男性の性感帯と聞いて、あなたはどこを連想しますか?
風俗のお仕事をする女の子にとって、男性の性感帯を理解しておくことは超大事。
性感帯を的確に責めてあげると、男性が射精しやすくなるというメリットがあります。それだけではなく、いっぱい気持ちよくしてあげることで満足度がアップして、次回の指名にも繋がりやすくなるでしょう。
とは言え、18個も性感帯があると言われたら「一体どこをどう責めたらいいの?」って困りますよね。
そこで今回は、男性の性感帯18か所をピックアップして、責め方のポイントを解説してみたいと思います。
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性感帯の5分類
そもそも性感帯とは「身体のうち、刺激を与えることによって性的興奮と快感を得やすい部分」を指します。
性感帯と一口に言っても、部位によって感じ方はさまざまです。直接的な刺激で感じる部位もあれば、間接的に感じちゃう部位も……。
性感帯にも種類があり、その感じ方によって下記の5つの分類があるとされています。
純性感帯
性的興奮を起こす神経が集中していて、触られると感じる部位。一般的な意味での性感帯です。
主な部位
ペニス、乳首など
錯覚性感帯
純性感帯の周囲にある部位。純性感帯への刺激が伝わることで、気持ちいいと錯覚してしまいます。
主な部位
肛門、会陰など
連想性感帯
興奮すると敏感になり、刺激によって感じやすくなる部位。普段は触られるとくすぐったく、脳が学習することで性感帯として「開発」されるケースが多いとか。
主な部位
背中、首、耳、脇、足など
経路性感帯
経絡(けいらく)とは、身体の内側と外側を通過するエネルギーの道。いわゆるツボを指し、「痛気持ちいい」と「性的な快感」が紙一重になっています。
心理性感帯
特定の部位ではなく、言葉責めや匂いといった聴覚・嗅覚・視覚などの五感で精神的に感じることを指します。
これらのうち、プレイのときに責めやすい性感帯が純性感帯、錯覚性感帯、連想性感帯の3つです。
性感帯にもいろいろな分類があるなんてビックリ!ですが、知らなかった私が勉強不足だったみたい。
元セクシー女優で作家の大島薫さんは、以前からこんな情報を発信をしていました。ためになります!
性感帯は大きく分けて3種類ある。
・純粋性感帯
一般的な性感帯。性的快感を感じやすい部分。乳首、性器等。
・連想性感帯
普段はくすぐったいが興奮状態だと性的快楽を感じる部分。首筋、脇、耳等。
・錯覚性感帯
神経が集中していて性器を触られているような錯覚に陥る性感帯。会陰、肛門等— 大島薫 (@OshimaKaoru) April 20, 2016
男性の性感帯を部位ごとにくわしく解説
ここからは、男性の性感帯について部位ごとに説明していきます。
場所が違えば、責め方だって変わってくるのは当然。上述した性感帯の分類も参考にして、それぞれの部位に合った愛撫方法で男性をいっぱい感じさせちゃいましょう。
耳
耳かきをしていて「くすぐったいけど気持ちいい」という経験をしたことがある人は多いはず。
耳は「全身のツボ」と言われるほど、全身の神経が集中している場所。だから感じやすいのも当然なんです。
特に耳たぶや耳裏は感じるポイントです。軟骨部分などは軽くなぞるだけでも効果テキメンですよ。
責め方としては耳元で軽く息を吹きかける、甘噛みするといったプレイがおすすめ。
耳は「心理性感帯」でもあるので、エッチな言葉を囁くのもあり。ASMRっぽい感覚でゾクゾクすること間違いなしです。
男性が嫌がらないようなら、耳舐めにチャレンジしてみるのもいいですね。
口
お口が性感帯の一部だというのは、女の子なら身に覚えがあるかと思います(フェラのときとか)。
口の中が性感帯なのは、男性だって同じです。
唇や口内にも、性感帯は存在しています。
舌の付け根
上顎のザラザラ部分
口周辺の性感帯は、主に上記の3か所です。
口内には神経が集中していて、粘膜が敏感になっています。そのため、刺激を感じやすいのだとか。
特に、ディープキスの際に上記の部位を舌を使って刺激してあげると、唇と口内の両方を刺激できて効果的。うまくやれば「キスイキ」だって可能かもしれませんよ!
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首筋
首筋は大脳に近く、自律神経や迷走神経が通っています。開発すれば重要な性感帯に十分なり得る部位です。
特に鎖骨や喉仏(のどぼとけ)、うなじが弱いという男性は多いです。漢方医学には、喉仏のすぐ下にある甲状腺が男性器と密接に関係しているという考え方もあるそうなので、首筋が感じやすいという話には説得力があります。
責め方としては、首筋から鎖骨にかけて時間をかけて舐めたり触ったりするといいでしょう。
背中
背中には中枢神経が集まっているため、性感帯になりやすい部位です。背筋を軽く撫でられて、ゾクっとした経験、一度はありますよね?
背中をピンポイントで責めるのもいいですが、他の部位と組み合わせて愛撫すると快感がより高まります。
例えば、男性を四つん這いにしてアナル責めをしながら、同時に撫でたり舐めたりしてあげるのも効果的。責め好きな女性は試してみてはいかがですか?
乳首
男性の性感帯の中でも、乳首はペニスに次いで感じるという声が多いポピュラーな性感帯でしょう。
とは言え、乳首は最初から敏感なわけではなく、感度に個人差があるようです。開発は比較的やりやすい部位なので、相手の反応を見ながら責めていってあげましょう。
責め方としては指の腹でソフトに撫でたり、人さし指と親指で軽く摘んだり。あるいは、乳首舐めをしてあげたりするのが定番。上級者には乳首用ローターなどのアダルトグッズを用いるのもありでしょう。
乳首開発は、外側から中心に向かって責めてあげるのがポイントです。開発が進むと乳首が肥大化してくる男性も多く、視覚的にエロいだけではなく、成長が目に見えるので達成感(?)も味わえます。
中には、乳首愛撫だけでメスイキ(男性が牝のように何度もイクこと)できるようになる男性もいるそうです。
脇
くすぐりフェチならずとも、言わずと知れた性感帯でしょう。
脇を責めるときは、脇の下だけを責めないようにするのがベター。そうでないと、あまりのくすぐったさにエッチな雰囲気が壊れてしまうことになりかねません。
ポイントは、スペンス乳腺も愛撫してあげることです。
スペンス乳腺とは、いわゆる「横乳」にあたる部位。図にあるように、脇の下から胸の境界一帯がその場所にあたります。上述した乳首責めと組み合わせて愛撫してあげると効果倍増ですよ!
おへそ
おへそが性感帯と聞くと意外に思われるかも知れませんが、世の中には「へそ責め」なるプレイもあるんです。
へそ責めというのは、その名の通り、相手のおへそを集中して弄ること。
ネットで「へそ責め」を検索すると、おへそに異物(綿棒とか)を挿入している画像がヒットしたりしますが、それはちょっとやりすぎ。普通にプレイとして行うなら、指の腹や舌先を使っておへそを優しくなぞってあげたりするぐらいがベター。おへその穴を押さえつけすぎると、お腹が痛くなるので加減にはくれぐれも気を付けましょう。
ちなみに、おへそが感じやすいのは皮膚が薄く、外からの刺激が感じやすい部位だから。加えて、毛細血管が集まっているのも敏感な理由のようです。
脇腹
脇腹も性感帯になりやすいスポットです。
脇腹は皮膚が薄く、刺激が直接的に神経に伝わりやすいのが特徴。
背中を愛撫しながら、たまにフェイントで脇腹も責めてあげると男性の思いがけない反応が見られるかも知れません。
鼠径部
鼠径部(そけいぶ)というのは、いわゆるVラインにあたる部位。股間と内腿の境界線、キワキワ部分です。
性器に近く、錯覚性感帯の代表選手と言える部位です。ローションなどを塗って入念にマッサージするように愛撫してあげると、リンパ液の流れや血行が改善されて、勃起力がより高まるともされています。
最近流行りのメンズエステでは、鼠径部マッサージ目当ての男性客が多いのだとか。
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亀頭
亀頭は性感帯の王道とも呼べる部位。男性器の中でも一番皮膚が薄く、超敏感なスポットです。
特に感じやすいのは陰茎との境界線にある「カリ首」。ここを上手に責められる風俗女子は、男性から高評価を得られるでしょう。
フェラや手コキでも重要な愛撫スポットです。
陰茎
陰茎はペニスの本体にあたる部分。「竿(さお)」と呼ばれたりもしますね。
中でも亀頭と陰茎を結ぶ裏筋は、超強力な性感帯ゾーンです。
裏筋は文字通り、陰茎の裏側(下側)に位置する縫い目のような部分。性的刺激が伝わりやすく、男性器の中でも一番感じやすいと言われています。
裏筋の責め方としては、舌先でチロチロと舐めてあげるのが王道でしょう。
睾丸
こうがん。いわゆる「きんたま」です。亀頭と同様に皮膚が薄い部位であり、とても敏感な性感帯です。
優しく撫でてあげるもよし、舌でペロペロ舐めてあげるのもよし。玉袋ごと口に含んであげるのもおすすめです。
ただし、睾丸は「急所」とも呼ばれる通り、デリケートな部位なので取扱いには要注意。あくまでも優しく愛撫してあげましょう。
前立腺
前立腺は男特有の器官であり、女性のGスポットに匹敵するぐらい強力な性感帯になり得る部位。膀胱のすぐ下に位置し、男性の生殖機能に密接に関係しています。
前立腺を開発するには、前立腺マッサージなどを根気よく行っていく必要があります。うまくコトが進めば、射精を伴わずにイケるドライオーガズムを達成できるようになるでしょう。
一説では、ドライオーガズムの快感は射精の100倍とか(!)。ちなみに、ドライオーガズムは射精をしないため、いわゆる賢者タイムがないんですって。
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会陰
会陰(えいん)は、ペニスの付け根から肛門にかけての一帯を指します。俗に「蟻の門渡り」とも呼ばれる部位です。
会陰の中でも肛門と睾丸のちょうど中間あたりは、特に神経が集中しているスポットとなります。
実はこの部分を押すことで、前立腺を間接的に刺激できちゃうのがミソ。前立腺の開発具合によっては、会陰を押すだけで男性をメスイキさせることも不可能ではないそうです!
肛門
アヌス、つまりお尻の穴も性感帯の一つ。肛門は神経が最も集まっている部位であり、男女共通の性感帯です。
肛門周辺には括約筋がありますが、この括約筋の緊張が高まると感度が高まり、刺激に反応しやすくなります。
お尻の穴をキュッと締めると、ゾクっとして気持ちいいですよね。これも括約筋の働きによるものなんです(汚い話ですが、排泄時の快感も同じなのだとか)。
肛門を愛撫するには、アナル舐め(=アニリングス)がいいでしょう。
慣れてきたら指入れもおすすめですが、指サックを用意するなどして衛生面にはくれぐれも注意してくださいね。
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内腿
太腿の内側にあたる部位です。
内腿にはたくさんの血管や神経が通っていて、敏感な部分。軽く撫でるだけでも十分な快感を与えられるでしょう。
ちょっと意表を突いて、舐めたり軽く噛んだり……といったプレイもおすすめ。股間に近い部分なので、焦らしながら愛撫するとさらに効果が高まりますよ。
膝頭/膝裏
膝頭の皮膚表面は神経が集まっており、刺激に弱い部分です。試しに自分で触ってみても、ちょっとこそばゆい感じになるのがわかるはずです。
また、膝裏はリンパが集中している場所。普段は触られない場所であり、その分意外と感じやすいスポットです。
膝裏は急に触るのではなく、ゆっくりと慣らすように触っていくのがポイント。指の腹で優しく触ってあげるだけで感じてしまう男性も多いみたいですよ。
足
くすぐりに弱いことから分かる通り、足も性感帯の一つです。
足裏が敏感なのは、歩行時に細かい動作やバランスを取るためだと言われています。
責め方としては、舐めてあげるのがおすすめ。特に指と指の間は敏感なので、ここを中心に舐めてあげると喜ばれるはず。気持ちいいだけでなく(こんな汚いところも舐めてくれるんだ)といった男性の征服感も満たせるでしょう。
足の指を一本ずつ口に含んだり、舌を這わせる「足指フェラ」も取り入れると満足度はさらに高まります。
ちなみに、上でご紹介した性感帯をマッピングしたのがこちらの図です。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は性的プレイを楽しむ上での基本、「男性の性感帯」について改めてまとめました。
男性の性感帯について、ペニス周辺しか意識していない女性も多いはず。男性には性感帯が18か所あると言われても、普段からそれを考えながらプレイすることってあまりないと思います。
この記事では男性の性感帯について主なものをピックアップしましたが、実際のところは18か所では収まりきらない男性もいます。世の中には「脳イキ」なんていうワードもあるぐらいなので、連想性感帯や心理性感帯を極めれば、ほぼ全身が性感帯といってもいいのではないでしょうか。
風俗でお仕事をする女性にとって、男性の性感帯を理解しておくことはサービスに役立ちますし、収入にも直結する大事な要素。責め好きはもちろん、そうでない女の子も知っておいて損はありません。
男性をいっぱい感じさせて、がんがん稼いじゃいましょう!