風俗業界に興味をお持ちのあなた、そんな疑問を持っていませんか?
この記事では、そんな女の子向けに風俗キャストを始める前に知っておきたい心得をお届けします。
風俗バイトのモヤモヤがすっきり解消して、お仕事を不安なくスタートしましょう!
そもそも「風俗嬢」とは何か?
風俗嬢とは【風俗店】で働いて、性的サービスを提供するお仕事をする女性のこと。
セックスワーカーや性風俗従事者と呼ばれることもあります。
風俗とは、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)に定められている風俗営業と性風俗関連特殊営業のことで、この記事で取り上げる風俗店は「性風俗関連特殊営業」のお店を指します。
風俗営業と性風俗関連特殊営業の違いは、下記の通りです。
風俗営業
1号営業……スナック、キャバレー
2号営業……低照度飲食店
3号営業……区画席飲食店【遊技場営業】
4号営業……パチンコ、麻雀
5号営業……ゲームセンター
性風俗特殊営業
1号営業……ソープランド
2号営業……ファッションヘルス
3号営業……ストリップ劇場
4号営業……ラブホテル
5号営業……店舗型アダルトショップ
6号営業……1~5号に該当しない店舗型性風俗店【無店舗型性風俗特殊営業】
1号営業……デリバリーヘルス
2号営業……AVなどの通信販売【映像配信型性風俗特殊営業】
性風俗店と水商売(キャバクラなどを含む)は境界線があいまいなため、区別がわかりにくいかも知れませんが、キャバクラは性風俗ではありません。
以下、ちょっと詳しく説明します。
風俗嬢とキャバクラ嬢の違い
夜のお仕事全般は、ナイトワークや夜職と呼ばれます。そのためややこしいのですが、厳密には夜職=性風俗のお仕事全般を指すわけではありません。
風俗店は「風俗営業法(風営法)」によって業種が細かく分類されていますが、ざっくり説明すれば、男性客の射精があるかないかで大きく区別されます。
風俗嬢
性風俗は、性的サービスを提供することが主なお仕事。「性的サービス」とは、男性を射精に導く手助けをすることを指します。そのため、性風俗は別名「射精産業」とも呼ばれています。
こうしたサービスの特性上、風俗嬢のお仕事は肉体的にも精神的にもハードです。でもその分、風俗嬢はかなりの高収入が見込めるお仕事だと言えるでしょう。
ちなみに、風俗は本番行為をするものと思っている女の子も多いようですが、性的サービス=セックスではありません。
ソープでは自由恋愛として黙認されていますが、それ以外の風俗は性器の挿入禁止なのでくれぐれも間違えないでください!
風俗にはさまざまな業種が存在しています。
各ジャンルの詳しいお仕事内容については、下記の記事にまとめてあります。ぜひ参考にしてみてください。
風俗の仕事内容をチェック!
キャバ嬢
風俗嬢がカラダを使ってサービスするのに対し、キャバ嬢は基本的に「トーク」で接客をするのがメインサービスとなります。お客様の席についてお酒を作ったり、会話をして楽しませるお仕事です。
キャバ嬢はお客様の指名をもらうためにアフターや同伴といった店外デートも行います。また、営業用のメールやLINEなどで日々の連絡をやり取りすることも大切なお仕事です。
キャバ嬢と風俗嬢の区別が分かりにくいのは、過激なサービスを行う「セクシーキャバクラ(セクキャバ)」などの存在があるからだと思います。
セクキャバは半裸姿で肉体的接触を伴うサービスを行いますが、厳密には性風俗ではありません。そのため、店内での射精行為はNG。下半身へのタッチや露出も禁じられています。
後述する「ピンクサロン(ピンサロ)」のように、性風俗店ではないにもかかわらず射精サービスを提供しているグレーな業種も存在しています。
風俗嬢として働くメリット
短期間で高収入を得られる
風俗のお仕事は単価が高く、お客様が付けば付くほど高収入を得ることが可能です。
新人風俗嬢は特に人気が高いため、風俗未経験でも月百万円以上稼げる可能性は十分。売れっ子になれば、指名料でさらに稼げます。
また「オプション料金」は全額バックのお店も多く、プレイの幅を広げればより稼げるようになるでしょう。
新人風俗嬢は特に人気が高いため、風俗未経験でも月百万円以上稼げる可能性は十分あります。
風俗で働くモチベーションは、手っ取り早く高収入を稼げるということ。
では女の子たちはお金を何に使うのか? 使い道を聞いてみました。
趣味や贅沢のため
「ブランド物の服やアクセサリーが欲しい」
「趣味が海外旅行。旅費を稼ぎたい」
「整形手術や豊胸手術をしたい」
そんなとき、地道に稼ぐとしたらお金が貯まるまでに何カ月もかかってしまいますよね。でも風俗なら数日、あるいは一日で稼げます。
このように、趣味や遊びのためにお金を稼ぎたいという女の子は多くいます。
「担当ホストをお店でNo.1にするためにサポートしたいから」という女の子もいますし、最近は「推し活に使う」といったケースも多いですね。
生活費を稼ぐため
子持ちのシングルマザーさんや親元を離れて一人暮らししている女性に多いケース。風俗で働く理由として、実は結構多数派です。
就職・転職活動中の生活費を稼ぐために風俗で働くという人もいます。
風俗のお仕事は短時間で働けてシフトも融通が利くし、勤務日に面接が入っても普通のバイトよりはお休みを取りやすいですからね。
中には将来に備えたいという堅実な女の子も。生活レベルを極端に上げず、毎月決まった額を貯金している人もいます。
借金返済のため
借金返済のために風俗で働くという女の子もいます。奨学金返済とか、家族や恋人が残した借金を肩代わりするというケースです。
目標金額が決まっているので、風俗で働くモチベーションも保てます。短期間で借金をきっちりと完済できた先輩はたくさんいますよ。
自由出勤
風俗のお仕事は完全自由出勤。一般企業みたいに「一日●時間、週○日出勤」といった決まりはありません。
基本的に勤務時間や日数は自分で決めることができ、好きなときにだけ働くことができます。
未経験でもOK
風俗は経験がなくても働けます。むしろ、まったく未経験の新人さんの方が男性に好まれやすいと言えるでしょう。
多くの風俗店では入店後に講習を行っているため、テクニックがなくても心配はいりません。ヘルスやオナクラ、エステなどは本番がないため、エッチの経験がない処女なのに風俗で働いている子もいます。
風俗嬢になるには?
未経験者が風俗のバイト先を見つけるには、大きく分けて3つの方法があります。
・スカウトを利用する
・友だちに紹介してもらう
それぞれについて詳しく説明しましょう。
風俗求人サイトで探す
風俗のバイト先を探すには、まずはネットを利用するのが一番手っ取り早いです。
インターネットの検索窓に「新宿 風俗」という風に打ち込むと、大抵は大手風俗求人サイトのエリアページが上の方に表示されるはず。そこから自分に合いそうなお店を探してみましょう。
ポータルサイトに掲載されている風俗店なら一定の審査をクリアしているため、優良店である確率は高いと言えるでしょう。
検索するときのキーワードは、例えば「エリア×働きたい条件」という感じでもOkです。
例:「池袋 風俗30代」「新宿 人妻風俗」など
ただし、未経験者は最初からあまりジャンルを絞りすぎない方がベターかも。
まずは大まかに選んでみて、応募や面接のときにお店の人に自分にはどんなジャンルが合いそうか相談してみるといいですね。
スカウトを利用する
繁華街を歩いていて
などと男性に声をかけられたことはありませんか? これがスカウトです。
最近は条例が厳しいため、スカウトマンが路上で表立って勧誘をする行為は禁じられています。そのため、大抵はナンパを装って近づいてくることが多いです。
また、SNSを使ったネットスカウトも多くなっています(どちらかというと、こちらが近頃のトレンド)。
スカウトマンは女の子を風俗店に紹介し、実際に入店が決まるとお店から報酬を受け取れます。だから、女の子が入店したくなるような条件のお店を一生懸命探してくれるのです。
風俗のスカウトはそもそも法律(条令)違反なので、あまりおすすめできません。
しかし、スカウトを利用すれば自分で探さなくてもお店を紹介してもらえるため、初心者には心強いかもしれません。
また、なかには何かトラブルがあったときにお店との仲介役になってくれる良心的なスカウトマンもいます。
友達の紹介
レアなケースかもしれませんが、もし身近に風俗嬢のお友達がいたら、その子に風俗店を紹介してもらうのもベターです。
……みたいな感じです。
この方法には、メリットが2つあります。
・入店後の待遇がいい(店員がそのお友達の顔を立ててくれる)
風俗嬢になる前にデメリットも知っておこう
身バレが心配
風俗で働くときにどうしても不安になりがちなのが、身バレ問題だと思います。
世間には風俗のお仕事をあまりよく思わない人も多く、偏見を持たれたりするケースがあります。
そのため、風俗嬢の多くが親や知人、彼氏には風俗嬢の身分を隠して働いているのが現状です。
もしも同僚の男性社員にバレて会社に居辛くなったり、ストーカー被害に遭ったりしたら……そんな不安を感じてしまうのも無理はないでしょう。
風俗店にしてみれば、身バレが原因で大切なキャストがお店を辞めてしまったら大損害。だから、ほとんどのお店は身バレしないように対策をしっかりと行っています。
例えば
アリバイ会社の用意(一般企業名での電話対応・給与明細発行など)
……などなど。
身バレを防ぐ方法については下記のコラムでも書いているので、こちらも参考にしてみてください。
性病のリスクがある
最近「梅毒患者が増えている」という怖いニュースを耳にしますよね。
風俗では、プレイの種類によっては性感染症にかかる可能性はゼロと言い切れません。
しかし、風俗=性病と考えるのは偏見というものです。
実際のところ、性病のリスクはプレイ内容によって全然違います。
風俗のプレイはソープランドのNNサービス(これは危険!)からキス・フェラなしのサービスまでさまざま。また、ヘルスサービスを提供しても、生フェラとゴムフェラの場合ではリスクはかなり変わってくるでしょう。
それに、風俗店は定期的な性病検査を行っており、またイソジン、グリンスを使用した衛生対策も徹底しているため、感染リスク自体は実は低いという側面があります。
実際のところ、梅毒のまん延はパパ活も一因と指摘する性感染症専門家もいます。風俗嬢よりも、むしろ性病予防意識が低い一般人の方がリスクが高いのかも知れません。
金銭感覚が狂いがち
風俗は短期間に一般職とは比べものにならないほどの高収入を得られるため、どうしても金銭感覚が麻痺してしまいます。
自分で稼いだお金をどう使おうが自由なのですが、お金遣いが荒くなってブランド品をたくさん持ち歩くようになったりすると、周囲から怪しい目で見られがち。
その結果、風俗で働いていることがバレてしまうこともあるので、あまり散財しすぎないように注意すべきです。
また、一度狂った金銭感覚はなかなか元には戻せません。
実際のところ、風俗をいったん卒業して昼職に就いたとしても、給料の安さに我慢できずにまた夜職の世界に舞い戻ってしまう……というのはよくある話です。
心身が病みやすい
風俗のサービス内容は、体力的に精神的にもハードなお仕事です。
その分、きちんと出勤すれば高収入は得られますが、あまり過酷なシフトの組み方をすると心身への負担が大きくなってしまいます。
最初は軽めに週2~3のシフトで働いてみて、慣れてきたら徐々に日数を増やしていくことをおすすめします。
また、風俗嬢はお客様を選ぶことができません。
お客様の中には、まれに不衛生な人や風俗嬢を見下すような発言をする人もいます。さらにしつこく本番強要してくたりする人も……。
そのため、ストレスで病んでしまう風俗嬢も少なくないようです。
ただし、お客様を選べないと書きましたが、お店に頼めば出禁にしてもらえます。
最近は客層をよくするために顧客管理システムを導入する風俗店も増えていますし、顧客の身元をチェックするために会員制にしているお店もあります。
以前に比べたら、客層はたいぶよくなってきていると言っていいでしょう。
風俗嬢ってどんなイメージで見られてる?
風俗嬢という職業に対して、世間の誤解や偏見が根強いのは事実でしょう。
しかし、最近はSNSでインフルエンサー的な活躍をする風俗嬢なども増えていて、イメージはかなり向上しています。
実際、風俗のお仕事に誇りを持って取り組んでいる女性はたくさんいらっしゃいます。
風俗のイメージと現実のギャップについて、風俗嬢のリアルな生の声をいくつかご紹介してみましょう。
普段の服装は意外と地味です
風俗嬢は「服装が派手で露出度高め」だと思われがちですが、そんなことないと思いますよ。私が在籍しているお店では、普段はどちらかというと露出少なめな女の子が多いです。
それに全身ブランドファッションでキメているかというと、そうでもない感じ。ブランド物は小物だけ、という子が多い気がしますね。
(風俗エステ勤務・25歳)
ナチュラルメイク派が多い
この業界に入る前は、風俗嬢のイメージって「派手な化粧」で「髪の毛は茶髪か金髪」だと思っていました。でも全然違いましたね。黒髪でナチュラルメイクという女の子も実際多いんですよ。
私が言うのもなんですが「なんでこんな清楚な女の子が?」って風俗嬢もいっぱいいます。金髪だったり、髪の毛が「プリン」だったりする子は面接で落とされることもありますから。採用されるにしても、黒髪に染めるという条件付きだったりして。
売れている女の子は特に美意識が高いですよね、やっぱり。フツーに女性として憧れます。
(デリヘル勤務・27歳)
意外と倹約家な女の子もいます
風俗は一般職では考えられないほど高収入だから、やっぱり金銭感覚は狂いますよ。
風俗嬢は「金遣いが荒い」というイメージは、たぶんそういうところからきているんでしょうね。
確かにホストにハマったり、衝動買いで散財したりという女の子もいますよ。ストレスも多いお仕事なので、たまにはそういう息抜きをするのも全然ありでしょ。
でも、そんな子ばかりではありません。真面目な女の子だっていっぱいいます。
私の友達は「将来、自分のお店を持つ」という夢に向かって貯金していましたが、先月ついに目標金額を達成して風俗を卒業しました。
近々、ランジェリーショップを立ち上げるんだそうです。私も見習わなくちゃ(笑)。
(ホテヘル勤務・27歳)
未経験から風俗バイトを始めた先輩の体験談
風俗で働く以前は業界のことを何も知らなくて、ヘルスでも本番をするんだと思っていたんです。
でも、実際に風俗の求人に応募して、面接のときにスタッフさんからむしろ本番は絶対にNGだよと教えてもらって「それなら私にもできるかも」と安心しました。
面接に行く前は(スタッフが怖いお兄さんだったらどうしよう)とドキドキしていたんですが、全然そんなことはなくて、逆に優しい男性だったのも意外な感じでした。奨学金の返済でピンチだったけど「これぐらい出勤したら月々〇〇円は返せるよ」と返済プランの相談にも乗ってくれて心強かったな。
意外と言えば、お店に女性スタッフさんもいたのはちょっとびっくりでした。講習はてっきり男の人がやるのだと思っていたのに、女性スタッフさんが丁寧に教えてくれたのですごくやりやすかったです。
聞けば、その女性スタッフさんも風俗経験者なのだそうです。だから風俗嬢の悩みとかよくわかってくれるし、お客様の接客でちょっと気持ちが凹んだときも親身になって相談に乗ってくれるので助かっています。
まだ目標金額までたいぶあるけど、おかげでなんとか頑張っていけそうです♪
まとめ
今回のコラムは「風俗嬢になるには」というテーマでお送りしてみました。
「風俗嬢になる」という理由は人ぞれぞれだと思います。
一番の理由はやはり「高収入を稼ぎたい」ということでしょう。
また、いろいろな事情で一般職が長続きしないという人もいるかもしれませんね。
風俗のメリットは「完全自由出勤制」だということです。
好きなときに働けて、こんなに稼げるバイトは他にはなかなかないでしょう。
風俗で働く事情はさまざまかもしれませんが、風俗にはひとつ真実があります。
それは――「頑張れば頑張った分、報酬として自分に返ってくる」ということです。
これから風俗をやろうと考えているあなた、大変なことも多いバイトですが、この記事を参考にしてチャレンジしてみてくださいね。