風俗業界でおなじみの「チクスト」。
チクストとは「乳首ストーカー」の略語です。女の子の乳首に異常に執着して責めるお客をストーカーになぞらえた、比較的新しい風俗業界用語ですね。
口コミやSNSを覗いてみると、チクストに対する苦情は数多く見られます。
140分のチクストに耐えたの慰めてほしい
まじでつらかった
チクストは禁錮5年執行猶予3年くらいにした方がいい
チクストってほんまきしょいよな1番なにがきしょいって乳首探して彷徨ってるようなきしょい顔してるとこだよwwww乳首隠したら「え?」見たいなとぼけた顔するのもすんげえきしょい
……今回はそんなチクスト男性の特徴や撃退方法をご紹介していきます!
チクスト客の特徴をおさらい
チクスト客の行動特性を振り返っておきましょう。
まずはっきりさせておきますが、チクスト客は単なる「おっぱいマニア」とは違います。
彼らは乳首に強い執着心があり、粘着質でクセの強い乳首責めをしてくるのが特徴。
「乳首を責める時間が長い」「乳首を触る回数が多い」など、とにかく乳首にこだわったプレイを求める傾向にあります。
乳首をつまむ・つねる・ねじる、引っ張る
爪を立てて触る・引っ掻く
乳首を指で弾く・ボタンのように押す
……などなど。
女の子から見たら、理解の範囲を超えた行動ですよね。
でも「敵を知れば百戦あやうからず」ということわざもあるように、チクスト客の心理を理解しておけばチクスト回避につながることだってあります。
私の経験から言わせていただくと、チクスト客にはこんな思考パターンの男性が多かったように思います。
「風俗嬢は責められて本気で感じてる」
お客に責められたら感じているフリをするのは、風俗嬢としての流儀。
……なんですが、実はその演技がチクスト客をつけあがらせる要因になっています。
チクスト客は、女の子が演技しているのを本気に受け止めて
「この子、コレが気持ちいいんだ」
「俺、乳首責め上手いのかも」
とエスカレートしてしまうんです。
そして、一度思い込んだ男性は、どこに行ってもチクストをするようになります(思い込みって怖いですね)。
プレイ中に本気で感じてしまう女の子だって、中にはいると思いますよ。でも、それって紳士的でテクニシャンな相手限定ですよね。
チクスト客の愛撫は、まず例外なくガサツ。さらに、チクスト客はかなりの高確率でガシマンです!
おそらく、AVの影響が大きいのだと思います。それに、女性とのエッチ経験も少ないのでしょう(素人童貞も結構いる)。
こういう男性ほど、ちょっと強めにフェラされると「痛い!」とか言ってすぐに怒りだすのも困りものです。
だ・か・らさぁ~、アナタ、それと同じことを女の子にしているんだってば!
こういった理解不能なモンスタークレイマー相手だと、かよわい風俗女子は「不快だからやめてほしい」と断ることがなかなかできなかったりしますよね。
そこで我慢する女の子が多いから、チクスト客が量産されちゃう。……悪循環です。
嫌な思いをしないようにするためには、はっきり断る勇気も大事です(はっきり断るのが難しい女の子は、下記のチクスト回避法を試してみてくださいね)。
「お金を払ってるんだから何してもいい」
チクスト客の中には、風俗嬢には何をしても許されると勘違いしている人もたくさんいます。
お金を払っているのだからって、上から目線になっているんですよね(お客様は神様だぞ、みたいな)。
……いや、それって違うでしょ!
今のご時世、スーパーの買い物客でもそんなムチャをしたら警察に即刻通報されますって。
最近、一般企業ではカスハラ研修を実施している会社もありますが、私が思うに風俗業界でもチクハラ講習みたいなことを導入するべきかと。
あとは、お店(とキャスト)がお客をちゃんと教育してあげるべきだと思いますねー。
効果が高いチクスト回避法
では、ここからが本題。チクストの回避法をご紹介していきます。
まず、前提として覚えておいていただきたいのは
「攻めこそ最大の防御」
だということです。
責められる前に、自分から責め方を指定することが何よりも大切!
チクスト客から乳首をガードする秘訣は、とにかく乳首を触る隙を与えないことです。
相手の手が乳首に届かないポジショニングで責める、密着して乳首を隠す……など方法はいろいろあります。自然な流れを意識しながら、さりげなくガードしましょう。
もっとも、防御一辺倒だと「乳首を触らせてくれなかった」とクレームになりがちです。それを回避するには、乳首へのお触り以外の方法で相手を満足させてあげることも必要です。
そのときに、ぜひ使いたい魔法の言葉がこれ。
「おっぱい(全体)揉んでほしいな」
そう。乳首ピンポイントではなく、乳房全体への愛撫をリクエストするんです。
それでもしつこく乳首を触ってくるようなら
「(乳首)くすぐったいから」
「……ちょっと痛いかな」
といった感じで、可愛いさやエロさをアピールしてお願いしてみるといいですよ。
おっぱい以外にも、別の性感帯に誘導してあげるとさらに効果的です。
チクスト客はじっとプレイを受けるのが苦手なので、とにかく手持ち無沙汰にしないことが大事。「ここ、触って」と相手の手を別のパーツへ誘導してみましょう。
誘導先はこんなパーツがおすすめです。
胸全体
口(指フェラ)
耳
手を繋ぐ
クリトリスや膣への指入れはなるべく避けた方がいいのですが、させるなら相手を選んで慎重に。
ガシマンをしてくるようなら、素直に「痛い」と断っていいですよ!
チクスト被害を軽減できる乳首ケアの方法
性器と同様、乳首責めもどうしても我慢できなくなったら「痛い」と素直に伝えることが大切です。
乳首は皮膚が薄く、特に傷つきやすい部位です。無理に我慢して乳首に傷が入ったり出血をしてしまえば、しばらくの間は出勤できず収入減につながりかねません。
過激なチクストで怪我をしたときにも役立つ乳首ケアをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
唾液は念入りに洗い流すこと!
乳首は唾液が付いたままだと乾燥しやすくなります。
角質が硬くなると、目に見えない擦り傷やひび割れなどにつながります。そのため、プレイ後はしっかりとシャワーを浴びるか水道水で洗い流すことが大切です。
どうしても拭き取ることしかできないときは、なるべく柔らかい素材のコットンやティッシュなどにたっぷりと水を含ませて、優しく丁寧に拭き取りましょう。
おしぼりやタオルのような繊維が硬い布製品で拭き取ることはNGです。また、アルコール消毒皮膚の乾燥や肌荒れを起こすのでNG。ウェットティッシュを使うのであればノンアルコールの商品を選ぶのがベターですよ。
唾液を水で拭き取ったあとは、敏感肌でも使用できる保湿剤でケアしておくのも忘れずに。
敏感肌用の化粧水や保湿クリームなどを使うのがおすすめです。
天然成分のオイルで乳首を保護
仕事終わりには、ランシノーやピュアレーンなど天然成分のオイルで乳首をたっぷり保護してあげましょう。
日頃のケアで乳首の痛みや乾燥を予防しておくことも、風俗嬢のお仕事の一つ。こうすることで、チクスト被害への耐性がある程度得られますよ。
チクストされやすい風俗嬢の共通点とは
チクスト被害に遭遇した風俗嬢の声を聞いてみると、傾向があることがわかります。
それは女の子の売り出し方やお店のコンセプトによって、チクストをされやすい女の子には共通点があること。
その共通点をまとめてみました。
おっぱぶ嬢は被害に遭いやすい
おっぱぶやセクキャバでは、どうしてもおっぱいを集中的に攻撃されてしまいます。そのため、チクストの出没率が大変高いスポットです。
ショータイムがあるおっぱぶだと直に触られるため、乳首が敏感すぎる女の子には不向きかもしれません。
巨乳は狙われやすい
チクスト客にはおっぱいフェチが多く、大きな胸を好む傾向があります。そのため、巨乳をアピールしている女の子はチクストに狙われやすいです。
また、プロフィールでチャームポイントや性感帯を「胸」にしている女の子もチクストのターゲットになりやすいです。
M気質な女の子も狙われやすい
チクスト客は基本的に責め好きです。そのため、受け身プレイ好きを売りにする女の子はチクストから恰好の標的にされてしまいます。
このタイプの女の子は、責められ続けてもなかなか断れないところが難点。チクスト被害がさらにエスカレートしてしまうことになります。
以上がチクスト被害に遭いやすい風俗嬢の共通点です。
思い当たるふしがある女の子は、毎日の乳首ケアとともに、チクストをされないためにもテクニックに磨いておきましょう。
まとめ
風俗嬢はカラダが資本です。
ただでさえ乳首を酷使するお仕事なので、日頃から乳首ケアしておくことは必要不可欠です。
もしもチクスト被害に遭ってしまったら、たっぷりと時間をかけて乳首を手当てしておくこと。どうしても痛みがひどいときは無理せず休むことも必要です。
日頃の乳首ケアでも追いつかないほどつらくなったら、乳首を触られない業種への移籍も検討した方がいいかもしれません。
乳首を負傷してお休みを取っている間の掛け持ち先としても役立つので、チクスト対策の業界の種類は覚えておくといざという時にも便利ですよ。
チクスト被害が少ない風俗の業種には、風俗エステやオナクラ、メンズエステなどがあります。
それぞれの業種の違いについては、下記の記事を参考にしてみてください。
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