岐阜県のセクハラ町長が女性職員に「頭ポンポン」するなどの行為で辞任した件で、先日ある女性タレントが
「『頭ポンポン』がセクハラというのは本当に広まってほしい」
とネット番組で語ったことが話題になりました。
この発言に対して
と激しく共感している女の子は多いのではないでしょうか。
実際、風俗店で働く女性で、お客様に頭や顔をベタベタと触られて困ったという方も多いでしょう。
今回はそんなときに役立つ対処法として、実際に風俗嬢がやってみて効果的だった断り方を紹介していきます。いざというときに、ぜひお試しください!
こちらの記事もチェック
「頭ポンポンNG」風俗嬢のリアルな声は?
髪の毛や顔は、風俗で働く女の子のほとんどが
「触られたくない」
「触らないでほしい」
と思っているパーツですよね。
私も髪の毛を不用意に触られたりするのはすごく嫌で、病みました。
だって、髪やメイクをぐちゃぐちゃにされたら、次の接客やその後の予定に影響が出ちゃいますからね。
同業者に対して行ったアンケートでも、こんな声がありました。
キモ客にやられても髪の毛ベタつくだけなので全然嬉しくないです
手ぐしで頭皮をなぞられるのぞわぞわする
お客に頭触られたくない
髪を鷲掴みにするのまでいる
手マンした手でいいこいいこしてくんな!
……皆さん、結構辛らつ!
まあ、気持ちはよーく分かるんですけどね。
こちらの記事もチェック
頭や顔を触られたくない風俗嬢の心理とは
アンケートで出てきた女の子の本音をまとめてみると、下記のようになります。
髪の毛のセットを崩されるのが嫌
風俗嬢にとって、見た目は指名を左右する大事な要素ですよね。
自分が少しでも可愛く見えるように、メイクや髪の毛のセットに掛ける手間は半端ではありません。
特に前髪をつくっている女の子は大変。ドライヤーでブローして、アイロンやコテで調整し、ワックスやスプレーである程度形を整えて……etc.
そのセットをグシャっとされたり、前髪をかきあげられて崩されてしまったら、イラっとするのも当然でしょう。
そもそも触られるのが嫌
「好きでもない男性に触られたくない」
そう感じている女の子は、風俗嬢に限らず多数派を占めています。
そもそも、人にはむやみに入り込まれたくないパーソナルスペース(自分の空間)が存在するもの。
髪の毛を含めた首から上は、風俗嬢にとってまさにパーソナルスペースに他なりません。
そんな自分の空間に無神経に踏み入れられたら、不快感を感じてしまうのは無理もないことです。
汚れた手で触られるのは無理
風俗のプレイでは、体液などで手が汚れてしまうこともありますよね。
それなのに、手マンをした指で髪を撫でてきたり、ローションまみれのベトベトの手で顔を触ってきたりするお客様も……。
いくらプレイ中とは言え、そんな手で髪の毛や頭を触られるのは耐えられませんよね。
そもそも、髪の毛は気軽に洗い流せるものではありません。予約が詰まっている嬢なら、髪の毛を洗ったリセットをし直したりする時間が取りにくいのはなおさらのこと。
イラっとしてしまうのは、自然な心理だと言えます。
顔や髪を触りたがる男性の心理は?
では、男性はなぜ顔や髪を触りたがるのでしょうか。
心理学的には、髪の毛や顔などを触るお客様にあまりネガティブな感情はないのだとか。
多くの男性に共通するのは、女の子に対する好意です。相手を「可愛い」と思う気持ちがスキンシップにつながってしまうんですね。
まあ、ほとんどのお客様が「よかれと思って」触ってくるからこそ、余計ややこしくなるんですけど……。
また、下記のような心理から触ってくる男性もいるようです。
髪の毛フェチ
実は髪フェチで、髪の毛に触らずにはいられないお客様もいます。
ツヤツヤでいい匂いする髪の毛を見て、つい撫でたり嗅いだりしたくなる男性は少なからずいるようです。
中には「頭皮の匂いが好き」という頭皮フェチ(?)の男性もいるそうですよ。
自分にも触ってほしいから
心理学に「返報性の原理」という用語があります。
これは、相手から何かを受け取ったら「自分も同じようにお返しをしないと申し訳ない」と思う心理のこと。言わば、ギブ&テイクです。
頭をポンポンしてくる男性の中には「自分のことも触ってほしい」という気持ちから、無意識のうちにベタベタと触ってきたりするケースもあるのだとか。
うーん、これってただの「かまってちゃん」じゃないかと思うんですけど(違う?)。
女の子の顔を見たい
風俗で、お客様にオーラルサービスをしているときによくあるパターンがこれ。
フェラの最中、前髪が前に落ちてきて顔が隠れてしまうことってあります。
そうした際、女の子のフェラ顔で興奮するタイプのお客様は、落ちてきた前髪をお客様がかきあげて顔を見たがるものです。
気持ちは分からなくないですが、こちらとしては触ってほしくないし……なかなか悩ましいですね。
このように、髪や顔を触りたがる男性の心理はさまざま。
そういえば、私は風俗嬢時代、こんなお客様に出会ったことがあります。
いや、そういう問題じゃありませんから(苦笑)。
髪の毛や頭へのタッチを回避する方法
風俗で働く女性が必ず直面すると言って過言ではない「頭ポンポン」問題。
上手に回避するには、果たしてどうしたらいいのでしょうか。
現役風俗嬢の声も交えながらアドバイスしてみたいと思います。
前髪をピンで留める
フェラ中に前髪をかきあげてくるお客様に困ったら、ぜひ試したいのがこの方法。
前髪をクリップで留める、前髪を伸ばして耳にかけて落ちてこない長さにしておく……など、ちょっと工夫するだけで髪の毛を不用意に触られるリスクを減らせます。
もっと有効な手段として「髪の毛を束ねておく」といった方法もあります。
――そんな心配は、ベッドでのサービス中は髪の毛をお客様の邪魔にならない方向へまとめておくなどの工夫で解消できます。
中には、こんなツワモノもいらっしゃいます。
すごい! ある意味、風俗嬢の鑑ですね。
手をつなぐ
お客様が髪の毛を触ってくるのは、腕枕や添い寝をしているときが大半だったりします。
ピロートーク中、髪を撫でながらうっとりしている男性って多いですよね。
そんなとき、髪の毛へのタッチを自然にブロックできるのがこの「手をつなぐ」という方法です。
この方法は頭ポンポンを回避できるだけではなく、手をつなぐことで恋人気分を高めることもできて一石二鳥。
腕枕や添い寝だけではなく、フェラをしている最中にも効果がありますよ。
「背中が性感帯なんだ」とか言っておいて、首から上に意識を向けないようにするんです
うまくリードできるとエッチなムードも盛り上がって、リピートにつながりやすい気がします
手をつなぐのに抵抗があるなら、こんな方法もおすすめです。
自分が触られてもマシなところに誘導してあげるのがコツですよ
いかに「さりげなく」誘導できるかがポイント。自然な仕草でできるようになればこっちのものです。
やんわりと伝えてあげる
しつこく触ってくるお客様には、メイクが崩れると困ることを理解してもらいましょう。
「化粧を直す時間がないから、顔と髪は触らないでほしいな」
という伝え方をすれば、大抵のお客様は素直に聞いてくれるでしょう。
リピーターのお客様には「お兄さんのために可愛くしてきたから、このままでいたいな」と付け加えるのも効果的ですね。
相手が「〇〇ちゃんは嫌なところとかある?」と聞き返してきたら
「私は首から上を触られるのが好きじゃないの」と自然な流れで伝えています
上記のように、コミュニケーションの取り方を工夫するのも効果的なやり方です。
まとめ
風俗では、女の子が「首から上を触られたくない」と思うのは当然のこと。
「触ってほしくない」という要望はお客様にはっきり伝えて、理解してもらうのが一番です。
とは言え、言い方によっては気まずい雰囲気になってしまうリスクもあるでしょう。
そうした事態を避けるのに役立つのが、今回ご紹介した対処法の数々です。
スムーズな接客ができるように、自分がやりやすい回避策をいろいろ試してみてくださいね。