今回のコラムでは、顔面騎乗をテーマにその魅力や楽しみ方を語ります。
顔面騎乗とは、女性が男性の顔面に馬乗りになってヴァギナを舐めさせるプレイ。
と言ってしまうと「それだけ?」って感じですが、実はとても奥が深いプレイです。工夫次第でいろいろな楽しめますし、押さえておくべきポイントもいっぱい。
顔面騎乗へスムーズに誘う方法なども説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
顔面騎乗ってどんなプレイ?
顔面騎乗とは、仰向けになっている男性の顔面に女性が跨る(クンニをさせる)プレイのこと。略して「がんき(顔騎)」と呼ばれたりもします。
英語では、顔に座るという意味で「Facesitting」と称されます。
顔面騎乗は、女性のお尻や太腿による圧迫感や顔面が埋もれて窒息しそうなほどの苦しさが味わえるため、Mっ気の強い男性に人気が高いプレイです。
その反面、女性の中には顔面騎乗に恥ずかしさや抵抗感を覚える人もいます。顔面騎乗をしてもらうなら、上手な誘い方をマスターしておいた方がいいでしょう。
M心が刺激される!顔面騎乗のメリット
そんな疑問を抱いている方に、顔面騎乗のメリットや興奮するポイントを解説します。
女性器を肌で直に感じられる
顔面騎乗で女性器を押し付けられることで、男性はヴァギナの存在感を顔の皮膚を通じて直接感じられます。
ヴァギナには独特のぷにょぷにょした柔らかな感触やぬるぬる感、匂いがあります。それらをダイレクトに体感できるのは、好きな人にはたまらないはず。
また、顔面騎乗は女性器への埋没感を味わえるのが魅力だと言う男性もいます。
何だかオマ×コに包み込まれているような気がして、顔面騎乗中はいつも無我の境地です(笑)。あの感覚は一度味わったらやみつきになりますね!
女性に征服される気分を味わえる
一般的には「汚いモノ」として認識されるオマ×コ。
そんな女性器を顔面に押しつけられる行為は、男性にとって屈辱的でしょう。
ですが、M気質が強い男性にはその被虐的な要素が悦びとなり、快感を覚えます。
ヴァギナを顔面に押し付けられ、顔中が愛液まみれでベトベトになってしまう――M男性という生き物は、そんな非日常的なシチュエーションに興奮してしまうんですね。
女性が自分も気持ちよくなるように男性の顔にヴァギナを押しつけるのって、たまらなく興奮するじゃないですか。女性が自ら腰を振ったり愛液の分泌量が増えたり、気持ちよさそうにヨガる姿を見るのは最高です。
個人的には、顔面騎乗をしてもらいながら、同時に言葉責めもされると最高です。
恥ずかしがる女性の姿が見られる
上記とは逆パターンで、顔の上に跨って恥ずかしそうにしている女性の姿が好きだという男性もいます。
そんなSっ気が強い男性にとっても、顔面騎乗は人気のプレイです。
ヴァギナを男性の顔に押し付けることは、多くの女性にとって恥ずかしい行為。羞恥心がありながらも、ヴァギナを舐められて感じてしまう――そんな女性の姿に興奮する男性はたくさんいます。
顔面騎乗はM気質が強い男性が好むイメージがありますが、実は女性をいじめたい願望のあるS男性にも愛好者は多いのです。
顔面騎乗の体位とやり方
顔面騎乗のやり方は、大きく分けて以下の4パターンがあります。
正面座位
仰向けになった男性の顔と、上に乗る女性が正面に向き合って座る顔面騎乗。
正面座位は、女性の足の間から男性の表情を確認しやすいのがポイントです。顔面騎乗の中で最も一般的な座り方と言えるでしょう。
背面座位
仰向けになった男性の顔に対して、女性が後ろ向きで座る顔面騎乗。
シックスナインで男性が下(仰向け)、女性が上になっている状態からスムーズに移行しやすいのがメリットです。69から、女性が起き上がった体勢をイメージすると良いでしょう。
側面座位
仰向けに寝た男性に対して、女性が体を真横に向けた状態で顔に座る変則的な顔面騎乗。
ちょうどベンチに腰かけるようなスタイルのため、「女性に椅子にされた」と妄想して興奮を覚えるM男性もいるようです。
立位
男性が正座もしくは足を投げ出して状態で、女性が立ったまま局部を舐めさせる顔面騎乗。
男性は女性器を強引に舐めさせられているという感覚が強く、Mっぽさをより味わえます。プレイをする際、女性が男性の髪の毛を掴みながら顔に局部を押しつけるのがおすすめです。
立位は女性の体が不安定になりやすいため、男性が壁に背中をつけた状態で行いましょう。また、長時間のプレイは男性の首に負担がかかるので控えるようにしてください。
――と顔面騎乗のポーズもさまざまですが、まずは最もオーソドックスな正面座位を例にとってやり方をご説明しましょう。
顔面騎乗の手順
手順1:女性が仰臥した男性の顔に跨る
まず、男性が仰向けになって寝ます。
男性が仰向けになったら、女性は肩幅ぐらいに足を開いて顔面(やや頭寄り)を跨ぎます。
女性がそのまま腰を下ろしていき、局部が男性の口元にくるようにします。このとき、足下が不安定なら片膝をついてもかまいません。
手順2:局部を顔面に押し付ける
体勢が整ったら、女性はお尻の位置を調整しながら、ヴァギナを男性の鼻や口に押し付けます。
このとき、顔面の真上からお尻を乗せるのではなく、少し斜めからあてがって体重を逃がしてあげるのがコツ。こうすることで、男性の顔面に体重が掛かり過ぎるのを防ぐことができます。
顔面騎乗を受けている男性は、舌を動かせるようならクンニリングスをします。
女性器を舐めるやり方は普段通りでかまいませんが、基本的にクリトリスを刺激するのがポイント。舌で突いたり、軽く吸ったりしてもいいでしょう、女性が感じているのを見ながら、動きを変えて刺激してみてください。
手順3:緩急をつけてグラインド
プレイ中は女性側から積極的に腰を動かして男性をリードするのが基本です。
たまに男性の顔面に腰を下ろしたらそのままじっと動かない女性がいますが、これはNG。お尻を顔面にグリグリと軽く押し付けたり、グラインドしたり、小刻みにプルプルと震わせたり……とバリエーションを交えた方が顔面騎乗をより楽しめます。
一か所に体重をずっと掛け続けると、怪我につながりかねません。その意味でも、緩急をつけた動きは大切です。
正面座位に慣れてきたら、背面座位での顔面騎乗にもチャレンジしてみましょう。
背面座位は、顔面騎乗しながら男性の乳首を触ったり手コキをしたりできるのがメリット。女性のお尻が目の前にくるため、男性はお尻を責めながらクンニが楽しめますよ。
女性を顔面騎乗へスマートに誘うコツ
顔面騎乗は非日常的なプレイのため、やってみたいけどパートナーを上手く誘導できずに困っているという男性も多いはず。
そんな悩める男性に、スムーズに顔面騎乗へ持ち込む誘い方をご紹介します。
シックスナインから移行する
上述したように、シックスナインは顔面騎乗へ誘いやすい体位です。
シックスナインをしながら、フェラしている女性の上体を起こしてそのまま頭の方へ引き寄せると、背面座位の顔面騎乗へスムーズに誘導できます。
あとは、体の向きを変えるだけで正面座位の顔面騎乗にも自然に誘導可能です。
と言ってリクエストすれば、恥じらいながらも素直に応じてもらえるはず。
ストレートにお願いしてみる
プレイ中にお互いの気分が盛り上がったら「顔に跨ってみて」とストレートにお願いしてみるのもあり。雰囲気に乗じて、顔面騎乗に応じてもらえるかもしれません。
このとき「ギブ&テイク」を意識してみるのがおすすめです。
例えば、パートナーがフェラを一生懸命頑張ってくれたあとで
と理由をつけて伝えると、意外とすんなりOKをもらいやすくなるでしょう。
顔面騎乗AVを一緒に鑑賞する
顔面騎乗をしたいとなかなか切り出せないなら、パートナーと顔面騎乗プレイがあるAVを一緒に鑑賞するのも良い方法です。
AVを観た直後はお互いにプレイの場面が脳裏に焼き付いているため、顔面騎乗を受け入れやすい気持ちになっているはず。セックスが始まったら「さっきAVで観たプレイ、やってみようか」と自然に誘うことができるでしょう。
一緒にAVを観るという行為自体が興奮を催すため、セックスに誘いやすい雰囲気になるのもメリットです。
顔面騎乗をするときの注意点
体重を掛け過ぎない
女性のヒップは肉感的で柔らかなイメージですが、意外と忘れがちなのが尾てい骨の存在です!
日常生活で、鼻をどこかにぶつけてすごく痛い思いをした……という経験はないでしょうか。鼻の軟骨って痛みを感じやすい箇所なんですよね。思いきり体重が掛かると、最悪の場合、鼻骨骨折にもなりかねないので要注意。
また、眼球を圧迫するのはとても危険なので、絶対に避けてください。目は鼻以上に弱い箇所なので、くれぐれも圧迫しないポジションでプレイすることが重要です。
目や鼻への負荷を減らすには、女性がお尻を少し斜めから乗せるのがコツ。お尻を微妙に動かしながら、男性の顔面に尾てい骨が当たり過ぎないように位置を調整することがポイントです。
お尻を動かすことには、男性が窒息してしまうのを防ぐ意味もあります。
顔面騎乗はあくまでも「プレイ」なので、それで相手が怪我などをしてしまったらせっかくの楽しみが台なし。
そんな事故を防ぐためにも、顔面騎乗をリードする女性側は男性の様子を観察して「限界が近いな」と思ったら腰を少し浮かせてあげるなどの配慮が必要です。
限界の合図を決めておく
顔面騎乗をする場合、女性がまだ不慣れなケースもあると思います。
その場合、安全を期すため、お互いに限界の合図を決めておくことをおすすめします。
例えば、限界を感じた男性が女性のお尻をタップする、足首の辺りを数回叩く、あるいは両手で×印を作る……etc.
サインの出し方は何でも自由ですが、紛らわしいのはNG。すぐにストップできるように、分かりやすいサインを決めておきましょう。
髭(ひげ)剃りは済ませておく
お互いに気持ちよく顔面騎乗をするためには、事前のボディケアが欠かせません。中でもポイントになるのが「毛」の問題。
男性は、顔面騎乗の前にしっかりと髭を剃っておくことが大切です。男性の髭は太く逞しいため、ちょっと生えているだけでもクンニの邪魔。デリケートゾーンはとても繊細で傷つきやすいため、髭が生えていると女性が痛みを感じてしまうものです。
「朝剃ったから大丈夫」と思っていても油断は禁物。生えかけの毛って、意外とチクチクして痛いんですよね。
これはパイパン処理をしている女性も同様です。完全脱毛ならともかく、剃毛の場合は顔面騎乗の際に陰毛のチクチクが気になるという男性は多いです。
余談ですが、筆者の男友達は「俺ってMだから、顔面騎乗でチクチク痛いのはむしろ大歓迎」と自慢気に話していたことがあります(笑)。
その境地まで到達できれば、もはや顔面騎乗の達人と言えるかもしれませんね。
まとめ
顔面騎乗はちょっとSMっぽい要素もあるため、日常のエッチではあまりやらないプレイかもしれません。
でも、顔面騎乗は一度やってみたらクセになるほど刺激的なプレイです。
女性は恥ずかしい反面、男性を責める悦びを味わえます。
男性は屈辱的な反面、女性の恥じらう姿に興奮できます。
顔面騎乗は、マンネリ化したセックスに飽きていたカップルにとっても、このように新たな刺激を与えてくれるプレイとなるでしょう。
ぜひ、思い切ってチャレンジしてみてください!