せっかく縁があって飛び込んだ風俗業界。なるべくなら、長く働いてお金をいっぱい稼ぎたいですよね。
でも、風俗のお仕事をしていると「やめたい」「続けていくのが辛い」と迷うこともあるのではないでしょうか。そんな貴女のために、今回は風俗嬢の転職について
- 風俗をやめたくなるきっかけ
- 実際に風俗をやめるための具体的な方法
- 風俗をやめた後、セカンドキャリアはどうしたらいいの?
以上のテーマでお話ししてみたいと思います。
「もう風俗嬢なんかやってられない!?」と思ってしまう理由3つ
風俗を辞めたい三大理由
・お店が自分に合わない!
・思ったほど稼げない!
今、まさに風俗をやめようかなと迷っている貴女。もしかして「なんとなく」やめたいと思っていませんか。やめるのはいつでもできます。衝動的にやめてしまう前に、「なぜ自分は風俗をやめたいのか」をよく見つめ直してみることも必要です。
例えば、貴女にはこんな悩みがありませんか?
①「体力的、精神的にきつい」
言うまでもなく、風俗業は「性的サービス」です。生身の体を酷使するお仕事ですから、やってはみたものの「やっぱり肌に合わなかった」と思うこともあるでしょう。
肉体に負担がかかると、どうしても精神だってきつくなってくるものです。
疲れが溜まることで休みがちになる→出勤日数が減ってお店にいづらくなる→やめたい
そんな負のスパイラルにハマってしまう例も決して珍しくありません。年齢がある程度に達しているのならなおさらです。若い頃より体力が落ちている分、余計にしんどくなってしまいます。
また、接客業ならではの大変さもありますよね。風俗はお客様商売ですが、中には精神的ストレスの原因となるこんな「地雷客」に出会った経験はないですか?
- 風俗嬢を「モノ」扱いするお客
- 女の子に対する気配りがない身勝手なお客
- プライベートをしつこく聞いてくる、ストーカー気質なお客
- 不潔すぎるお客
- 本番を強要してくるお客
- 暴力的な行為をしてくるお客
……挙げ出したらキリがありません。こんなお客と接していたら、苦痛になるのも分かります。精神面だけでなく、肉体的にもきつくなってくるというものです。
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②「お店が自分に合わない」
気持ちよく働くためには、お店の環境は大事。職場の環境が良くないと、出勤するのが嫌になってしまいますよね。
お店が自分に合わない要因として「嫌なお客が多い(客質が悪い)」「男性スタッフにいけ好かない人がいる」「女の子とそりが合わない」などのケースがあると思います。
中でも多い理由は、3番目でしょう。女3人集まれば、そこに派閥が生まれると言われます。女社会ならではの「マウンティング」で居心地が悪い――そんな経験、身に覚えがある方も多いのではないでしょうか。
風俗嬢にとって、お店の女の子は同僚であると同時にライバルでもあります。今まで仲が良かったのに、ちょっとしたきっかけでギスギスした関係になってしまった……なんて話はよく聞くことです。
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③「思ったほど稼げない」
風俗をやめたくなる理由で、実は最も多いのがこれ。「お金」の問題です。
そもそも、貴女が風俗で働きたいと思った理由は何だったのか思い出してみてください。「お金をたくさん稼ぎたい」のがきっかけだったはずです。
風俗で思ったように稼げないのって、つらいですよね。こんなはずじゃなかった。肉体的にハードな仕事なのに割に合わない……なんて思いたくもなります。
特に(他の子が売れているのに)お茶が続いたりすると、精神的に落ち込んでしまいがち。稼げない→生活に困る→精神が病む……まさに悪循環です。
です。
もちろん、お茶をひかないように営業努力は必要です。でも、いくら頑張っても、お店やお客様との相性によっては空回りするだってあります。
逆に言えば、ちゃんと稼げれば「もう少しこの仕事を続けてみようかな」と思えるようになります。肉体や精神がきつくても、なんとか乗り越えられるものです。
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引き留められても大丈夫! 風俗を辞めるなら「計画的に」
「風俗をやめたい」と悩んでいる貴女、上術した理由に「そう、それそれ!」と心当たりのある方も多いのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください。風俗業界をやめなくても、今の状況を解決できる方法があります。
もっと条件のいいお店に移籍すればいいんです。
今のお店をやめたいと思ってしまうのは、貴女自身とそのお店がうまくマッチングできてないからということも考えられます。
日本には1万店を越える風俗店が存在すると言われています。そこには色んなジャンルの風俗があって、お店の雰囲気や個性もそれぞれ違います。
もしも「仕事がつらい」「他の女の子や男性スタッフと合わない」などの理由で今のお店に居心地の悪さを感じているなら、思い切って他を探してみましょう。貴女にぴったりのお店が見つかるかも知れません。
ネットで検索すれば、女性向けの風俗求人サイトがたくさん出てきますよね。どの広告も「稼げる」「高収入」などの宣伝文句が並んでいて、迷ってしまうことと思います。
いいお店を選ぶポイントは、現場の「生の声」を聞くことです。求人サイトでは広告だけを見るのではなく、店長さんやスタッフさんのインタビューが掲載されたコラム欄もよく読んでおきましょう。
また、女の子のSNSからお店の雰囲気を掴むこともできます。お店をやめたくなったら、一人で考え込まずに、色んな人の声を参考にしてみることが大事です。
それでは、実際にお店をやめると決意した場合、どう行動すればいいのでしょうか。退店するにしても具体的な手順ってわからないことって多いですね。
お店をやめるのは、基本的にそれほど難しいことではありません。手続きなども特に必要ではなく、事前に店長に退店の意思を伝えるだけでOKです。
ただし、気をつけておくべきことはあります。必ず「事前」に伝えておくこと。「事前」といっても、なるべく早い段階で意思表示しておきましょう。
考えたら当然ですよね。風俗店も組織ですから、いきなり「今日でやめます」と言われても店長さんは困ってしまいます。普通の会社と同じく、これは一般常識です。
何も言わず「飛ぶ」のは、もちろん論外です。風俗業界は横のつながりもあるので、悪い噂が広まって、次のお店の面接に響く可能性も考えられます。言い出しにくいのは分かりますが、遅くとも二週間ぐらい前には伝えておくべきです。
でも、中には「引き留められたらどうしよう」と考えてしまい、打ち明ける勇気が出ない方もいると思います。その場合、どうすればいいのでしょうか。
一番いいのは「次にやりたいことが決まったから」と前向きな理由を伝えることです。他のお店への移籍を考えているとしても、とりあえず具体的なことは伏せておいてOK。
貴女がそのお店に十分貢献してきたのであれば「目標の貯金額が達成できた」というのも説得材料として有りです。むしろ、快く送り出してくれるはずですよ。
一種の禁じ手ですが「親(あるいは彼氏)バレしそう」と言ってみるという手もあります。後ろめたいと思うかも知れませんが、強引な引き留めに遭った場合は効果的です。
風俗店の「内勤スタッフ」への道はステップアップにおすすめ
これまで風俗を続けることを前提にお話ししてきましたが、中には風俗嬢を卒業したい方もいることでしょう。
しかし、もしかしたら同時にこんな不安も感じているのではないでしょうか?
「今さら普通の会社に入って、ちゃんと働いていけるか心配」
そうなんです。最近では風俗業界も(特に大手グループなどは)普通の会社っぽくなってきましたが、それでも一般社会ではまだまだ「ゆるい」世界です。
まず、出勤はほとんど「自由出勤」。それに、ビジネスマナーもそれほど要求されません。転職できたとしても、会社に馴染むまではそれなりに苦労するでしょう。
さらに「金銭感覚」も大問題です。人気嬢でなくても、風俗のお仕事は普通のOLよりも短期間で効率よく稼げます。人間、贅沢を覚えるとなかなか抜け出せないものです。
一般企業の求人に実際に応募する際、職歴をどう書いたらいいのか分からないというのもよく聞く話です。転職の際にはこれもハンデとなります。
風俗歴があまり長くないなら「家事手伝い」としておくのが無難です。あるいは、勤め先の風俗店が法人経営だったら、その会社名をそのまま職歴書に書くのも有り。面接のことを考えたら、あまり極端な嘘にしない方がベターでしょう。
また、履歴書に書けるような資格があると有利です。本気で転職したいなら、風俗勤務と並行して資格の勉強を進めたり、得意なスキルを磨いておくのもいいですよ。
いずれにしても、風俗業界から一般企業へ転職するのはハードルがかなり高いものです。そのため、一度風俗をやめてもまた出戻ってきてしまう人もたくさんいます。
それなら、ちょっと視点を変えてこんな転職はいかがでしょうか? 風俗嬢として働くのではなく、風俗店の内勤スタッフとしてジョブチェンジするのです。
内勤スタッフと聞いてもイメージが湧きにくいかも知れませんが、職種は色々あります。
例えば、こんな感じ。
- 一般事務
- 講師/カウンセラー(女の子サポート)
- WEBスタッフ
- フォトレタッチャー(写真修正)
- ヘアメイク/スタイリスト
- ライターなど
風俗の内勤スタッフなら、一般企業とは違い、風俗経験を隠すことなく堂々と働くことができます。むしろ、風俗での経験が仕事に活かせることだってあるんです。
それに、例えパソコンなどが苦手だったりしても大丈夫。やる気さえあれば一から教えてもらうこともできて、将来的なスキルアップにも役立ちます。
風俗をやめたいけど、転職が大変そうと悩んでいる貴女。セカンドキャリアとして、風俗の内勤スタッフを選択肢の一つにしてみるのも有りですよ。
風俗をやめたいと思っている貴女。風俗で働いたことで、一般社会では得られないスキルも学んだはずです。「接客スキル」「ホスピタリティ」等など……それを活かさないなんてもったいないことです。
風俗業界をやめるのも、続けるのも自由です。しかし、どの道を選ぶにせよ、風俗で得たスキルは次の仕事に役立つはずです。風俗での経験を糧に、これからも胸を張って楽しい人生を送りましょう!