風俗やキャバクラ・ガールズバーで働くときに、必ず決めなくてはいけない「源氏名」
お店の店長さんやスタッフさんに決めてもらう場合もあれば、自分で決めないといけないときも結構ありますよね…
私も自分で決める場合は、すごく悩みました。
凝った名前を考えたのに、お店の店長さんに見せたら「もういる子だから変えて」って言われてしまったり…
めんどくさいからテキトーに思いついたのでいいや。って決めたら、いまいちしっくりこなかったり…
偽名だけど、せっかくなら自分に合った源氏名を使いたいですよね?
今回は、しっくりくる源氏名のつけ方をご紹介します!
源氏名って?
初めて風俗店に面接に行ったときに、面接をしてくださった店長さんから「じゃあ、いまゲンジナ決めて」と言われ、
ゲンジナって何???
となったのが私と源氏名の出会いでした…
源氏名(げんじな)とは、簡単に言うと「風俗・水商売で働く際にお店で使う偽名」のことです。
源氏名には、お客様に女の子を印象付ける芸名といった意味合い以外に「身バレ防止」や「ストーカー対策」といった側面もあったりします。
その歴史は古く、さかのぼること約1000年前。平安時代に書かれた『源氏物語』という物語にルーツがあるとか。
源氏物語には「葵上(あおいのうえ)」「夕顔(ゆうがお)」など雅な名前の女性が登場しますが、これらは本名ではなく、宮中で使われていたあだ名のようなもの。
ここから転じて、昔の遊女も自分の本名ではなく、源氏物語の登場人物の名前を名乗ってお仕事をするようになりました。
これが風俗・水商売における「源氏名」の始まりだそうです。
のちに江戸時代の遊郭でも遊女が源氏名を名乗っていましたが、だんだんと『源氏物語』とは関係ない源氏名を名乗る遊女も多くなったそうです。(登場人物に限りがありますものね)
今思えば事前に調べとけばよかったのですが、当時はまだ高校を卒業したばかり。
店長さんが困惑しながら、「源氏名はお店で働くときに使う偽名のことだよ」と、教えてくれたのが懐かしいです(笑)
そのときは、ちょうど読みかけていた本の主人公の女の子の名前を借りて源氏名にしました。
本名と違う源氏名を持つことで、気持ちのオンオフの切り替えがしやすくなります。
一度つけると同じお店にいる間はまず変えられないので、お気に入りの源氏名や売れる源氏名で働きたいものですね。
名前の決め方
では早速源氏名を決めましょう!と言われても、悩みますよね。
実際に私がやったことのある源氏名の決め方をご紹介します!
本名と近い
自分の本名に近い源氏名だと、自分でも覚えやすいしお客さまに名前を伝えるときに違和感がすくないです。
例えば、
本名が「まゆ」だったら「ゆう」とか、「あきは」なら「あき」
など、自分の本名から連想した源氏名を使っている子もよく見ます。
ただし、うっかり間違えて本名を名乗ってしまわないように、要注意!!!!
私も以前、うっかり間違えて本名を言ってしまったことがありました。
「ごめんなさい。前のお店でつかってた名前なんです…」と言ってその場を切り抜けました(笑)
芸能人の名前を借りる
女優やタレントさんや有名なAV女優の名前を借りた源氏名の子も多くいます。
例えば、似ていると言われた芸能人の名前を借りると、お客さまにも覚えてもらいやすくなります。
また、自分のなりたいイメージの芸能人や好きな芸能人の名前を借りると、源氏名に親しみを覚えやすくなります。
自分の雰囲気に近い
自分の雰囲気や容姿に合った名前にすると、お客さまに覚えてもらいやすくなります。
例えば、和風な雰囲気で黒髪ストレートな女の子が「マリー」なんて源氏名だったら違和感がありますよね?
お客様から「なんでこの名前にしたの?」と筆問攻めに合いそうです…
もちろん、源氏名ですから自分の好きな名前にしてもいいのですが、なるべく自分の見た目や雰囲気に合った源氏名にするのが大切です。
お店の雰囲気に近い
例えばですが、人妻系のお店で20代後半の落ち着いた大人な雰囲気の女の子の源氏名が「るぴあ」だったらどう思いますか?
「ギャルっぽい」とか「見た目と違うけど、元ヤンなのかな?」なんて思いませんか?
もちろん、当たり前のことですが「るぴあ」という名前が悪いわけではなく、人妻店というお店のコンセプトとずれた印象を受けてしまうのが問題です。
人妻系のお店なら、少し古風な落ち着いた源氏名。ギャル系のお店ならギャルっぽいキラキラした源氏名。
のように、お店の雰囲気に合わせた源氏名にするのも重要です。
一般的には、風俗で売れる源氏名をつけるにはこんなポイントがあると言われています。
・自分のキャラに合う名前
・名前の響き
特に、3番目の「名前の響き」は割と重要。
「えり」「みさ」みたいな2音の名前は呼びやすく、人気があるみたいです。さらに……
・比較的柔らかくてあたたかみのある音なら「あ行・な行・は行・ま行の文字」
・同じ音を繰り返すとかわいらしい印象に。例えば「なな」「ののか」など
・「な」「は」「ん」「か」で終わるなど、呼びやすく響きがいい
名前の響きを重視するならこんなポイントも! ぜひ参考にしたいですね。
下記のコラムにも源氏名の付け方が紹介されているので、読んでみてください。
「画数」で源氏名を決めるのもアリ!
占いに頼るという手段もあります。
源氏名をつけるなら、やはり姓名判断=「画数占い」を参考にしてみるのがおすすめ。
占いには「恋愛運を占いたい」という風に〇〇運というのがありますよね。
風俗で成功したい=稼げたいなら、ここはズバリ「金運」をチェックしておくべきでしょう。
姓名判断によると、金運は画数の下1桁の数字で占うそうです。例えば、こんな感じ。
金運を表す画数
1画…節約ができるがケチ
2画…金運はあるが出費も多い
3画…金運があるが無駄遣い多い
4画…金遣いが荒い(ただし、24画は例外)
5画…金遣いが上手く財産アップ
6画…素早く貯蓄できるが出費も素早い
7画…無意識に貯金が消える
8画…じゃばじゃばお金を使う
9画…他人ありきで財産アップ
この表を見ると、源氏名に画数の下一桁が「5画」「9画」の文字が入っていると金運がアップしそう。
また、各文字の画数の下一桁合計が「24画」になる場合は金運最高。お金と人が自然に集まってくる数字なのだそうです。
金運以外では、こんな画数が源氏名に向いています。
総画数16…名誉と地位に縁あり
総画数33…天下を狙える画数(No.1になれる?)
総画数47…ツキに恵まれる画数
風俗でお仕事をするなら「人気運」も大事ですよね。
人気運を呼ぶ画数は、3画と8画。5画、38画、48画は周囲の注目を集めたり、愛される運気を持つそうですよ。
源氏名の決め方にどうしても迷ったら、参考にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回は自分に合った源氏名の付け方についてご紹介しました。
一番大切なのは、自分自身が納得のいく源氏名にすることです。
自分の雰囲気や容姿に合った源氏名だと、お客さまに覚えてもらいやすくなりますし、覚えてもらうことで本指名にもつながりやすくなります。
もちろん、お客さまに名前をおぼえてもらうために名刺などの営業もしっかりやっていきましょう。