風俗で働く女の子がお客様に自分を売り込む上で欠かせないのが「キャスト紹介文」。ホームページに載せるプロフィールです。
そう思っている女の子は多いようですが、実はプロフィールと自己紹介文は似ているようで異なるものです。
プロフィールはあなたの「基本情報」を伝えるもの。年齢や趣味、特技などの項目を簡潔にまとめています。
風俗では、このプロフィールが女の子の稼ぎを大きく左右します。
今回のコラムでは大切なプロフィールについて取り上げます。
プロフィールを自分で考えてみる大切さ
風俗店のホームページには、必ず在籍女性の「プロフィール」が記載されています。
一般的に、女の子のプロフィールは面接の際に申告した内容をもとに、お店のスタッフがホームページ用に考えてくれます。
つまり、あなたという「商品」を売り出すための宣伝用キャッチコピーですね。
プロフィールはスタッフ任せな女の子が多いと思いますが、今や風俗もパーソナルブランディング全盛の時代。SNSで自分なりのプロフィールを発信することは当たり前ですよね。
だから、お店ホームページのプロフィールもSNSの内容と矛盾しないように、なるべく自分で考えてみることをおすすめします。
お客様は結構プロフィールを入念に読み込んでいますからね。
スタッフ任せにしていると、いざというときに突っ込まれてボロが出ちゃった……なんてことにもなりかねません。
特に「アピールポイント」は大事!
アピールポイントは、女の子の自由記述欄です。
スタッフが気を利かせて書いてくれることも多いですが、できるだけ自分らしさが伝わる文章を自分で考えてスタッフに伝えた方がお客様に刺さりやすい内容になりますよ。
とは言え、具体的にプロフィールなんてどう書けばいいのかわからないと思うので、ポイントをお教えしますね。
プロフィールを上手に書くときのポイント
かけ合わせでオンリーワンを作る
プロフィールを書くには、まず自分の「強み」を知っておきましょう。
強みは一つだけよりも複数ある方が望ましいです。
自分の持つ複数の強みを組み合わせると独自の価値を作り出すことができ、他の風俗嬢とは一線を画したプロフィールになります。
差別化ポイントを見つける
自分だけの特性や強みを見つけたら、それによって生まれる独自の価値が差別化ポイントになります。
この差別化ポイントを明確にし、プロフィールに反映させることで、他の風俗嬢とは違う自分だけの魅力をアピールできます。
ライバルのプロフィールに学ぶ
ときには、ライバルのプロフィールを読んでみましょう。
ライバルのプロフィールを読むことで、自分がどのように差別化できるのか、またはどう改善すべきなのかのヒントを得ることができます。
売れっ子のプロフィールには、やはり稼ぐためのテクニックが詰まっているものです。たまには素直に学んでみるのもいいことですよ。
お客様に選ばれるプロフィールの書き方【実践編】
では、風俗でお客様に選ばれるプロフィールの書き方を項目別に見ていきましょう。
まず、プロフィールの中でもお客様が特によく見る「年齢」「スリーサイズ」「アピールポイント」の三項目について説明します。
年齢
年齢は、お店のジャンルでお客様にウケる年齢表記が変わってくるのがポイントです。
風俗にはお店のコンセプトによって、若めの女性がウケるお店、お姉さま系がウケるお店、熟女がウケるお店などさまざまあるからです。
風俗ではプロフィールに年齢を書く際に「サバを読む」ことが多いです。これはお客様にウケやすくするためですが、他に身バレを防ぐといった意味合いもあります。
ですから、プロフィールの年齢は自分の見た目とお店のコンセプトに合う年齢設定をスタッフに相談して、なるべく客受けの良い年齢に近い方にサバを読むようにしておきましょう。
大抵は実年齢マイナス3~5歳が基本ですが、人妻店などは実年齢よりも上に書くケースもあるようです。
また、あえて実年齢表記をウリにしているお店もあります。
スリーサイズ
スリーサイズを気にするお客様はたくさんいます。つまり、スリーサイズはそれほど集客を左右する大事なポイントなんです。
スリーサイズの中でも、特にお客様が注目するのはバストサイズ。お客様には巨乳好き、美乳好き、貧乳好きなどいろんなタイプがいます。お客様のほとんどは巨乳を好むので、実際のサイズよりも数センチ大きく記載するケースが多いようです。
このようにスリーサイズも年齢と同様によくサバを読まれますが、実際とあまりにもかけはなれた数字にすると「パネマジ」と言われてしまうので要注意!
スリーサイズはスタッフの方で決める場合が多いですが、可能なら一緒に相談して決めていくのがいいでしょう。
アピールポイント
上述したように、アピールポイントはなるべく自分らしさが伝わる文章を自分で考えることが望ましいです。
いまいちなアピールポイントでよくありがちなのは
誘いをお待ちしています
みたいなパターン。
無難なメッセージではありますが、あまりにもありきたりだとお客様が素通りしてしまい、集客に繋がりません。
アピールポイントを書くときは「責めてほしい場所」「好きなプレイのやりかた」「感じやすさ」などを織り交ぜて、オリジナリティを出すことが大切です。
例えば、こんなメッセージ。
初めまして、○○です。
エッチなことにすごく興味があり、色々な経験をしたいなと思っています。優しく責めてくれる方、少し強引に責めてくれる方どちらも興奮してしまいます。
特に背中や首が感じやすく、すぐに濡れてしまいます。一緒にエッチなことをしてくれる優しいお客様をお待ちしております。
このように
ポイント
・こんなプレイをして欲しい
といったメッセージを一緒に取り入れるとお客様に伝わりやすく、興味を持ってもらえます。
以上がプロフィールの三大項目です。その他の項目についても説明しておきましょう。
職業(昼職または前職)
お仕事の話は昼の顔と夜の顔のギャップを手軽に演出できる要素です。
特に、本業が「看護師」や「保育士」などいかにも女性っぽいイメージのお仕事だと人気になりやすい傾向があります。
実際にその職種に就いた経験がなくても構いませんが、たまに専門的なことを突っ込んで聞いてくるお客様もいるので受け答えに困らない職業に設定しておくのがベターでしょう。
例えば「学生」とか「アパレルショップ店員」などは使いやすいと思います。
性格
性格はお店のコンセプトを意識して変えるようにしましょう。
お店の客層にマッチしない性格をプロフィールに載せていたら、お客様に選んでもらえません。
つまり、キャラ設定が大事ということです。
一般的に、お客様から好まれやすい「清楚」「癒し系」といった女性らしいタイプを設定しておけば問題ないでしょう。
また、お客様は天然っぽい好む傾向もあるので
フワフワしているとよく言われます
などのコメントも◎。
恥ずかしがり屋で人見知りしてしまうので、リードしてください
といった内容も好感度がアップしやすいです。
逆に「サバサバしていると言われます」などと書いてしまうと、好感度が下がってしまうことも。
ちなみに、キャラ設定をするときはくれぐれも無理をしないように。自分の本性とあまりにかけはなれたキャラを演じると、ボロが出てしまうので注意してくださいね。
趣味
趣味は、プロフィールを書くとき意外に難しい項目です。
なぜなら「映画鑑賞」「読書」などのありきたりな書き方では読み流されてしまいます。
かと言って、あまり一般的ではない趣味だと逆に引かれてしまう可能性も……。
やはり、趣味について記入するときも女性らしさを意識して、少し盛るぐらいがベターでしょう。
例えば、こんな感じです。
食べることが好きなので、時間があればよくカフェ巡りをしています
飼っている猫と遊ぶのが好き。猫好きのお兄さんと盛り上がりたいな
アニメ鑑賞が大好きです。お兄さんのオススメ作品教えてくださいね
このように具体的に書くと目に留めてもらいやすく、気の合うお客様が来てくれる可能性も高まります。
性感帯
性感帯を書くときには注意が必要です。
なぜなら、お客様の中には事前にプロフィールを熟読して「性感帯」を集中攻撃してくる方もたくさんいます。
いくら感じやすいからって(いえ、むしろ感じやすいからこそ?)そこばかり責められたら痛くなって大変ですよね。
だから、プロフィールに性感帯を書くときは、お客様の攻めを自分が苦手ではない部位に誘導することを考えた方がベターです。
体に比較的負担が少ない耳や背中などを性感帯として挙げておくと、お客様の攻めを負担のない部位に誘導していくことができます。
あまり特定の部位を責められたくないという人は「探してください♪」など無難なことを書いておくのもいいでしょう。
得意プレイ
得意プレイは、本当にお客様にやってあげたい技があれば正直に書いても構いません。
ただし! それが体力を大幅に消耗するようなプレイならちょっと考えものです。
なぜなら、プロフィールを見て「フェラが得意と書いてあったから、今日はずっとお願いしようかな」なんて言ってくるお客様もいるからです。
そのような事態を避けるためにも、なるべく簡単で負担が少ないプレイを書いておくのがベター。
例えば「手コキ」「乳首舐め」などは無難なところでしょう。
新人さんなら
初めてのことばかりなので、これからいろいろ練習します♪
なんて書いておくのもありかと思います。
エッチの好き・嫌い
最後に「エッチの好き・嫌い」の項目です。
風俗嬢としては、この項目には「好き」と書くのが正解。
なぜなら、お客様は「風俗嬢=エッチが好き」という妄想を抱いているからです……。
風俗店はエッチなことをする場所なので、「嫌い」と答えてしまうとお客様に悪い印象を与えます。
もちろん、風俗で働くのはお金が目的で、本音を言えばエッチはそんなに好きじゃないという女の子もいることでしょう。
しかし、風俗でお金を稼げるのもそれが「お仕事」だから。お客様の要求に応えてあげるのもお仕事のうちなんです。
だから、プロフィールには嫌でも「エッチは好きです!」と書かなければいけません。
単に「好き」と書く以外に、下記のようにひと言加えておくとさらに効果的です。
気持ちいいのが大好き!
一緒にエッチな時間を過ごしたいな
よくエッチな妄想をしています
とっても感じやすい体質です
……など、男性の目を引くキャッチーな言葉を並べてみるのもいいでしょう。
プロフィールは何よりのお客様にウケることが大切です。これもお金のためと割り切って書いておきましょうね。
まとめ
今回は、風俗嬢にとって集客を左右する生命線である「プロフィールの書き方」についてお送りしました。
風俗のプロフィールは、お客様に興味を持っていただくことが第一。
さらに、お店のコンセプトに沿った内容にするためには少しウソも交えて書いていく必要があります。
とは言え、度を過ぎるのはもちろん禁物。
ある程度は真実を書きながら、やりすぎないウソを交えてバランスの取れた内容にするのがいいでしょう。
このコラムを参考にして、あなたもお客様にウケるプロフィールを作ってくださいね。