女性器を怪我したときの対処の仕方【学校では教わらない保健体育】

女性のみなさん、こんな経験はありませんか？

今回のテーマは「アソコを怪我したときの対処法」です！
今回のお話しも、学校の授業では習わないコトなので是非読んでみてくださいね。

正しい処置をしないと大変なことに・・！

手などに出来た小さい切り傷であれば、絆創膏を貼るくらいで問題ない場合もありますが、アソコ（デリケートゾーン）は排泄・膣内からの分泌液で不衛生になる状態が多いので、小さな傷口でも「外陰炎（がいいんえん）」などの炎症や感染症を引き起こす可能性が高くなります。

こうなってしまうと病院に行くほかありませんので、そうならないためにも早めの処置が必要となっています。

アソコを怪我したときに使える市販薬を紹介します。

実はアソコを怪我したときに使える薬は薬局などで購入することが可能です。
しかし、どれを買えばいいのか分からないという人がほとんどだと思いますので、いくつかご紹介したいと思います。

☆切り傷

アソコに切り傷が出来てしまったときに使える薬を紹介致します。
※いずれも患部を清潔にした状態で使用しましょう※

■キシロA軟膏
【効能】きり傷、すり傷、かき傷、くつずれ、皮膚の殺菌・消毒
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/xylo_a/

膣に限らず、比較的カラダのどの部位にも使える薬です。殺菌効果もありますので初期の処置にはうってつけです。

微量ですが「リドカイン」という局部麻酔薬が配合されていますので痛みを和らげることもできます。（人によってはすこし熱くなるような感覚だったり、ジーンとするかもしれません）

■クロマイ N軟膏
【効能】化膿性皮膚疾患（とびひ、めんちょう、毛のう炎）
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/chlomy_n/

さきほどの薬とは違い、傷口が化膿してしまった場合に使える薬になります。
こちらの薬にも細菌の発育や増殖を抑える抗生物質を配合していますので、炎症を抑える効果があります。

切り傷以外にも、おでき・ふきでものなどのいわゆる「にきび」にも使える薬なので、常備しておくと良いかもしれませんね。

アソコがかぶれてしまった時に使える市販薬を紹介します。

次に紹介するのは切り傷ではなく、アソコがかぶれたり、痒くなってしまった時に使える薬の紹介になります。

☆かぶれ・かゆみ

■フェミニーナ軟膏・ジェル
【効能】かゆみ、かぶれ、湿疹、ただれ　など
https://www.kobayashi.co.jp/brand/feminina/nankou/

女性であれば大抵の人が聞いたことのあるのではないでしょうか？
こちらの薬はアソコ（デリケートゾーン）に使用することを主目的にしていますので、迷うことなく安心して使えますし、多くの薬局で取り扱いがあります。

種類も豊富で【軟膏・ジェル・携帯用スプレー】がラインナップされており、使い勝手が良いのも特徴です！

☆それでも痒みが止まらない場合には・・

薬を塗っても症状が改善されない場合は「膣カンジダ」が原因として考えらえる可能性が高いので、早めに最寄のレディースクリニックや産婦人科を受診しましょう。

なお、カンジダは再発しやすい症状です。
急な再発で病院を受診できないような状態であれば、次のような商品も試してみてくださいね。

・フェミニーナ膣カンジダ錠（WEBでも購入可能だそうです。）
https://www.kobayashi.co.jp/brand/feminina/candida/

馬油（バ－ユ）ってご存知ですか？

今でこそ、今回紹介したような薬は薬局でお手軽に購入することが出来る時代ですが、
このような薬がない時代から存在している民間治療薬「馬油（バ－ユ）」をみなさんはご存じでしょうか？「馬」の皮下脂肪を原料とした油脂（油）です。

なんとこの「馬油」、人間の皮脂にもっとも近い成分で肌との相性が非常に良いのでスキンケア用品としての触れ込みが多いのですが、それ以外にも「抗酸化作用・殺菌作用・炎症を鎮める効能」もあります・・馬の皮下脂肪ってすごいですね。

（ちなみに馬油は食べることもでき、副作用は全くないと言ってもいいほどだそうです）

馬油（バ－ユ）も薬局等で購入可能です。
ただ、色々な種類がありますので選ぶのがちょっと大変かもしれません。
有名なのは「ソンバーユ」という馬油です、ご参考くださいませ！

保湿効果もありますので、毎日のケアとしてお風呂上がりのアソコに塗るといいでしょう！目に見えないような小キズにも効果抜群ですよ！

まとめ

いかがでしたか？

今回紹介した薬はどれもお求めやすいお値段になっているので、お家に常備しておきたいですね！

ただし、薬を使って数日経過しても良くならない場合は早めに病院に行きましょう！

前回掲載した「正しいアソコの洗い方」も併せて読んでみてくださいね。