近年、外国人観光客が急増しているというニュースをよく耳にします。
政府もインバウンド政策に前のめりだし、円安なども追い風になって今後も海外から日本を訪れる旅行者の数はますます増えるのは間違いなし。その需要を見込んで、観光業界や飲食業界などでは外国人観光客をいかに呼び込むかがトレンドとなっています。
流行に敏感な風俗業界がこのビジネスチャンスを見逃すはずがありません。
昨今の国内の風俗事情に目をやると――
・物価高や草食男子の増加でわざわざ高いお金を払って風俗でヌク利用者は減る一方。
・少子高齢化で人口が減っていくし、頼みの綱のご年配世代も景気低迷で財布の紐は固くなるばかり。
実際、一部の風俗店は外国人客の受け入れにいち早く勝機を見出しています。が、しかし……風俗業界はサービスの内容がアレだけに、いろいろなハードルがあるのも事実。
ということで、前置きが長くなりましたが、今回は外国人観光客対応可能な風俗で働くメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
外国人観光客向けの風俗店で働くメリット
日本もいまやグローバル化が避けられない時代。これからは外国人との接し方も前向きに考えていく必要があるでしょう。
そんなわけで、まずは外国人観光客対応可な風俗店で働くメリットから考えてみます。
メリット1:外国人料金で稼ぎやすい
外国人観光客を受け入れている風俗店は、外国人向けに通常よりも高めの料金設定を別に設けているケースが多いです。そのため、稼ぎやすいというメリットがあります。
特別に価格帯を設定している理由は2点あります。
まずは、外国語に対応するために手間や費用が掛かるということ。
海外からのお客様に対応するには外国語が話せるスタッフやキャストを雇ったり、語学を習得したりする必要があります。そのための経費や手当てを料金に上乗せするのです。
もう一点は、日本に来る外国人観光客は富裕層が多いということです。
外国人旅行客は「安くて質が高い」日本ならではのサービスを求めて来日します。それは風俗のサービスに対しても同じことが言えます。また、外国人は「いいサービスにはお金を惜しまない」傾向があります。そのため、料金が多少高くても、サービスに納得できれば外貨を落としてくれると見込めるわけです
メリット2:チップをもらえる可能性がある
日本人のお客様にサービスをしても、チップをもらえる確率は低いですよね。
しかし、チップを渡すという文化が根付いている外国人の場合は違います。先述したようにいいサービスにはお金を惜しまない習慣があるため、接客を気に入ってもらえたら正規の料金以外にチップをいただける可能性が高いです。
いただいたチップは(オプション料金と同じように)全額女の子の儲けになることが多いため、それだけ仕事のやりがいも大きいと言えます。
メリット3:身バレの心配がない
風俗のお仕事をする際、最も不安なのは身バレです。どんなに気を付けていても、どこで知人と出会ってしまうかわかりません。
しかし、外国人相手の風俗店は当然ながら身バレの心配はありません。外国人専門店であれば、常連客と出くわす可能性はほぼないと言えるでしょう
ただし、専門店ではなく単に「外国人OK」という風俗店の場合、日本人のお客様も来店します。身バレの確率はゼロと言いきれないので注意してください。
こちらの記事もチェック
外国人向け風俗は言葉が通じなくても大丈夫
風俗店で外国人相手に接客をする場合、まず不安になるのが言葉の問題ですよね。
もちろん、コミュニケーションをとるためには言葉が通じるにこしたことはないでしょう。しかし、なにも「ペラペラ」で会話できる必要はないのです。むしろ、カタコトやボディランゲージで十分。その方が愛嬌もあって喜ばれたりもするので、堅苦しく考えることはありません。
もしかしたら、お客様との会話が苦手な女の子は外国人を接客する方がかえって気楽(?)かもしれませんよ。
もっとも、売れっ子になってガンガン稼ぎたいなら、外国語は習得しておくべきです。お店側も外国語ができる女の子にはバック率を高くするなど優遇してくれます。
そんな女の子には、リアルタイム音声通訳アプリという強い味方もあります。無料でスマホに入れて使えるアプリもあるので、いざというときのために用意しておくといいですよ。
ここでは、おすすめのアプリを3つご紹介しておきましょう。
VoiceTra
30ヵ国語以上に対応している音声翻訳アプリ。ワンタッチで言語切替えできるので、急に話しかけられてもサッと対応できます。
音声入力だけでなく、テキスト入力ができるのもうれしいポイントです。
Papago
テキスト・音声・カメラのそれぞれで高精度な翻訳ができるツールです。
オフラインでも翻訳可能ですが、単語カードをオフラインで使うときにはダウンロードが必須となります。
SayHi翻訳
40ヵ国語以上に対応しているアプリ。シンプルな操作で、簡単に音声翻訳が可能です。
このアプリがすごいのは、画像翻訳もできちゃうところ。写真から言語を自動認識してくれるから、ラクですよ。
外国人観光客向け風俗のデメリット
外国人向け風俗店で働くのには、下記のようなデメリットもあります。
デメリット1:コミュニケーションの壁
来日する外国人観光客のほとんどは、日本語を理解していません。
コミュニケーションを図るのに外国語ができる必要は必ずしもありませんが、個室で二人きりになるため、不安になってしまうのも無理はないでしょう。
マナーの悪い外国人客になると、ある程度は日本語が理解できるのに、言葉が分からないふりをして過剰サービスを要求してくるケースもある、というから要注意です。
風俗ジャーナリストの生駒明(イコマ師匠)さんは、外国人の風俗利用についてこのように述べています。
「日本語を話せる人と一緒に来た外国人はOKだが、日本語の話せない単独外国人客はお断り」とするところも少なくない。
生駒さんによれば、上記のようなお店は都内のデリヘルにも少なくないとか。どうしても不安なら、最初からそうしたお店で働くのも手ですね。
デメリット2: 性風俗文化の違い
海外では風俗は本番が当たり前という認識があるため、日本の(ソープ以外の)風俗店を利用した場合にセックスを迫られるなどのトラブルが起きることもあります。
ただ私は、外国人客=本強というレッテルを貼るのはいかがなものかと思います。日本人にも本番強要するお客はいますし、マナーを守る外国人客だっていますから。
以前、知人男性に聞いたのですが、海外の風俗は女性によってサービス内容や接客態度のムラが激しいそうです。フェラが一瞬で終わってしまったり、キスが有料だったり……。「本番さえすればいい」という考えでサクッとプレイを済ませて、いちゃいちゃする暇もないと言うんですね。
だから、そんな風俗しか体験していない外国人男性は、日本の風俗で遊ぶと感激するのだとか。それもそうでしょう。ジャパニーズフーゾクはディープキスはしてくれるし、フェラもたっぷりとご奉仕してくれるんですからね。
しかも、本番がない代わりに、素股・手コキ・全身リップなどプレイのバリエーションは多彩。きめ細やかなサービスで楽しませてくれます。業種だってソープランド、ヘルス、風俗エステ、オナクラ、M性感……など実にバラエティーに富んでいるのです。
試しに、海外のネット掲示板で「日本の風俗」のスレッドを覗いてみると、毎日のようにこんな書き込みで埋め尽くされています。
「こんなに献身的なサービスを受けたのは初めて。日本に来る機会があったら絶対にまた行く」(オランダ人男性)
「日本にいれば結婚する必要が無い」(アメリカ人男性)
「フェラチオをやってくれるのに感動。マカオのマッサージに行った時なんて、ぺろっと舐められて終わりだった」(イギリス人男性)
このように日本の独特な風俗文化をきちんと理解して、憧れを抱いている外国人男性も多いんです。もしかしたら、日本の「ガラパゴス風俗」が世界中から注目を集めて、日本経済復活の起爆剤になる……なんてことがあるかもしれません(いや、それはさすがにないって)。
デメリット3:リピートが見込めない
海外から訪れる外国人観光客は日本に住んでいるわけではないので、リピーターになってくれることはまずありません。商談などのために月1ペースで来日するビジネスマンなどであれば話は別ですが、そんなケースはほとんどないでしょう。
どんなに太っ腹で、一度にたくさんお金を落としてくれるお客様でもリピートしてもらいにくいのは痛手です。この点は、外国人向け風俗のデメリットであると言えそうです。
デメリット4:性病感染への不安
外国人と言うと「性病をまき散らす」という悪いイメージがあるようです。
確かに、新種の性感染症が海外から入ってくるケースもあるので油断はできないでしょう。しかし、近年は日本人の性病罹患率も高まっていますし、外国人=性病と考えるのは偏見というものです。
お客様が外国人・日本人にかかわらず、風俗ではスキン着用が望ましいのは言うまでもありません。その点、外国人観光客向け風俗はS着を徹底しているお店が多いので安心できます。
ちなみに、本番ありきの海外風俗では、コンドーム着用がデフォルトのケースがほとんど。だから、むしろ日本よりも安心かもしれないということも付け加えておきますね。
外国人対応の風俗店はまだ少数派
このように実はメリットも多い外国人向け風俗ですが、今のところ店舗の数はまだまだ少ないのが現状です。
有名外国人向け風俗情報サイトを覗いても、掲載店舗数はそれほど多いとは言えません。
実際のところ、過去に外国人観光客の受け入れに乗り出した風俗店がすでに撤退しているケースもあり、外国人向け風俗店運営の難しさが見てとれます。
私は、外国人向け風俗は日本の風俗業界の黒船になることはないにしても、助っ人外国人ぐらいにはなるんじゃないかと思っています。
今はまだ手探り状態が続く外国人観光客向け風俗ですが、たぶん、本格的に普及するのはまだこれから。将来的に需要が伸びる可能性は十分あるでしょう。
これからの日本が多様化していくのは間違いないですし、風俗嬢も個人個人が外国人対応できるノウハウを身につけておくといいかもしれませんね!
こちらの記事もチェック