風俗嬢は心身ともにハードワークですよね。
風俗のお仕事をしていると、思うように稼げなかったり接客で嫌な目に遇ったりして、メンタルが病んでしまうこともあるでしょう。
私・蒼井マリも今でこそシンデレラグループの風俗コラム担当ですが、現役風俗嬢時代にはSNSに悪口を書かれたり同僚から嫌がらせを受けたりして、落ち込んでしまったこともありました。
でも、そんな私が「もう一度前を向いて、風俗のお仕事を頑張ってみよう」と思えるようになったのは、お店のスタッフさんからの励ましの言葉があったからです。
今回は私のそんな体験も交えて、風俗嬢がお仕事で嫌なことがあったとき前向きになれるパワーワードをケース別にお届けしたいと思います。
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クレームを受けたときのネガポジ変換ワード
一つレベルアップした
風俗店ではお客様に対して、キャストのサービスの良し悪しについてアンケートを採っているケースが多いと思います。
このアンケートは決して良い内容ばかりとは限らず、ときにはクレームをいただくこともあります。一生懸命にサービスしたのにお客様から不満の声が返ってきて
そんな風に悩んでしまうことがありますよね。
もちろん、私にもそうした経験はあります。
でも、私はそんなときこそ
と自分に言い聞かせていました。
クレームをいただいたときこそ、成長できるチャンスだと私は思います。
クレームとは、言い換えるなら「顧客ニーズ」。クレームに向き合えば、お客様を満足させるために自分に何が足りなかったのか気付くことができるんです。
例えば、お客様のアンケートに「もっとイチャイチャしたかった」と書かれていたら、次回接客するときにはもう少しイチャイチャする時間を増やしてみようかなという風に工夫をしてみるとか。
そうすればお客様にから喜ばれますし、風俗嬢としてのレベルアップもできるのではないでしょうか。
初出勤が不安なときのネガポジ変換ワード
今だからこそ
風俗に飛び込んだばかりの初心者には、いろいろな不安や悩みがあることでしょう。
そんな迷いを吹っ切るパワーワードがこれ。
風俗嬢ができるのは「今だからこそ」
風俗嬢は長く続けられるものではない。今しかできないからこそ面白い――風俗のお仕事を、そんな風にポジティブに考えてみてはいかがでしょうか。
それは、今が面白ければいいという話ではありません。むしろ「今」だけにひたすら没頭するということです。
こうした考え方を、禅の思想では「而今(にこん)」というそうですね(これもある店長さんから教わりました)。
風俗業界に飛び込むきっかけは人それぞれですが、入ったからには
「今だからこそできることがある」
「こんなときだからこそ得られるものがある」
そう思って打ち込めば、どんなピンチにも必ず発見やチャンスが見出せるはず。
「今だからこそ」。私がとても大事にしているパワーワードです。
失敗しても大丈夫
風俗業界に入りたての新人時代には、覚えることがたくさんありますよね。
接客の流れや実技、お部屋のセット&後片付けのやり方……etc.
教えられた内容を一生懸命メモしていても
と頭がパニック状態になってしまうこともあるでしょう。
でも、心配しなくても大丈夫。
なぜかと言うと、出勤初日の新人を指名するお客様は常連さんが大半です。だから、最初から女の子に完ぺきさを求める人はほとんどいません。
たとえ何かをミスしたとしても、それで不機嫌になる常連客はいないでしょう。失敗しても、一生懸命に接客していることが伝わればちゃんと分かってもらえます。
常連客が求めるのは、新人ならではの「初々しさ」や、たどたどしくても頑張ろうとする「けなげな姿」です。これは大事なポイントなので、覚えておいてくださいね。
むしろ、失敗を気にしてテンションが落ちてしまい、その後の接客に支障が出ることの方がマイナスです。
小さな失敗は「反省するけど後悔しない」のも、風俗嬢としての処世術ですよ。
迷惑客に遭遇したときのネガポジ変換ワード
大切にしてくれるお客様のことだけ考える
最近、有名人がSNSなどに悪口や誹謗中傷を書き込まれることがよくありますね。
風俗嬢もこうした嫌がらせに巻き込まれがち。特に、人気のある女の子なら一度は経験する悩みだと思います。
こんなとき「SNSなんて見なければいい」「悪口なんて気にしなければいい」と言うのは簡単です。しかし、頭ではわかっているのに、ついつい気になって見てしまい、落ち込むこともあるでしょう(私にもそんな時期がありました)。
SNSで攻撃されると
とネガティブになってしまいがちですが、悪口を書き込んでいるのはじつはごく一握りの人に過ぎません。
そんな一部の人に貴重な時間を使うのって「もったいない」と思いませんか?
それよりも時間を費やすべきは、あなたのことをいつも大切にしてくださっているお客様のほうであるはず。
自分を傷つける人に悩む暇があったら、その時間を大切なお客様がもっと喜んでくださるように使うべきではないでしょうか。私はそう考えています。
そのためにはどんな工夫をしたらいいだろう?
――そんな風に考えた方が、お客様にとっても自分にとってもはるかに良い結果になるのではないでしょうか。
指名が取れないときのネガポジ変換ワード
焦らずじっくり、コツコツと
風俗で働いている女の子なら「指名を少しでも増やしたい」と思うことでしょう。
しかし、不思議なもので「絶対に指名を取ってやる!」と必死になってガツガツするほど、指名は遠のいていきます。
その反対に
とコツコツと接客するほうが、指名に結び付きやすいものです。
これってまるで、イソップ童話の『北風と太陽』ですよね。でも、実際にそういうことなんです
一日の指名本数で一喜一憂したり、ライバルに指名No.1の座を持っていかれて落ち込んでしまったり……そんな気持ちになるのはよくわかります。
でも、それよりもまず、お客様の立場になって考えてみることが大事!
結果を求めてガツガツ接客するよりも、目の前のお客様に満足していただけるように焦らずコツコツ、じっくりと接客する――
そのほうが、長い目で見れば「勝ち組」になれることでしょう。
120パーセント集中する!
私が現役風俗嬢だった頃にある店長さんから掛けられた言葉です。
これって、真実だなと思います。
上にも書いたことにも関係しますが、指名本数は「目の前のお客様にどれだけ集中できていたか」で決まるんです。
お客様に集中するとは、お客様を第一に考えることに他なりません。
プレイや会話はもちろんのこと
喉は乾いていらっしゃらないか
などなど。
と思うかもしれませんが、大丈夫。「お客様ファースト」をモットーにしていれば自然にできるようになるものです。
お客様というのは、とても敏感です(体じゃなく、心の話)。
風俗の個室では、お客様と一対一ですよね。接客中に別のことを考えていたら、お客様にすぐ見抜かれてしまうので、くれぐれも注意しましょうね。
将来が不安なときのネガポジ変換ワード
もしも神様が願いを一つ叶えてくれるなら……
風俗で働くモチベーションを維持するには、目標や目的を持つことが大切です。
でも、それは分かっていても、将来の自分なんかイメージできないという女の子は意外と多いもの。
だったら「もしも願いが一つだけ叶うなら」と想像してみてはいかがですか? それだけで前向きな気分になれるはず。
特に、自己肯定感が低い風俗嬢にこのワードはおすすめです。
そうした女の子は、将来のことをイメージするにしても、現在の自分を基準にして
なんて、ネガティブな気持ちになってしまいがち。
そんなとき「もしも神様が~」というフレーズを思い浮かべると、潜在的な夢や目標に気付きやすくなります。
そうすれば、本当になりたかった自分に一歩近づくことができますよ。
まとめ
以上、風俗風俗嬢が落ち込みそうなときに声に出して言いたい、元気になれるパワーワードをお届けしました。
ここでご紹介したのは全部、私自身がスタッフさんから教えていただいたり、本から学んだりした魔法の言葉ばかりです。
極力、説教臭くならないようにしてみたつもりですが……いかがだったでしょうか。
きっと心が軽くなると思うので、あなたも気分が落ち込んだらこのパワーワードをぜひ使ってみてくださいね!
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