル・ベビーオイルなどの潤滑油をたっぷりと使います。
オイルを手にとったら、足首から腿(もも)・脹脛(ふくらはぎ)を通って股関節(お尻の横側)まで揉み上げていきます。
お尻の下まできて、股関節をマッサージしたら、坐骨周辺もマッサージしましょう。
坐骨はお尻の内側にあるので、お尻を上から押していけば分かります。
次に、仰向けの体勢になってもらいましょう。
うつ伏せのときと同じく、足首から上へ揉み上げていきます。
今度は鼠径部(そけいぶ)までいって、鼠径部を指の腹でさすります。
鼠径部(そけいぶ)にはリンパ節があるので、血のめぐりが良くなります。
体勢を変えるのが面倒くさいなら、うつ伏せのままでも大丈夫。
うつ伏せで鼠径部をマッサージする時は、内ももから腕をグイッと差し込みます。
少し腰を浮かせてもらうと楽ですよ。
睾丸を適温まで温めます
睾丸マッサージの前に、睾丸を適温に温めてリラックスした状態にしておくとマッサージがやりやすくなります。
睾丸には寒いときはキュッと縮こまり、温かいときはだらんと垂れ下がる特徴があります。こうすることで、温度調節をしているんです。
睾丸を温めるには、蒸しタオルを使うのが便利です。
蒸しタオルを作るには、熱めのお湯(40℃~50℃)を入れたボウルの中にロール巻き状にしたタオルを半分ほど入れて、一分間弱浸します。
ボウルから出したら、タオルのお湯に浸けていない部分で濡らした部分を包んで軽く絞れば完成です。
蒸しタオルを陰茎の上に被せると、玉袋がゆるんでくるのがわかるはず。
もしもプレイ時間がたっぷりあるなら、お風呂で温まってもらうのが理想的。
一番いいのは、40度以上のお風呂に浸かること。
デリヘル嬢なら出張したラブホの浴槽、ソープ嬢なら個室をお風呂がありますよね。
お客様が入浴OKなら、お風呂で温まってもらうといいでしょう。
ちなみに、睾丸マッサージをする際はローションやオイルも使います。これらのアイテムも温めておいてあげると喜ばれます。
睾丸マッサージのやり方【実践編】
下半身がほぐれてきたら、いよいよ実践編。本格的な睾丸マッサージのやり方を解説します。
まず男性に四つん這いになってもらいましょう。上半身を床につけて、お尻はなるべく高く突き上げるようにしてもらうと睾丸マッサージがやりやすいです。
男性がこのポーズになったら、女の子は背後に回り楽な姿勢で座りましょう。そして股間から手を入れ、ぶら下がっている陰嚢(玉袋)を両手で包み込みます(下からすくい上げる感覚)。
このとき、絶対に力を入れてはいけません。
睾丸はとてもデリケートなので、強く握ると男性がものすごく痛がります。半熟卵を持つように、そっと握る力加減をイメージしてください。
相手に「力加減はどう?」と聞きながらマッサージすると事故が防げるし、コミュニケーションになってエッチな気分が高まりますよ!
また、爪を立てないようにしましょう。玉袋の皮膚はとても繊細で、爪で傷ついてしまうので要注意。
つけ爪をしている女の子は、くれぐれも慎重にマッサージしてください。
睾丸を揉みほぐす
両手で玉袋を包み込んだら、左右交互に揉んでいきます。
右側⇒左側⇒右側⇒左側という風に、左右合わせて20回くらい、ゆっくりと揉みほぐしてあげましょう。
すると、睾丸がだんだん刺激に慣れてきます。
左右交互に揉みほぐすのには理由があります。
左右の睾丸を同時に揉むことは、下記の理由からおすすめできません。
・左側を揉むと、圧迫された左の睾丸は右に移動する
・同時に揉むと、睾丸の逃げ場がなくなって痛みが伴う
ちなみに、指でつまむのではなく、手の平で包み込むように揉むのが正解。
揉む際に、金玉袋のシワを伸ばすように軽く引っ張ってあげます。
会陰のツボを刺激する
睾丸マッサージをするとき、睾丸と陰茎以外の性感帯もマッサージしてあげると相乗効果でさらに興奮を高めることができ、お客様の満足度アップにつながります。
睾丸マッサージと一緒に刺激するなら、会陰がおすすめです。
会陰とは、睾丸から肛門の間にあたる部位。「蟻の門渡り(ありのとわたり)」とも呼ばれています。
会陰は皮膚が比較的薄く、毛細血管が集まっています。この部分には「男性のGスポット」と言われる前立腺があるため、とても敏感な部位なのです。
会陰をマッサージするには、まず男性にM字開脚ポーズをとってもらいましょう。
愛撫するときは、指にローションをつけて優しく撫でるのがコツ。親指で軽く押し込むように触れてあげると男性に気持ちよくなってもらえますよ。
精管も指圧してあげる
左右の睾丸はそれぞれ精管という部位とつながっていて、精管は尿道まで伸びています。
精管とは男性の生殖器の一部で、精巣から精子を精嚢に輸送するという大切な役割を果たしています。
精管の位置を探すには、まず睾丸の上の方を指の腹で押していきます。
すると、コリコリした管が左右に1本ずつあるのが分かると思います。それが精管。
精管を見つけたら、親指と人差し指を使って優しく揉みほぐします。男性の反応を確かめながら、少しずつ下へ引っ張るように揉みほぐしていきます。
このとき、彼氏やお客様のペースに合わせて、できるだけゆっくりと指圧するのがコツ。もしも男性が痛がったり、嫌がったりするようであれば、すぐに位置を戻します。
精管マッサージは、3分間もやれば十分。焦らず、じっくりとやってみましょう。
睾丸マッサージのやり方を分かりやすく説明した動画もリンクしておくので、参考にしてくださいね。
勃起力をグンと上げる睾丸マッサージが凄過ぎる!【やり方と注意点】
男性の睾丸マッサージを体験談
SNSで、睾丸マッサージ体験がある男性にアンケートを取ってみました。
グラフにまとめると、こんな結果でした。
やはり喜びの声が多いようですね!
睾丸マッサージに健康上の問題はある?
一般的に、睾丸マッサージを適切に行うことで、健康上の問題は起こりません。
しかし、次のような場合には、睾丸マッサージを行うことは避けるべきです。
こんな男性は玉揉み危険!
・睾丸が腫れている男性
・睾丸に刺すような痛みがある男性
また、睾丸マッサージを行う際には、適切な方法で行うことが大切です。睾丸を強く揉みしだいたりして、過剰な力を加えることは避けるようにしましょう。
まとめ
睾丸マッサージ、やってみたくなりましたか?
睾丸マッサージを習得することで、男性を気持ちよくさせるだけでなく、ペニスの血流を改善させて精力増強にも役立ちます。
風俗嬢がお店で実践すれば、お客様を満足させて指名獲得⇒収入アップにもつながるでしょう。
また、睾丸マッサージは玉舐め(金玉フェラ)と組み合わせるとより濃い内容になりますよ。
性感マッサージ・回春エステに興味がある女の子は、ぜひ試してみてくださいね。