インバウンド需要はとどまることを知らず、いまやニッポンは観光地だけではなく、どこもかしこも訪日開国人客だらけ!
おかげでオーバーツーリズム問題も持ち上がり、各地方自治体は対策に頭を悩ませているわけですが……そんな中、先日歌舞伎町でインバウンド向け風俗店が摘発されたことが話題になりました。
今回はそんな最新情報をアップデートしつつ、外国人観光客と風俗の問題に迫ります。
インバウンド向け風俗摘発の背景は?
今回のニュースを耳にしたときは

なんて心配しましたが、よくよく調べたらそんなことはありませんでした。
報道によれば、風俗店の逮捕容疑は「売春防止法違反」。女性に違法な売春行為をさせていたことが問題視されました。
発表によると、(中略)同店など歌舞伎町の2店舗で、女性従業員が売春すると知りながら、個室を使用させた疑い。男は容疑を認め、「日本人女性と安く性交渉できることを売りにしていた」と供述している。

ニュース記事を読んでみると、他にもいろいろと興味深いことが書かれています。
客の6~7割が外国人で、支払いへの対応のため、米ドルや中国元のほか、インド、カタール、メキシコ、アルゼンチンなど計16か国・地域の通貨を用意していた。女性従業員は翻訳アプリで外国人客とやり取りしていたという。(讀賣新聞オンライン)
全16か国! ニッポンの風俗もずいぶんグローバル化したものですね(喜んでいいのかな?)。お客はアジアからの観光客が多く、ツアーガイドなどが案内していたのだとか。
ちなみに、働いていたキャストは全員日本人。大久保公園で「立ちんぼ」をしてる女性に声をかけてスカウトしたそうです。
インバウンド向け風俗の需要は年々拡大中
ここ数年、訪日外国人客狙いの風俗店が爆発的に増えています。
今回の摘発で、インバウンド向け風俗=違法店みたいなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、勘違いしないで。

インバウンド向け風俗店は優良店が多いです(むしろ、そちらが大多数)。なぜなら、お客様にとっても女の子にとってもWIN-WINな関係だからです。

そうなんです。どういうことなのか、説明していきますね。
まず、お客様にとってメリットがあるのはわかりますよね。円安の影響もあり、ニッポンの優れた風俗サービスを安い料金で楽しめる――これが最大のメリット。
いまや、日本のセックスカルチャーは世界に誇るべきものとして広く知られています。ポルノ業界では日本発の「BUKKAKE」や「HENTAI(エロアニメ)」がグローバルな人気ですよね。
当然、風俗も日本人ならではの良質なサービスが受けられるとあって、世界中の男性から注目されていますから。
では、女性側のメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
ざっと、下記の通りです。
女性の利点1:外国人料金で稼ぎやすい
外国人観光客を受け入れている風俗店は、外国人向けに通常よりも高めの料金設定を別に設けているケースが多いです。そのため、稼ぎやすいというメリットがあります。
特別に価格帯を設定している理由は2点あります。
まずは、外国語に対応するために手間や費用が掛かるということ。
海外からのお客様に対応するには外国語が話せるスタッフやキャストを雇ったり、語学を習得したりする必要があります。そのための経費や手当てを料金に上乗せするのです。
もう一点は、日本に来る外国人観光客は富裕層が多いということです。
外国人旅行客は「安くて質が高い」日本ならではのサービスを求めて来日します。それは風俗のサービスに対しても同じことが言えます。また、外国人は「いいサービスにはお金を惜しまない」傾向があります。そのため、料金が多少高くても、サービスに納得できれば外貨を落としてくれると見込めるわけです
女性の利点2:チップをもらえる可能性がある
日本人のお客様にサービスをしても、チップをもらえる確率は低いですよね。
しかし、チップを渡す文化が根付いている外国人の場合は違います。先述したようにいいサービスにはお金を惜しまない習慣があるため、接客を気に入ってもらえたら正規の料金以外にチップをいただける可能性が高いです。
いただいたチップは(オプション料金と同じように)全額女の子の儲けになることが多いため、それだけ仕事のやりがいも大きいと言えますね。
女性の利点3:身バレの心配がない
風俗のお仕事をする際、最も不安なのは身バレでしょう。どんなに気を付けていても、どこで知人と出会ってしまうかわかりません。
しかし、外国人相手の風俗店は当然ながら身バレの心配はありません。外国人専門店であれば、常連客と出くわす可能性はほぼないと言えるでしょう
ただし、専門店ではなく単に「外国人OK」という風俗店の場合、日本人のお客様も来店します。身バレの確率はゼロと言いきれないので注意してください。
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インバウンド向け風俗は言葉が通じなくても大丈夫
風俗店で外国人相手に接客をするとなると、不安になるのが言葉の問題ですよね。
でも、この点も翻訳アプリを使えば簡単にクリアできるので心配はいりません(実際、上述したニュース記事にも女性従業員は翻訳アプリで外国人客とやり取りしていた、とあります)
語学ができるにこしたことがありませんが、なにも「ペラペラ」で会話できる必要はないのです。カタコトやボディランゲージの方が愛嬌もあって喜ばれたりもするので、堅苦しく考えることはありません。
むしろ、お客様との会話が苦手な女の子は外国人相手の方がかえって気楽に接客できるかもしれませんよ(笑)。
もっとも、売れっ子になってガンガン稼ぎたいなら、外国語を習得した方が好都合です。お店側も外国語ができる女の子にはバック率を高くするなど優遇してくれるので、これを機にチャレンジしてみてもいいでしょう。
インバウンド向け風俗にはデメリットも
外国人向け風俗店で働くのには、下記のようなデメリットもあります。
デメリット1:コミュニケーションの壁
来日する外国人観光客のほとんどは、日本語を理解していません。
コミュニケーションを図るのに外国語ができる必要は必ずしもありませんが、個室で二人きりになるため、不安になってしまうのも無理はないでしょう。
マナーの悪い外国人客になると、ある程度は日本語が理解できるのに、言葉が分からないふりをして過剰サービスを要求してくるケースもある、というから要注意です。
風俗ジャーナリストの生駒明氏は、外国人の風俗利用についてこのように述べています。
「日本語を話せる人と一緒に来た外国人はOKだが、日本語の話せない単独外国人客はお断り」とするところも少なくない
生駒氏によれば、このようなお店は割と多いとか。どうしてもコミュニケーション面で不安があるなら、最初からそうしたお店で働くというのもありですね。
デメリット2: 性風俗文化の違い
海外では風俗は本番が当たり前という認識があるため、日本の(ソープ以外の)風俗店を利用した場合にセックスを迫られるなどのトラブルが起きることもあります。
ただ私は、外国人客=本強というレッテルを貼るのはいかがなものかと思います。日本人にも本番強要するお客はいますし、マナーを守る外国人客だっていますから。
以前、知人男性に聞いたのですが、海外の風俗は女性によってサービス内容や接客態度のムラが激しいそうです。フェラが一瞬で終わってしまったり、キスが有料だったり……。「本番さえすればいい」という考えでサクッとプレイを済ませて、いちゃいちゃする暇もないと言うんですね。
だから、そんな風俗しか体験していない外国人男性は、日本の風俗で遊ぶと感激するのだとか。それもそうでしょう。ジャパニーズフーゾクはディープキスはしてくれるし、フェラもたっぷりとご奉仕してくれるんですからね。
しかも、本番がない代わりに、素股・手コキ・全身リップなどプレイのバリエーションは多彩。きめ細やかなサービスで楽しませてくれます。業種だってソープランド、ヘルス、風俗エステ、オナクラ、M性感……など実にバラエティーに富んでいるのです。
試しに、海外のネット掲示板で「日本の風俗」のスレッドを覗いてみると、毎日のようにこんな書き込みで埋め尽くされています。
「こんなに献身的なサービスを受けたのは初めて。日本に来る機会があったら絶対にまた行く」(オランダ人男性)
「日本にいれば結婚する必要が無い」(アメリカ人男性)
「フェラチオをやってくれるのに感動。マカオのマッサージに行った時なんて、ぺろっと舐められて終わりだった」(イギリス人男性)
このように日本の独特な風俗文化をきちんと理解して、憧れを抱いている外国人男性も多いんです。もしかしたら、日本の「ガラパゴス風俗」が世界中から注目を集めて、日本経済復活の起爆剤になる……なんてことがあるかもしれません(いや、それはさすがにないって)。
デメリット3:リピートが見込めない
海外から訪れる外国人観光客は日本に住んでいるわけではないので、リピーターになってくれることはまずありません。商談などのために月1ペースで来日するビジネスマンなどであれば話は別ですが、そんなケースはほとんどないでしょう。
どんなに太っ腹で、一度にたくさんお金を落としてくれるお客様でもリピートしてもらいにくいのは痛手です。この点は、外国人向け風俗のデメリットであると言えそうです。
デメリット4:性病感染への不安
外国人と言うと「性病をまき散らす」という悪いイメージがあるようです。
確かに、新種の性感染症が海外から入ってくるケースもあるので油断はできないでしょう。しかし、近年は日本人の性病罹患率も高まっていますし、外国人=性病と考えるのは偏見というものです。
お客様が外国人・日本人にかかわらず、風俗ではスキン着用が望ましいのは言うまでもありません。その点、外国人観光客向け風俗はS着を徹底しているお店が多いので安心できます。
ちなみに、本番ありきの海外風俗では、コンドーム着用がデフォルトのケースがほとんど。だから、むしろ日本よりも安心かもしれないということも付け加えておきますね。
まとめ
今回は風俗のインバウンド需要について、最新情報も付け加えながらお伝えしました。
最近では、大手の優良風俗グループも外国人対応に積極的に乗り出してきています。風俗を利用する日本人が減少気味にある今の時代、この傾向はこれからさらに拡大していくものと思われます。
今後、日本はますます多様化していくのは間違いありません。風俗嬢も、今のうちから個人個人が外国人対応できるノウハウを身につけておくといいかもしれませんね。
外国人対応のある風俗店(例)
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