恋愛・接客・営業などで心理学を駆使して成果を出せるという話を聞いたことがあるかもしれません。
同じように風俗でも心理学を使えば指名率をアップすることができます。
今回はそんな風俗でも使える心理学をご紹介しましょう。
接客の「最初」に使える心理学
まずは接客の最初に使える心理学です。
①第一印象を良くする「ハロー効果」
「ハロー効果」とは、1つの目立つ特徴が後光のように広がって全体の印象のように認識される効果です。
ちなみに「ハロー」は「後光(halo)」という意味で「こんにちは(hello)」の方ではありませんよ。
例えば、身なりがきちんとしている人を信頼できると感じてしまうようなことです。
つまり第一印象が良ければ、お客様に気に入ってもらえる可能性が高いのです。
それでは第一印象を良くするにはどうすればいいのでしょうか?
一般的に第一印象を決める情報には下記のものがあります。
- 視覚情報(Visual):髪色、服装、表情、仕草等
- 聴覚情報(Vocal):声のトーン・高さ・大きさ、口調等
- 言語情報(Verbal):言葉の意味、話の内容等
髪色は黒髪で、服装は露出の少ない清楚系の方が男性受けします。
表情は笑顔で、仕草は女の子らしくしましょう。
声は明るく高くはっきりと、口調は丁寧でゆっくり話した方がいいでしょう。
会話の時はお客様にとっても楽しくなるような話をするといいでしょう。
②弱みを見せて同情させる「アンダードッグ効果」
「アンダードッグ効果」とは弱いものを「守ってあげたい」「放っておけない」と同情する効果です。
ちなみに「アンダードッグ」とは「負け犬」のことです。
ですから自己紹介の時に「あまりかわいくなくてすみません」「背が低いんですけど」「ぽっちゃりなんですけど」などあまり悪い印象にならない程度に自分の弱み・短所を先に言っておくといいでしょう。
その後に続けて「でもその分一生懸命サービスしますね」と付け加えておくと、お客様には喜んでもらえるはずです。
③名前を呼んで好意を持たれる「カクテルパーティ効果」
「カクテルパーティ効果」とは、騒がしいパーティ会場でも自分の名前を呼ばれた時には良く聞こえるという効果です。人間は自分の名前は聞き取りやすく、呼ばれると心地よく感じます。
つまりお客様を名前で呼ぶと好意を持ってもらえるのです。
④目が合うと好意が増す「アイコンタクト効果」
「アイコンタクト効果」とは、繰り返し目が合うことで相手への好意が増す効果のことです。
人間は好きなものを見続ける習性がある為です。
ですから会話中などはできるだけお客様の目を見ましょう。
少し恥ずかしいと思うくらいでもちょうどいいので、頑張って目を見続けてくださいね。
接客の「途中」に使える心理学
次に接客の途中に使える心理学です。
⑤相手をまねて好感度を上げる「ミラー効果」
「ミラー効果」とは、鏡のように自分と同じ行動をする相手に好意を持つ効果のことです。
人間は自分の行動をまねる人は仲間だと無意識のうちに感じるのです。
ですからお客様の表情、仕草、口調をまねすれば好意を持ってもらえるようになるのです。
⑥お返ししたくなる「ギフトの法則」
「ギフトの法則」とは、人からギフト(贈り物)をもらうと、お返しをしたくなるという法則です。
好意についても同様で好きと言われたら好きになってしまうのです。
これは具体的な方が良く、外見よりも内面を褒めると効果があるようです。
例えば「○○さんの優しい所が好きです」と言うと、お客様からも好意を持ってもらえるでしょう。
ガムや栄養ドリンクなどのちょっとしたプレゼントをあげるのもいいでしょう。
⑦話を聞いて信頼させる「カタルシス効果」
「カタルシス効果」とは、悩みや愚痴などを聞いてくれた相手に安心感や信頼感を強く感じる効果です。
ちなみに「カタルシス」とは「精神の浄化」という意味です。
ですからお客様の話をよく聞いてあげるようにしましょう。
口に出すこと自体に心の浄化作用があるので、アドバイスなどをする必要はありません。
特にマザコンやM気質など甘えん坊なお客様には効果があります。
⑧ギャップ萌えさせる「ゲインロス効果」
「ゲインロス効果」とは、「ゲイン=得」と「ロス=損」の差が大きいほど印象が強くなるという効果です。
最近の言葉でいうと「ギャップ萌え」や「ツンデレ」がこれに当たります。
真面目そうに見えてドジっ子だったり、甘えん坊だったりすると男性は好きになってしまうのです。
つまり先に短所を見せて後から長所を見せると魅力が増すのです。
接客の「最後」に使える心理学
そして接客の最後に使える心理学です。
⑨ポジティブな気持ちにさせる「イエスの法則」
「イエスの法則」とは、「イエス」や「はい」など肯定的な言葉を発しているだけで、気持ちも前向きになり好意的になるという法則です。
ですから直前に「はい」と答えるような質問を何回かしておくと、前向きな気持ちになって本当に聞いて欲しいお願いにも「はい」と言ってもらいやすくなります。
例えば「今日はいい天気ですね」「あのドラマ面白いですよね」「綺麗なホテルですね」といった質問の後に、
「また会ってもらえますか?」と聞くと、「はい」と言ってもらいやすくなるのです。
⑩二者択一で断れなくする「ダブルバインド法」
「ダブルバインド法」とは、二者択一の質問をして相手に断らせない方法です。
例えば「次の出勤が土曜なんですけど来られますか?」と聞くと断られてしまうかもしれませんが、
「土曜と日曜だったらどっちに来られますか?」と聞くと、どちらかに来てもらえる可能性が上がります。
つまり二択で聞くとお客様にまた指名してもらえる可能性が高くなるのです。
⑪最後の印象が記憶に残る「ピークエンドの法則」
「ピークエンドの法則」とは、物事の終わりにピークを持ってくると、その物事の印象が強く残るという法則です。
ですから接客の最後に良い印象を残すとまた指名してもらえる可能性が高くなります。
帰り際に「すごく楽しかったです」と言いながら笑顔でお見送りするといいでしょう。
⑫回数を増やして好感度を上げる「ザイオンス効果」
「ザイオンス効果」とは、接触時間が長いより接触回数が多い方に親近感や好意を持ちやすくなる効果です。
相手に接触する機会が多いほど無意識に好きになってしまいやすいのです。
ですからお客様とのメールなどの連絡は一度に長文でするよりも短くても回数を増やすといいでしょう。
これはブログなどでも同じで、長文を時々書くよりも短くても毎日書く方が、人気が上がりやすくなります。
まとめ
このように心理学を応用すれば、お客様に好意を持ってもらえて指名してもらえる可能性が高くなります。
今回は12の心理学的効果を紹介しましたが、自分のできそうなものだけでも大丈夫です。
③カクテルパーティ効果、④アイコンタクト効果、⑤ミラー効果などは、比較的簡単にできると思います。
⑧ゲインロス効果、⑨イエスの法則、⑩ダブルバインド法などは、うまくやらないと計算高い女だと思われて、かえって警戒されてしまう可能性もありますので、自信がなければ無理にやらない方がいいかもしれません。
ただ大事なのはお客様のことを本当に好きだと思って接客することです。
そうしていれば自然に心理学的に効果のある行動を取っていることもあります。
指名を増やしたいと考えている女の子は是非、参考にしてみてくださいね。