風俗店のスタッフとして働いていれば、キャストからの相談事の数は計りしれません。
色々な事情で働いているとはいえ、風俗は普通の仕事と比べたら特殊なお仕事です。
悩みの1つくらい、誰だってあって当然です。
今回はそんな星の数ほどある風俗キャストの相談事から、印象に残った相談をお話したいと思います。
もしかしたら、同じ悩みを抱えている女性もいるかもしれませんので、少しでも参考になれば幸いです。
事例その1.お金を貸してほしい
お金を貸してほしいという相談は、風俗店に勤めるキャストからよく聞く相談の一つです。
バンス制度(給料前借り)があると謳っている風俗店は多いですが、実際のところお金をちゃんと貸してくれる風俗店はほとんどありません。
ただ、数万円ぐらいの入り用であれば、出勤日数を数日増やせば解決することがほとんどです。
なので、友人や親族からお金を借りている場合は、なんとか頼みこんで返済期間を少し伸ばしてもらい、仕事を頑張って完済できたケースがほとんどでした。
しかし、それでも返済に追われている場合や金額が数万円程度で収まらない場合もあります。
他の風俗店がどうしているかは分かりませんが、私がキャストにお金を貸す場合、お店のお金ではなく自分のお金を貸します。ただ、お金を貸す基準は「日頃の勤務態度や成績、人間性」を考慮した上で判断します。ビジネスライクで申し訳ないのですが、僕達は金融業者と違って精巧な審査をすることが出来ませんので、お金を貸せると判断できる材料が先ほど申し上げたような項目しかありません。
期限は特に設けませんが、しっかりお金を返してくれれば僕はそれで十分です。
日頃ちゃんと頑張ってくれている女性には、しっかり協力致します。
恐らく、僕と同じような考えの店長さんが多いと思いますので、日頃からしっかり頑張って努力していれば、きっと手を差し伸べてくれるお店があると思いますよ!
事例その2.店舗スタッフから求愛されて困っている
この相談も、風俗業界でよくある相談事のひとつですね。
(逆も然りで、店舗スタッフからキャストに迫られていると相談を受けることもあります)
風俗業界はどうしても男女の関係性が強い仕事になりますので、これからも永遠に無くなることのない相談だと思っていますし、実際にキャストと風俗店スタッフが交際、結婚した人達もたくさん見てきました。(お互いにちゃんと気持ちがあって交際しているのであれば、止めても無駄なのでどうすることも出来ません・・)
しかし、今回のパターンは求愛されて困っているので見過ごすわけにはいきません。もしそれが原因でキャストがお店を退店した場合、大小関係なく損害になります。そしてキャストの悩みに気が付けなかった店舗スタッフの責任でもあります。
同じ職場の仲間の過ちを正すのも僕達の務めです!
もし、求愛が酷くて困っているようであれば、かならずお店の店長など信頼できるスタッフに相談してください。適当にあしらってくるようなお店であれば退店して問題ありません、思い切って新しいお店探しをしましょう。
真摯に受け止めてくれる風俗店であれば、迷惑行為をしたスタッフには減給、降格、異動などの処罰があると思います。
相談したことによりお店に迷惑をかけてしまったと思ってしまう女性が多いですが、
本来信頼されるはずのお店によって、働く女性に迷惑がかかってしまう事が一番の問題です。遠慮なく相談してみてくださいね。
事例その3.友達との収入格差があって辛い
この相談は、友達同士で入店したキャスト達によくある悩みです。
友達と一緒に入店することにより解消される不安もたくさんありますが、普通のバイトと違って風俗のお仕事は完全出来高制です。一緒に同じ時間働いても、接客するお客様の人数でどうしても収入の差は発生してしまいますし、その他にも本指名してくれるお客様の数が違ったり、お店からの扱いが違ったりと色々な差が発生してしまう事もあります。入店した頃は仲良しだったキャストが、数か月後には険悪な関係になっている事もよくあります。
ひどくなると、友達同士でお互いを潰しあう最悪の結末を迎えます。
解決策としては、お互い仕事と割り切って一緒に働くか、入店だけ一緒にしてお仕事に慣れてきたら別のお店を探すなどしたほうが良いかもしれません。
かならずしも一緒に入店したお店が貴女のカラーに合う訳ではありません。
友達との関係性も大事ですが、今いちど「何のために働いているのか?」もよく考えておきましょうね!ちゃんと話せば友達同士ならきっと理解してもらえるはずです・・!
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事例その4.お客様をNGにしたい
風俗店には色々なお客様が来ますので、どうしてもプレイに難があったり、ルールを守ってくれないお客様が居たり、生理的に受け付けないお客様もいると思います。
ほとんどの風俗店では、このように諸々の理由で今後の接客が困難なお客様が居た場合、NGにすることが出来ます。しかし、入店したてでNGにする基準がよく分からなかったり、長期間「本指名」をしてくれているお客様をNGにしたいなど・・中々お店に言いづらい時もありますよね?
相談しても、例えばこんなことを言われてしまうケースもあると聞きます。
・「本番強要」くらいで、いちいち言わないで!
・本指名なんだから我慢して!他に本指名のお客様いるの?!
・あんまりNGばっかり出していると、お客様つけられないよ? など
まぁなんとも心無い言葉ばかりですね・・こんな事言われてしまったら悩んでしまうのは当然です。
解決策はいくつかありますが、まずは「トラブルになるようなプレイをしていないか」を改めて確認してみましょう。もしかしたらちょっと改善しただけで、なんなく悩みを解決できる場合もあります。
「私、よく本番強要をされてしまうのですが、なにかプレイで間違いがあるのでしょうか?」など、改めてプレイの段取りや所作を確認するような質問であれば、仕事に積極的な印象を持ってくれる人がほとんどだと思いますので、しっかり対応してもらえると思います。
それでも解決しないレベルのお客様の場合は、時間を作ってしっかりお店の人に相談しましょう。
「仕事の事で相談があるのですが、お時間よろしいでしょうか?」など、深刻な様子で話せば、受け取る側も「何かあったのかな?」と心配してくれます。
ちょっとした時間や、何気ない会話の中だと先ほどあげたような適当な返事を貰ってしまう可能性が高いかもしれません。
お店側も女性の退店が増える事は好ましくないので、しっかり前置きを作れば親身に相談にのってくれると思います。
シンデレラFCグループには、言いづらいことを気軽に話せるような女性スタッフも常駐していますし、店長などの役職者含む従業員は、厳しい基準をクリアして採用されている優秀な人達ばかりです。
それでも面と向かって言いづらい場合は、提携している外部のお悩み相談センターにメール・LINEで相談することも可能です!
番外編
さて、ここまでは深刻な内容でお届けいたしましたが、一風変わった相談もいくつか掲載しておきますね!
・エッチが出来なくて辛い(ヘルス店勤務・30代女性)
・お客様があんまり変態じゃなくて楽しくない(SM店勤務・20代女性)
・自分の性欲が暴走しすぎてお客様にひかれた(人妻ヘルス店勤務・人妻女性)
・お客様からお小遣いといって大金をもらってしまった(イメクラ店勤務・学生)
・お金を貰わないとエッチが出来なくなった(ソープ勤務・10代女性)
・赤ちゃんプレイに付き合っていたら「大」を漏らされてしまった(巨乳店勤務・20代)など
・・これだけ見ると、クスっとしてしまう内容もあるかもしれませんが、立派な悩みです。恥ずかしいかもしれませんが、他になかなか相談できる人がいない業界です。
むしろ、このようなプレイに関する質問は風俗店で働いているスタッフだからこそ真面目に回答できると思いますよ!
風俗や、エッチな事が好きで働いている人がほとんどの業界ですからね!