「耳責め」って、ちょっとマニアックなプレイというイメージを持っている方が多いと思います。
たしかに、エッチのときにいきなり耳から責める女の子は少数派でしょう。
でも、耳が感じるから責めてもらいたいという男性は意外に多いんですよ!
……今回は、エッチの中に上手に取り入れると男性をメロメロにできちゃう「耳責め」についてご紹介します。
耳が性感帯になる理由とは
上にも書いた通り、耳は男性にとっても立派な性感帯です。
耳を愛撫されるとくすぐったいとか、感じちゃうという女性は多いですよね。男性だって、それと同じこと。
耳を触ったり舐めたりする行為をくすぐったいと感じる反面、ゾクゾクして興奮したり、気持ちよくなったりする男性も多いんです。
直接的な刺激だけではなく、声や音も性的興奮を高めてくれるのは女性なら身に覚えがあるのではないでしょうか。特に声フェチの女の子は、耳元で「愛してる」なんて囁かれたらドキドキしてしまいますよね。
では、耳はどうしてこんなにも感じやすいのでしょう?
それにはさまざまな説があります。一説には「刺激が脳までダイレクトに伝わりやすいから」とも言われますが、さらに深掘りすると下記の3つの理由が考えられるようです。
理由1:耳には多くの神経が通っているから
耳ツボマッサージや耳ツボダイエット、耳ツボジュエリーなどが注目を集めているように、耳周辺にはさまざまなツボやリンパ節が集まっています。それぐらい、耳は体の様々な部位と深い繋がりがあるのです。
耳かきをすると気持ちいいと感じる人は多いと思いますが、これは耳の穴に快感を生じさせる迷走神経があるから。そのため、触ると気持ちよくなるのだと考えられています。
また、耳の入り口から鼓膜までの穴(外耳道)には、アポクリン汗腺という分泌腺があります。
このアポクリン汗腺は、性感帯と呼ばれる局部や乳輪などのデリケートで敏感な部位に多く集中しています。そうしたことから、耳も同じように感じやすいのではないかとも考えられているようです。
理由2:耳は普段隠れている部分だから
耳は、普段は髪の毛や帽子などで隠れていることが多いからというのも理由の一つです。
最近はショートヘアの女性も増えてきていますが、ロングヘアの女性は髪の毛をアップにしない限り、耳が外気に触れる機会が少ないと思います。
人間の身体は、普段隠れている部分を露出するといつもと違った刺激を敏感に感じ取りやすくなります。そのため、耳が弱いと感じてしまうというわけです。
たしかに、男性に髪の毛を掻き上げられて耳を触れられたり、息を吹きかけられたりするとドキドキしてしまいますよね。
近頃は長髪の男性も増えてきたので、そうした人にはこの「耳露出プレイ」は効果大です!
理由3:元々、くすぐったい場所だから
くすぐったさを感じる部位は、性感帯とも密接な関係があると言われています。
例えば、普段はくすぐったいと感じる首筋や脇の下などが、エッチで興奮しているときには「気持ちいい」と感じることってありますよね。
このように、エッチ中の刺激によって性感帯に変わる部位を「連想性感帯」と呼ばれるそうです。
ふいに男性の耳を触ってくすぐったがるようなら、性感帯として耳が弱い可能性大。エッチのときに耳責めをしてあげると、きっとアンアン悶えちゃうはずです。
耳責めのやり方(初級・中級編)
耳責めのやり方といっても、特別な技術は何も必要ありません。
ただ、耳だけで絶頂に導くのはさすがに難しいと思います。だから、他の性感帯を刺激しながら、耳責めを合わせ技として補助的に取り入れるのが基本です。
それを踏まえた上で、具体的なやり方をご紹介します。
息を吹きかける
耳に唇を近づけて、できるだけ細い息が出るように口をすぼめて「フッ」と吹きかけてみましょう。
勢いが強すぎると不快に思われることもあるので、息の吹き方は控え目にするのがベター。
「くすぐったい」と感じる程度の方が快感につながりやすいです。
耳元でささやく
耳もとで、吐息交じりに小声でささやくのもおすすめです。
同人音声作品(エロボイス)やASMRが好きな女性ならお分かりの通り、聴覚からの刺激は脳をダイレクトに刺激してくれます。
ささやくときは、セクシーな言葉や淫語を交えてあげると効果はさらにアップ。「好き」とか「気持ちいい」といった言葉でその気にさせたり、相手を褒めてあげるのも効果バツグン。
もちろん、軽い喘ぎ声なども聴かせてあげれば、興奮度が一気に急上昇すること間違いなしです!
フェザータッチ
耳責めをするときは、フェザータッチが基本です。
耳以外の愛撫にも言えることですが、いきなりの強い刺激は逆効果です。
耳輪から耳たぶあたりを、触れるか触れないかギリギリ程度に優しくスーッとなぞってあげると、相手はゾクゾクしちゃうはず。
甘噛みする
相手の感度や興奮が高まってきたら、甘噛みでアクセントつけてあげると効果的。
気持ちよさの中に痛みが少し混じることで、意識が集中して感じやすさもアップします。耳輪や耳たぶを唇で挟んだり、歯と唇でキュッと噛んだりしてソフトな刺激を与えてあげましょう。
特に、普段はMっ気のある女の子がいきなりイタズラっぽく甘噛みしたりすると、意外な仕草にギャップ萌えするという男性も多いです。
舐める
軽く耳を舐めてあげるのも、興奮を高めるのに効果的です。
ただし、どんなプレイにも当てはまることですが、責めるときは「焦らしながら」が基本。
耳責め初心者はいきなり耳の穴から舐めたり触ったりしがちですが、それはあまりおすすめできません。
耳を舐めるときは、耳孔に遠いところから優しく舐め進めるのが大事だと覚えておきましょう。
特に、耳珠(じじゅ ※)を念入りに責めるのが重要なポイントです。
※ 外耳道の口を囲んで、耳介の反対側にある突起部分のこと(下図を参照)。
耳珠は外耳道や耳甲介を含めた外耳の共振、集音作用に影響していると言われています。つまり、この部分をねちっこくキスしたり、舐めてあげると、音が増幅されて興奮をさらに高めることができるというわけです。
耳責めのやり方(上級編)
ソフトな耳責めで快感が高まってきたら、もっと刺激的な耳責めにもチャレンジしてみましょう。
耳責めの上級編は、耳を舐めるプレイが中心です。
初級・中級編でも耳舐めをご紹介しましたが、上級編はさらに濃厚に舐め回す「耳フェラ」がメイン。
では、耳フェラにはどんな舐め方があるのか、具体的にご紹介していきます。
(耳フェラをするときも、焦らしながら優しく進めていくのがポイントだということを忘れずに)
耳の輪郭を舐める
初級・中級編でもお伝えした通り、いきなり耳の中心部(孔)から舐めるのは厳禁です。
自分が責められるときのことを想像してみてください。いきなり性感帯を刺激されたら「えっ?」と思いますよね。もっと焦らしてほしいのに……とがっかりするはず。男性だってそれと同じ。
ねちっこく耳フェラをするときも最初から激しく舐めるのではなく、耳の外側から少しずつ舐めながら興奮度を高めていくのがポイントです。
まずは、耳の輪郭を舌の先で沿わせるように優しく舐めることから始めてみましょう。
耳を舐めるというプレイ自体が非日常的な行為なので、たっぷり焦らされながら耳全体を舐めてあげると興奮してしまう男性は多いです(特に、Mっぽい男性には効果大!)。
耳の裏を舐める
耳の輪郭をたっぷり舐め回したら、裏側にも舌を這わせてあげましょう。
耳裏の付け根辺りは、実は隠れた性感帯。舐められるとちょっとくすぐったくて、気持ちいいと感じる部位です。
耳の裏側は他人に触られることがあまりないため、敏感に反応してしまう男性は少なくありません。刺激に弱い部分を舌でなぞるように、上下にゆっくりと舐めるのがコツです。
耳全体を舐める・吸う
クチュクチュと唾液の音をさせながら耳の周りから徐々に中央に向かって舐めていき、相手の興奮が高まってきたら、いよいよ本格的な耳フェラに突入です。
ペニスを舐めるときをイメージしながら、耳輪や耳垂(耳たぶ)を口に含んだり、軽く吸ったりしてあげましょう。
言うまでもありませんが、このとき歯は立てないようにしてください。また、ペニスをフェラするときは唾液をたっぷり使いますが、耳フェラでは唾は控えめに。
穴の中にはあまり唾液が入ると不快感を与えるだけでなく、中耳炎などの原因になってしまうことも。
同様に、耳元で大きな音をたてる、耳孔を塞ぐといった行為も耳を傷つける恐れがあるので注意してください。
目隠しをして耳責めする(応用編)
耳責めの際、相手に目隠しをしてあげるといつもとは違った興奮を味わえます。
目隠しをすると視覚がシャットアウトされるため、他の感覚(嗅覚や触覚、音感など)が研ぎ澄まされていつもよりも敏感になります。
また、目隠しをされた側はなにをされるかわからないスリルやドキドキ感を味わえます。
目隠しはSMっぽいアイテムでもあるので、変態プレイ(?)をしているような背徳感があることも興奮度を高めてくれるようです。
ちょっとアブノーマルなプレイやソフトSMに興味があるかたにはおすすめですよ。
耳責めをするときの注意点
事前に口臭ケアをしておく
耳責めをすると、相手の顔に吐息や唾液がダイレクトにかかります。
そのため、耳責め中に口臭が気になってしまうと、せっかくのムードが台無しになりかねません。耳責めをするときは、事前の口臭ケアは怠らないようにしましょう。
当たり前ですが、事前にニンニクなどの臭いが強い食べ物を控えるのがベターです。また、歯磨きやマウスウォッシュをしたり、ガムやタブレットを噛んだりしておくこともおすすめ。
吐息が良い香りだと、男性はそれだけでもドキッとしてしまいますよ。
相手が嫌がっていないかを確認する
世の中、耳責めが好きな男性ばかりだとは限りません。
中には、最初は耳責めにノリノリだったのに、次第に(耳にいっぱい唾をつけられて嫌だな)と不快に思う男性もいるでしょう。だから、相手がどう感じているのかをきちんと見極めることが大切です。
私の経験から言わせていただくと、耳責めはその判断が特に難しいプレイだと言えます。
なぜなら、耳責めをされると、大抵の男性はくすぐったいような照れているような微妙な反応になるんです。だから、本当に気持ちいいのか嫌がっているのかがわかりにくいんですよね。
だから、耳責めをするときは「ここはどう?」などと優しく問いかけながら進めることをおすすめします。相手の表情や仕草を見て、うっとりとしている表情なら続行してもOK。顔をしかめていたり、肩に力が入っていたりする場合は、我慢をしている可能性もあるためのでやめておいた方が無難です。
いきなり耳を責めるのはNG
何度も繰り返しますが、いきなり耳責めをするのは逆効果です。
いくら耳が性感帯だと言っても、いきなり耳責めをされるのは嫌な男性もいるので要注意です。良かれと思って耳をベロベロと舐め回しても、相手が全く気持ちいいと感じてくれなかったら意味がありません。
耳責めをするときには、まずは耳元でささやくなどの前戯から入るのがコツ。
その上で「耳の周りを舌でなぞられるのが好きなのか」「甘噛みする程度が好きなのか」――と反応を探りながらプレイを進めていきましょう。
耳責め好きな男性の体験談
経験から言わせてもらうと、エッチが上手な女の子はだいたい耳も責めてくれることが多いですね。
初めて耳責めを体験したときは(うわっ、こんないやらしいことまでしてくれるんだ)と驚きました。それまで乳首舐めをしてくれた女の子は何人かいましたけど、耳を責めてくれる女の子は会ったことはなかったですから。(もしかしてこの子、痴女?)って本気で思いましたよwww
耳責めって、天然のエロボイスですよね。耳元でささやかれる声とか、耳の周りを舐められるときのぴちゃぴちゃって音が脳内に直接響いて、臨場感がハンパじゃありません。まるで、エロいASMRを目の前で生視聴みたいで、声フェチの自分はたまらなく興奮してしまいます。
「耳が弱い」って女の子はよくいますけど、耳責めが得意な女性って、たぶん自分も耳が感じやすい(=弱い)んでしょうね。だから「女がこんなに感じるなら、男の人だって気持ちよくなれるはず」だと気付いて、プレイに積極的に取り入れるんじゃないでしょうか。
つまり、それだけエッチな想像力がたくましいんですよ。さっき、耳責めをしてくれる女の子を痴女だと言いましたが、あながち間違いではないと思います。だって、今までの経験から言って、エッチが好きだったり上手だったりする女の子は耳も責めてくれましたから。
おかげで、最近はすっかり耳責めにハマっています。特に、耳責めからのキス+手コキは最高ですね。僕はMではありませんがやっぱりドキドキしますよ。
耳責めのおすすめ動画
となりの、ねる。【ナチュラル彼女】さんの耳責め動画です。
笑顔がキュートな色っぽいお姉さんが、吐息交じりで……。
「ねるちゃんの隣おいで」というセリフには、同性である筆者・蒼井マリもヤラれちゃいました。
引用:【男性向け】いちゃいちゃしながら耳責めする彼女【シチュエーションボイス】
耳責めまとめ
今回は、ちょっぴりマニアックなプレイ・耳責めの魅力について深掘ってみましたが、いかがでしたか?
耳責めは、風俗でも「使える」ワザです。
上述した注意点などに気をつけながら基本プレイにうまく取り入れれば、お客様を虜にしてリピーターを増やすことも夢じゃありません。
耳責めに積極的な女の子はまだまだ少数派なので、他のライバルに差をつけることもできますよ。
耳責めは特に難しいテクニックは必要ないので、やってみなくちゃもったいないです!
貴女もエッチのときのルーティンに、ぜひ取り入れてみてはいかがですか?