働いても働いても、お給料がいっこうに上がらないニッポン。
筆者の周りでもそういった悲痛な声をよく聞きます。
そんな風潮を反映して、最近は海外出稼ぎを希望する日本人が増えているようです。
しかも、海外の風俗に若い日本人女性が出稼ぎに行くのがトレンドなんだとか!
SNSなどで「海外の風俗に出稼ぎしたら稼げた!」なんて話をよく見かけますが、実際のところはどうなのでしょうか?
・海外の風俗に出稼ぎって危なくないのかな
今回は気になる風俗の海外出稼ぎについて調べてみました。
海外出稼ぎ風俗ってどの国に渡航すればいいの?
風俗の出稼ぎというのは、日本国内ではよく聞く話です。
でも、いきなり見知らぬ国の風俗で働くのはほとんどの女の子にとっては初めての体験でしょう。
海外に出稼ぎするにしても、どの国に行けばいいのかわかりませんよね。
そこで海外風俗出稼ぎの経験者に人気の国を調べてみました。
1位:オーストラリア
海外出稼ぎの初心者でも働きやすいと言われているのがオーストラリアのシドニーです。
オーストラリアがなぜ人気なのかというと、次の3点が挙げられます。
・銀行から日本に送金できる
・入国審査が比較的ゆるい
オーストラリアは風俗が合法なので安心して働けます。
ただし、働くにはもちろん就労ビザが必要。観光ビザで入国して働くのは違法なので要注意です。
また、海外出稼ぎで意外と困るのが稼いだお金を持って帰る手段です。
そのまま持ち帰ろうとすると、税関などで全額没収されてしまうリスクがあります。
そのため送金をすることになるのですが、海外だと地下送金を使うケースが多いです。
そうなると高額な手数料をとられたり、せっかく稼いだお金を持ち逃げされりすることもあって危険です。
その点、オーストラリアは個人でも銀行から普通に送金できる手段があるから安全。出稼ぎ先として人気が高いのもうなずけます。
2位:東南アジア
特に人気が高いのはタイやカンボジア、マレーシア、フィリピン、台湾といった国。
現地に滞在している中国人富裕層がメインの客層です。
3位:アメリカ
アメリカも出稼ぎ先として選ばれています。
ただし、入国審査がかなり厳しくて、最悪の場合は入国できないケースも。
客層は中国人客がメインですが、日本女性は現地人にも人気があるようです。
ただし、アメリカには治安が悪い州も多いです。
そのため、隣国・カナダの人気も高まっています。
4位:ヨーロッパ
ヨーロッパは風俗が盛んですが、日本人女性の需要は下がってきています。
最近は同じアジア人でも中国人や韓国人の方が人気が高いようです。
5位:香港・マカオ
日本から行きやすいためかつては人気でしたが、最近は海外へのお金の持ち出しが厳しくなったり立ちんぼの摘発が増えていたりしています。
リスクが高いので、行かない方が無難かもしれません。
海外出稼ぎ風俗にはどんな種類があるのか
日本の風俗にはソープランドやヘルス、イメクラ、ピンサロ、オナクラなどさまざまな種類があります。
海外の風俗に出稼ぎする場合は、どんなジャンルを選ぶことになるのか気になりますよね。
まず基本ですが、海外の風俗では本番サービスとなっています。日本みたいに「素股」はありません。
ブロージョブバー(日本でいうピンサロ。ブロージョブ=フェラで射精させるお店)やマッサージパーラー(ハンドジョブ=手コキで射精させるお店)などもあるにはありますが、大抵は本番行為が前提となっていることを覚えておきましょう。
海外の風俗は、おおまかに3つのタイプがあります。
店舗型
店舗型風俗は顔見せ型と個室型の2種類に分けられます。
顔見せ型
フロアに一堂に並んだコンパニオンの中からお客様が気に入った女性を選び、個室でプレイをします。
写真指名ができるわけではないので、パネマジがきかないのがネック。
国によって呼び方はさまざまですが、KTVやカラオケ、ゴーゴーバーなどのお店があります。
個室型
個室に待機している女の子のもとへお客様がやってくるシステムです。
他の女性と並んで比べられない分、顔見せよりもストレスは少ないかもしれません。
出張型
お客様が滞在しているホテルや自宅などに出向いて、プレイをするタイプです。
いわば、デリヘルの本番ありバージョン。日本で言うならデートクラブ(裏風俗です!)に近いでしょう。
ホテルなどでお客様と1対1になるので、思わぬトラブルに巻き込まれる危険もあります。
エスコート
海外の富裕層に女性を紹介するブローカーが持ってくる個人案件です。
気前のいいお客様に当たれば、けた違いの高収入を得られる可能性も……。
ただし、お店を通してではなく完全に個人同士のやりとりになるのでハイリスクです。
ブローカーがよほど信頼できる相手でない限り、やらない方が無難でしょう。
海外出稼ぎ風俗は危険?
海外風俗の出稼ぎは危ないという話もよく耳にします。
健全化が進んでいる日本の風俗と比べて、海外風俗がまさにハイリスク・ハイリターンな側面もあるようです。
海外出稼ぎ風俗の危険性として先ほど「入国審査」「送金トラブル」を挙げましたが、実はこれ以外にもリスクは潜んでいます。
言葉の壁
海外風俗へ出稼ぎに行くとき、真っ先に気にあるのが言葉の問題だと思います。
なんて軽く考える女の子もいるようですが、ちょっと待って。
日本で風俗の接客をするときだって、お客様とのコミュニケーションは大事ですよね?
それに、相手はお客様だけではありません。お店スタッフとの交渉も必要です。
最近はスマホで翻訳アプリも使えるとは言え、言葉(英語)に自信があるのとないのとでは稼ぎに大きな差が出てしまいます。
性感染症リスク
海外の風俗は本番サービスなので、ゴム着のケースがほとんどです。
しかし、100%安全ではありません。濃厚なプレイをすれば性病にかかってしまう危険は当然あるでしょう。
また、性感染症以外のリスクもあります。
最近、特に中国やマカオなどで肝炎にかかってしまうケースが増えているのだとか。
日本の風俗で肝炎にかかることはほぼありませんが、アジア諸国では意外と多いそうです。
これらの国に出稼ぎを考えている女の子は十分に注意してくださいね。
肉体&精神的な負担
海外風俗は、日本の風俗と比べてかなりハード。
まず、本番サービスが前提というだけでも体への負担は大きいです。
それに相手は外国人。日本人よりもペニスが大きい人も多く、ストレスが増してしまいます。
また、外国人の中には日本のAVファンも多く、アダルトビデオばりにガシマンやイラマチオなどをしたがる男性も多いという話も。
もしもそうした過激なプレイで怪我をしても、海外の風俗ではうやむやにされるリスクもあるので要注意です。
海外出稼ぎ風俗の体験談
私の話はないんですが、友だちがラオスの風俗へ出稼ぎに行って危ない目に遇ったんです。
「60分単価3万円」「保証1日15万円」なんて話につられたらしいんですけど、そんなのどう考えても最初から怪しいですよね。
その友だちは、いざお店に行ったらいきなりビザを没収されて、軟禁状態で働かされたんですって。
挙げ句の果てに、稼いだお金は未払いだったそうです。
お店の人に「お前は稼ぎすぎたから金を返せ」って銃を突きつけられて、結局のところほぼ強奪されちゃったんですって。ヤバくないですか?
他にも似たような体験をしたっていう話はよく耳にしますよ。そんな危ない話がいっぱいあるのに海外出稼ぎする風俗嬢が多いのはSNSのせいなんじゃないかな。
風俗嬢って承認欲求が高いじゃないですか。
海外出稼ぎでちょっと稼げた風俗嬢が「こんなに稼げました」って札束の画像や豪華なホテル暮らしの様子をアップするから、そういうのに憧れる女の子が増えるんですよね。
私も風俗嬢をやっていますが、海外は怖くてとても出稼ぎする気なんて起きません。
今は日本もインバウンド需要があるから、国内にいても外国人観光客相手に割と稼げちゃいますよ。
(デリヘルA店在籍・21歳/埼玉県在住)
まとめ:海外出稼ぎは基本的に違法行為です
風俗の海外出稼ぎは稼げる反面、リスクも高いです。
海外には風俗の存在を法律で認めていない国もあります。そんな国で現地の警察当局にバレたら、違法行為で捕まってしまう危険性も……。
また、健全な日本の風俗と違って、海外の風俗にはいかがわしいお店もいっぱいあります。
出稼ぎ先のお店でパスポートを没収されるのは珍しい例ではありません。
中には誘拐されかけたなんて、ひどいケースもあります。海外出稼ぎに行って確実・安全に帰国できる保証はどこにもないのです。
確かに、今は日本から海外に出稼ぎする若い女性が増えたのは事実。
とは言え、風俗に限って言えば、やっぱり国内で働くのがが安心安全だと思います!