風俗店で働く際に、身分証明書の提示は必須です。
でも、身分証明書といっても「保険証」「マイナンバーカード」「運転免許証」とかいろいろあるし、何をもっていけばいいのかわからない!という方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな風俗で働くときに必要な身分証明書について解説します。
なぜ身分証明書が必要なの?
風俗店では18歳未満の女性を働かせることが法律で禁止されています。
もしも18歳未満の女性を働かせてしまった場合、お店が摘発され営業停止処分を受けたり店長やスタッフが法律上罰せられてしまうことになります。
そのようなリスクを避けるために、風俗店では応募してきた女性が18歳以上であるかどうかを、身分証によって確認する必要があるわけです。
まれに身分証明書の提示を求めないお店もありますが、これは要注意です。
このようなお店は違法営業をしている可能性があり、遅かれ早かれ警察に摘発される可能性が高いです。
お店が摘発されたからといって働いている女性が逮捕されることはないのですが、事情聴取などはされる場合が多いようです。
そんな面倒に巻き込まれないためにも、身分証をしっかり求めるお店で働くことをおすすめします。
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風俗で働く際に必要な身分証明書の条件
では年齢が確認できるものであれば、身分証は何でもいいのでしょうか?
風営法(風俗営業法)では、風俗で働く際の身分証明書の条件として以下の4つが確認できることを求めています。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 本籍または国籍
風俗では前述の年齢制限以外に国籍による制限もあるため、身分証には④が確認できることも求められます。
ちなみに、国籍が日本でないからといって必ずしも風俗で働くことが制限されるわけではありません。
長年日本に住んでいる定住者や日本人の配偶者等は、なんら制限なく風俗で働くことができます。
入店時に身分証として認められるもの
先述のとおり①氏名②住所③生年月日④本籍または国籍の4つが確認できるものであれば風営法上、入店時の身分証として認められます。
では具体的には、数ある身分証のうちどれがこの条件を満たすでしょうか?
まず【住民票】ですが、本籍地を記載したものであれば上記の4項目すべてを満たすため、風営法上の身分証として認められます。
ただ住民票には顔写真がないため、その住民票を持っている女性が本当に本人かどうかが確かではありません。
そこで通常、住民票だけでは入店が認められず、他の顔写真付き身分証と合わせて提示する必要があります。
次に【免許証】【マイナンバーカード】ですが、これら2つには④の本籍または国籍の記載がありません。
なので4つの条件を満たすためには、これら以外に(本籍地入りの)住民票を合わせて提示する必要があります。
なお【学生証】【社員証】も(本籍地入りの)住民票と合わせることで身分証として認められる場合がありますが、
これらは国が発行する公式なものではないため、管理の厳しいお店では身分証として認められない場合があります。
最後に【パスポート】ですが、先の4項目すべてがこれに記載されているため、免許証などのように本籍地入りの住民票を合わせて提示する必要がありません。
つまりこれ単体で風俗で働く際の身分証として機能するため、ある意味最強の身分証といえます。
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各身分証明書の取得方法
身分証によって取得までの時間や費用が異なりますが、たとえば身分証を何も持っていない場合、何を取得するのが時間や費用の面でベターでしょうか。
そこで以下参考までに、各身分証について取得までの流れを簡単にお伝えします。
運転免許証(原付免許)
身分証の中でも最短で取得できるのは、原付きバイクの運転免許証になります。
自動車の免許とは異なり長期間教習所に通う必要がなく、各都道府県の運転免許試験場で選択式試験(◯☓問題)を受けて三時間ほどの運転教習を受ければ、通常一日で取得することができます。費用は8000円程度。
ただ試験に合格するためにはある程度の勉強が必要になるため、原付バイクに興味がない方にとっては現実的な選択肢ではないかもしれません。
パスポート
パスポートは、各都道府県のパスポート申請窓口から申請することができます。
申請から受け取りまでに約一週間かかり、費用が16,000円ほどかかります。
風俗で働けば海外旅行の資金程度ならすぐに稼ぐことができるため、海外旅行に興味がある方であれば、事前にパスポートを用意しておくのも一石二鳥なのでオススメです。
マイナンバーカード
原付免許や海外旅行に興味がない方は、マイナンバーカードを作るしかありません。
マイナンバーカードは無料で発行できますが、発行までに1ヶ月近く要するのが難点です。
とくに今すぐ働きたい方には不向きといえるでしょう。
申請は郵便やPC・スマートフォンまたは証明写真機から行います。
マイナンバーカード申請方法について詳しくはこちらをcheck!
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(本籍地入りの)住民票
先述のとおりパスポート以外の身分証の場合は、(本籍地入りの)住民票を合わせて提示する必要があります。
またパスポートだけで入店した場合でも、あとあと従業員名簿という書類を作成する上で本籍地入りの住民票を求められるのが通常です。
つまりこの書類は、風俗で働く上で最終的に必須のものといえます。
(本籍地入りの)住民票は、各自治体の役所(市役所等)の窓口で取得することができます。
取得の際は、身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード・保険証などいずれか一つ)を持って窓口に行き、申請書類を提出します。
取得までの時間は大体1時間程度で、1通につき300円程度の手数料がかかります。
尚、マイナンバーカードをすでに持っている場合は役所まで足を運ぶまでもなく、近くのコンビニのマルチコピー機で取得することが可能です。
まとめ
以上、風俗で働くために必要な身分証についてお伝えしました。
さいごに、入店時に用意すべき身分証を整理すると以下の通りとなります。
- パスポートのみ
- 運転免許証&(本籍地入り)住民票
- マイナンバーカード&(本籍地入り)住民票
- 学生証(社員証)&(本籍地入り)住民票 ※認められない場合あり
個人的なオススメはやはり単体で身分証として機能するパスポートでしょうか。
いずれにしても法律が求めるルールをしっかり守った上でお仕事をして、思う存分稼いで人生を楽しんでください。
くれぐれも身分証を確認しないような違法店で働いて、面倒に巻き込まれることのないように・・・
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