「風俗嬢なんだけど、盗撮された・・・」
「盗撮されたらどうすればいいの?」
そんな風俗で働く女の子の声をたくさん聞きます。
風俗嬢の声
見つけた時はすごく、怖くて…怖くて…。
デリヘルの仕事でホテルに行った時でした。
プレイ中、お客様が車のキーをやたらと触っているのに気づき目を向けるとレンズの様な物を発見しました。
「カメラ…?」
と呟くとお客様はプレイを止めてすぐ横にあった携帯をいじりだしました。
プレイ中に発見した場合、どうすべきなのでしょうか?
また、未然に防止する工夫を教えて下さい。
風俗嬢の声
私の写真がたくさん
風俗歴3年
携帯の持ち方が明らかにおかしいなと思い、問い詰めたら白状して携帯を渡してきました。
見てみると、私の写真がたくさんありました。
写真を見るかぎり今回だけではなく前から撮っていたようでした。
裸のときの背中から撮った写真まで…無音カメラを使って撮っていたとのことです。
常連さんで気さくな方だったこともあり精神的なダメージが大きかったです。
この子たちのように、隠し撮りされたらパニックになってしまいますよね。
そんな時、冷静になるには「どうすればいいか」知っていること。
正解は、証拠は消さず警察呼んで被害届を出すことです。
盗撮は立派な犯罪行為。
きちんと対応すれば罰金をもらえますし、何よりムカつく気持ちを解消できます。
デリヘル風俗の盗撮予防策! 隠し撮り発見のポイントを実例付き解説
風俗客に盗撮された時の対処法
ここでは、こんなことが分かります。
・その場で隠し撮りされてると気付いたら取るべき行動
・あとで気づいた時の対処法
・お店のスタッフに「やってもらうべきこと」
自分で気づいたらするべきこと
もしプレイ中に盗撮されているって気づいたら・・・。
まずは男性客に気づかれないよう「店舗スタッフに連絡しましょう」。
LINEやメールなら、「店から連絡きてたんで返信だけしますね~」と言えば怪しまれません。
電話するなら、助けが欲しい時の合言葉を伝えておきましょう。
例えば、「おしぼり持ってきてくれますか?」
「忘れ物したのでお願いします」
など、当たり障りのない言葉がおすすめ。
男子スタッフが駆けつけてから、盗撮されたと事情を話しましょう。
「盗撮してますよね?」
と2人っきりの時に聞くのはオススメしません。
バレタと思った客が、盗撮動画や盗撮画像を消す可能性があるからです。
盗撮動画や画像は、証拠品。
警察や弁護士に動いてもらうためには、盗撮の証拠品を残しておく必要があります。
警察をすぐ呼ぼう
あなたの働く風俗店が対策をしっかりしていた場合、盗撮客に示談金を払ってもらえます。
また、気の弱い人なら怖くなって示談金を払います。
示談金の金額は、100万円以下が相場。
でも、まったく反省していない人だったら示談金を払う気なんてありません。
悪質客の時は、すぐ警察を呼びましょう。
「風俗で隠し撮りしたって犯罪にならない」なんてバカなことを言う男性もいますが、犯罪です。
例えば、
・軽犯罪法違反、窃視罪
(卑猥目的の盗撮行為)
・肖像権若しくはプライバシー権の侵害
・不法侵入
(目的外侵入で建造物侵入になる)
・名誉毀損
・都道府県迷惑防止条例等違反
・わいせつ電磁的記録の頒布罪、同有償頒布目的所持罪
などの罪に問うことができ、警察をその場に呼べば盗撮の現行犯逮捕ができます。
証拠品がないと逮捕が難しくなるので、店のボーイにお願いして証拠品を取り上げておきましょう。
弁護士を探して警察に被害届を出す
次に、警察に被害届を出します。
被害届を出す前に、やることがあります。
話をあなたの有利に進めるため、弁護士を雇ってください。
弁護士の費用がかかりますが、弁護士の費用も客に請求すればOKです。
弁護士選びのポイントは2つ。
・風俗トラブルに慣れている弁護士
・女性の弁護士
信用できる弁護士を見つけたら、被害届を提出し、民事上の請求をはじめます。
風俗嬢のあなたへの迷惑料・慰謝料・店への損害賠償を払わせることができますよ。
ちなみに、警察に被害届を出しても家族や友人・学校に身バレはしません。
風俗嬢の声
30~100万円
風俗歴5年
風俗嬢の声
30万!
風俗歴2年
店にしてもらう対応
風俗店は、キャストである女の子を守って当然。
お店の店長や決定権のあるスタッフとに事情を話して、納得する対応をしてもらいましょう。
盗撮した客の個人情報を押さえる
まずは客の個人情報を押さえましょう。
後日、逃げられたなんてことのないように!
顔写真付きの身分証をコピーすればOK。
免許証や社員証で大丈夫です。
また、電話番号も聞いてから、実際にその場で電話をかけさせましょう。
盗撮した機材を没収する
警察がくるまで、証拠品の撮影機材は没収します。
また動画や画像の入っているSDカードがあれば、抜き出して没収しましょう。
後日、弁護士に渡します。
念書に「私が盗撮しました」と書かせる
念書とは、後日に証拠となるため念のために書く書類のことです。
謝罪文を書かせる場合もありますが、念書の方が裁判になった時に効力があります。
念書に書かせる内容は、下の通り。
・相手の氏名
・あなたの氏名
・隠し撮りした場所、住所
・対象となる内容
・念書を作成した年月日
・署名と捺印
ハンコがなければ、客の指にインクを付けて指印を押させます。
内容には、「私が盗撮しました」とハッキリ書かせるのがポイント。
風俗店を出禁にする
もちろん、悪質な客なのでお店への出入りを禁止にさせましょう。
あなたの働く店がグループ店なら、グループ全体でも出入り禁止になりますよ。
盗撮されたって後で気づいたら
接客中は隠し撮りに気づかずに、あとでネットに晒されているのを知ったら・・・。
大丈夫です、プライバシー侵害・肖像権侵害で差し止め請求と慰謝料請求をできます。
風俗トラブルだけでなく、インターネットにも強い弁護士がおすすめです。
風俗嬢が盗撮されないための対策
ここまで、風俗で盗撮されたあとの話をしてきました。
スマホの置き方
スマホで隠し撮りをしようとする客は、スマホを縦に置きます。
壁に立てかけるのも要注意。
カメラをこっちに向けて、ムービー撮影するつもりです。
また、「この写真見てー」とか言ってスマホを向けてきたら撮影しています。
「この曲好きなんだよね~」とスマホを縦に置くのも録画する口実。
前に物を置いたり、わざと体が触れちゃったフリをして客のスマホを倒しましょう。
物をどけたりスマホをまた立たせたりしたら、盗撮犯確定!
部屋を暗くする
部屋の明かりを暗くすれば、たいていの盗撮機材では撮れません。
また、暗くした時にランプを探しましょう。
男性のカバンや小物が光っていたり、ランプが点滅していたら隠し撮りしています。
とくに赤いランプが点滅していたら怪しいです。
客の荷物にタオルをかける
隠し撮りしてくる場合、かばんやバックの中から撮ってきます。
なので、タオルや布で客の荷物を覆うのがオススメ。
脱いだ洋服を畳んであげて、カバンの上に置いてあげるのもアリ。
タオルで覆うタイミングは、シャワーやお風呂に入ったあと。
男性をベッドに移動させたタイミングです。
ベッドからわざわざタオルをはずしに動いたり、「タオルどけて」と言ってきたら犯人です。
またソープや箱型のヘルス店なら専用の荷物ボックスがあります。
荷物ボックスに客の持ち物を入れましょう。
拒否りだしたらすぐスタッフを呼べばOK。
ラブホやレンタルルームなら、ベッドから見えない場所や距離の離れた場所に置いてあげます。
「荷物こちらに置いておきますね」と言えば、普通の人は「ありがとう」と返してきます。
何か言われたら「隠し撮りする人がいるから、店からやれって言われてるの」
と言えば向こうは言い返せません。
上着の胸ポケット
よくある隠し撮り方法に、胸ポケットにボールペン型やライター型のカメラを入れるのがあります。
防止するためには、ジャケットの正面を壁側に向けてハンガーにかけてあげればgoodです。
小物に注意
ベッドサイドやテーブルに、車のキーやライター・ボールペン・充電器やタブレットのお菓子を置いたら怪しんでください。
色んな種類のカメラが販売されているので、見破るのはむずかしいです。
でも、わざと小物を見える位置に置くのっておかしいですよね?
↓↓ 盗撮カメラについて詳しく ↓↓
風俗店の盗撮予防に知っておこう【タイプ別】超小型隠しカメラまとめ
罰則を明記している風俗店を選ぼう
お店選びは大事です。
テキトーな風俗店だと、隠し撮りされても「対応は女の子次第で」と口頭注意すらしてくれない店もあります。
お店の利用規約に、「無断撮影は禁止・罰則」と書いてある風俗店なら安心です。
また、「法的手段に出ます」「罰金○○万円」と罰則をホームページに載せてあると、破った場合に損害賠償請求(民法709条)として民事裁判も起こせます。
女の子の身を守るルールが考えられているのは、大手グループに多いです。
店長一人だけのデリヘルや、スタッフ数人の小規模風俗店はやめましょう。
盗撮客の特徴を知ろう
あなたを隠し撮りしに来た客には、特徴があります。
・枕元にスマホやデジカメ、小物を置く
・その小物に触ろうとすると慌てたり怒りだす
・部屋の明るさにこだわりがある
・目隠しプレイをしたがる
(女性キャストの視界をなくす)
・プレイ中の体の位置にこだわる
「この高さでフェラして」「体位の向きはこっち」といって、言うこと聞かないと怒るやつ。
・カメラが趣味なんだ!とデジカメを取りだす
風俗の業種・場所別! 盗撮の注意ポイント
ソープ、デリヘル、箱ヘル、おっぱぶやセクキャバなど、業種によってプレイ場所が違います。
プレイ場所によって隠し撮りを警戒するポイントがあるので、順番に見ていきましょう。
ラブホの盗撮
ラブホテルは、デリヘルやホテヘルで使います。
男性が先に部屋で待っている場合、隠しカメラを設置していないか心配です。
カメラ探知機はamazonや楽天で2000円台でも買えるので、1コ携帯しておくと安心ですよ。
レンタルルームの盗撮
レンタルルームでも、隠し撮りの危険があります。
店舗を持たないオナクラやホテヘル、新橋や新宿のデリヘルではよくレンタルルームが使われます。
タオルは用意されているので、荷物の上にタオルをかけると予防できます。
ソープの盗撮
ソープランドは店舗型のため、犯人はカメラを持ち込んできます。
スマホや車のキー型カメラ、荷物に注意しましょう。
男性をお風呂に誘導したら、かばんにタオルをかけたりスマホの前にモノを置いて防止します。
お風呂からあがって位置を直そうとしても、手をつないでベッドに誘導しちゃいましょう。
おっぱぶ・セクキャバの盗撮
おっぱぶ・セクキャバはボーイが店内を見回っているため、助けを求めやすい環境です。
ハッスルタイムやダウンタイム(お触りタイム)は店内が暗くなるので、隠し撮りされるかもしれません。
赤外線カメラだと暗くても撮影できるので、デジカメを持っているお客様は怪しいです。
デリヘルの盗撮
デリヘル嬢は、自宅に行くので危ないです。
客の自宅に小型カメラがないかチェックするのはほぼ不可能・・・。
たとえば、天井のライト・照明器具・火災探知機・スピーカー・コンセント・電話・テレビ・時計・エアコンなどカメラを仕掛けられるポイントはたくさん。
デリヘル嬢は、自宅はNGにして行かないのが一番です。
ヘルス(箱ヘル)の盗撮
ファッションヘルスもソープと同じ箱型風俗なので、カメラの持ち込みを警戒しましょう。
あやしければボーイを呼ぶ・部屋から出てしまえばOK。
イメクラの盗撮
イメージクラブはコスプレをするので、可愛い姿を撮っておきたい・・・ってマニアが多くいます。
特にイメクラで働く若い風俗嬢は被害に合いがち。
「前に隠し撮りされたので…」と言って撮影防止すれば問題ありません。
ホテヘルの盗撮
ホテヘルはラブホテルか、レンタルルームを使います。
受付店舗が近くにあるので、身の危険を感じたらすぐボーイを呼びましょう。
オナクラ・手コキの盗撮
オナクラ・手コキもデリ型がほとんど。
近くのラブホやレンタルルームでサービスします。
基本的に女の子は脱ぎませんが、オプションで脱いだりトップレスになるときは要注意。
客が少しでも挙動不審になったら怪しみましょう。
風俗客はなんで盗撮するの!?
男たちはどうして隠し撮りなんてキモいことをするのでしょうか。
理由は5つあります。
・個人のコレクション
・ネットで販売
・ネットにアップする愉快犯
・「バラされたくなければ付き合え」と脅迫の材料
・ネットで生中継配信して目立つため
どれも立派な犯罪行為。
以前、Youtuberがデリヘル嬢を呼んだシーンを生配信して逮捕されました。
200万円の慰謝料を払わされたそうです。
分かった時点で、働いている店・弁護士・警察に相談しましょう。
すごく怖かった
風俗歴1年